(3日目はこちら)
ホテルケーニヒスクローネ神戸の本当のすごさは、その朝食にあります。
朝食ビュッフェ、なんとケーニヒスクローネが本気で作るデニッシュ&ケーキが食べ放題なのです!
朝からケーキ食べられるなんて、なんて幸せなんだろう!
しかも名店ケーニヒスクローネがきちんと作ったパティスリー&ホテルメイド!
どれだけこれに憧れたことか!
それがついに現実になる、と、もうワクワクドキドキでしたよ。
朝7時少し過ぎ、1Fに降りると、そこにはパラダイスが!
パンコーナー!
パンはどれも一口サイズで、いろんな種類が楽しめるようになっています。
そしてサラダ&ヨーグルト&ケーキコーナー!
ヴェリーヌ仕立てのものを含めて10種類以上あるケーキ!どれも手抜きなしの本格仕様です。
そして、目の前で調理されるソーセージとオムレツ!
ドリンクも、ここでしか飲めない特製紅茶まで!
今日もケーキ食べるから、少しセーブしよう・・・と思っていたのですが、気がついたらトレイの上はこんなことに。
そしてなぜかおかわりまで!
パンは全部出来たてでサックサク、ケーキも美味しい。けど一番感激したのは、ローストビーフとターキーの乗ったミモザサラダ。
これだけでもコジャレたカフェならサラダランチと称して600〜700円は取るね。
すごく美味しかった。
そして、フルーツ好きにはたまらん、いちごの食べ放題まで。
もう、本当に夢をみてるんじゃないか、というほど、感動しまくってました。
ツイッターで「いまさん」と対話したのですが、そこに書いたのは、このホテルケーニヒスクローネ神戸、「アマイタマシイ」の柴田羽衣ちゃんの「甘党」が政界進出して、「スイーツの街」を作ったとしたら、ホテルはこんな風になるんじゃないかな・・・と想像してしまいましたね。
まさにアマタマ者の聖地。
予想以上に素晴らしいホテルでした。
もしこのダイアリーを読んでホテルケーニヒスクローネ神戸に泊まりたい!と思われた同士の方は、こちらから予約可能ですよ。
国内旅行予約はるるぶトラベル
前にも書いたように、朝食付きセミダブルルームが12960円。
ビジネスホテルにちょっとプラスするだけで、こんな夢の様な体験ができるのだから、一度試してみる価値、絶対あります。
アマタマ者の方に強くおすすめします!!
このホテルケーニヒスクローネ神戸、もう一ついいのは、チェックアウトが遅いこと。
なんとチェックアウト11:30!
なので、10時少し前に一旦外に出て、ケーキを買いに行くことに。
目指したのは北野「ラヴニュー」。
このラヴニューのシェフは、グランドハイアット東京出身。
あの名作ケーキ「モード」の考案者です。
もちろん、モード、このお店でも買えます。
こちらはテイクアウトのみなので、ケーキを買ってホテルに戻って、部屋でいただきました。
こちらがその「モード」。
この独創的なフォルム、一目見たら決して忘れられないですよね。
味も、チョコレートとナッツ、アプリコットのハーモニー。
強く印象に残る傑作ケーキです。
今はラヴニューでしか食べられないんじゃないかな。神戸に行ったら絶対におさえておきたいケーキです。
ラヴニューのケーキ、次に「ミラボー」を。
こちらもアプリコットを使ったケーキなのですが、モードとは全く違う表情に。
それというのも、マンダリンオレンジを使っていて、チョコもホワイトチョコと、軽めの仕上がりになっているので、モードがアプリコットの甘さを中心にした味わいとすれば、ミラボーは酸味が強調された味わい。両方食べ比べてみるととても楽しいです。
そしてここでも買いましたミルフィーユ。
ここの折りは通常折りみたいですね。
このパイは、独特の味わいがあって、よく焼かれていてまるでコーンフレークのような香りがするんです。
実際コーンフレーク混ぜてあるのかな?それはわかりませんが、ケロッグのコーンフレークの香ばしさお分かりになるかと思いますが、その香ばしさに非常に近い香ばしさがある。
カスタードクリームも濃厚で、今回のケーキツアーでいっぱい食べたミルフィーユの中で一番好きなのはここのかもしれない。
屈指の名作ミルフィーユです。
さらに、スタイリッシュな「セギュール」を。
タトゥーのような模様が美しいです。
断面。
塩キャラメルとチョコレートの組み合わせはドゥブルベボレロの「ビルバオ」でも食べましたが、ビルバオがかなりパンチの効いた塩気の強い味わいなのに対して、こちらのセギュールは全体的にさわやかな味わい。ちょっとオレンジフラワーのような柑橘系の香りを感じたんだけど、入ってるのかなあ?わかりませんが、塩気もそれほど強くない、どちらかというとバランス重視のケーキになっている印象です。これはこれでとても美味しい。
・・・で、神戸のパティスリーはまだまだいっぱいリストアップしてあったのですが、いかんせん朝食を食べ過ぎたおかげで、ラヴニューのケーキ4つでお腹が大変なことに。
これはもう厳しいねーということで、神戸のケーキは諦めてホテルをチェックアウト。
帰りに、記念に熊クッションを購入。
熊クッション、実は部屋に置いてあった通常サイズの他にミニサイズのも販売されていて、自分はそっちのミニサイズを購入。
可愛いでしょ!
夢の様な時間を過ごすことができた記念です。
神戸三宮を出発して、再び梅田へ。
そこから、谷町線天満橋駅へ。
次に向かったのは「アシッドラシーヌ」です。
アシッドラシーヌもイートインできないので、近くの公園で紙皿敷いて食べることに。
まずはまたもやの「ミルフォイユ」から。
パイ生地は今回食べた数多くのミルフィーユの中で一番薄いと思う。
かなりがっちり焼かれていて、まるでクッキーのような固さ。
これは独特ですねー。
中のカスタードクリームはラム酒が効いた大人の味わい。
全体的に独創性の高いミルフォイユだと思います。なかなかこういうのはない。
次に、フォレノワールを。
断面。
このフォレノワール、チョコの部分がカカオスポンジのみなのが、ちょっと不満はある。
けど、チェリーの酸味はしっかりしているし、キルシュも効いていて、その点は好感触。
アシッドラシーヌのケーキは、どちらかというとお酒をしっかり効かせた、大人の味わい、お酒に合いそうなケーキが多い印象ですね。
それからサントノレキャラメルバナーヌを。
このサントノレは、シュー生地、パイ生地としっかり焼かれていて、正統派の美味しさ。なので、中に絞ったキャラメルクリームと、バナナのトロピカルな味わいが生きてくる。力強い、堂々としたサントノーレのヴァリエーションだと思います。
さて、次は、天王寺に行って大阪マリオット都ホテルへ行こう・・・
・・・と思ったのですが、胃袋が急に痛みだして。
胃袋というか、両脇腹がすごく痛くなってきて。
こ、こ、これは限界かも・・・
自分の信条として、ケーキは絶対に美味しく食べられないといけないと思っていて、
無理して食べても楽しめないんじゃな意味が無い。
なので、これは自分の身体からのドクターストップなんだろう、ということで、都ホテルは今回は諦めることに。
谷町線→御堂筋線で新大阪に着きました。
そして、直近の新幹線の座席をとって、帰ることに。
ということで、14時発、16時半着の新幹線に乗って帰ってきました。
以上で、今回のアマタマ京阪神ケーキツアー、終了です。
回ったケーキ屋さんは全部で10軒。食べたケーキは39個。
ほんとはもっともっと食べたい店いっぱいあるし、ひとつの店でも食べたいケーキはたくさんあった。
けど、これが自分の限界ですねー。
身体がもうケーキ食えん、って言ってましたもの。
うーん、まあ、自分はこの程度です。
関西風に言えば、「今回はこのぐらいにしといたるわ」という。
でも、やっぱり旅行はいいですね。
またこんな旅行、してみたいなー。
・・・でも、予算的にも、スケジュール的にも、なかなか難しいのかもなー・・・
それと年齢的にも、だんだん無理できなくなってくるだろうし。
それと、今回はタブレットとiPhoneを持って旅したのですが、
旅行がこの上なく捗りますね。
観光ガイドを何冊も持つより、タブレットに地図をインストールしてそれを持ちながらテクテク歩いて、道に迷いそうになったらiPhoneで現在位置を確認して。
これで方向音痴が初めての場所でもほぼ迷わずに歩くことができました。
それと、ケーキの写真をいっぱいツイッターやインスタグラムにアップして、その反応をリアルタイムで体感することもできたし。
これまでのどの旅よりも、心強く、楽しく、スムーズに旅することができました。
自分はタブレットがwifi専用なのでiPhoneと併用しましたが、iPadの回線つきがあれば、それ1枚で済むかも。
なんにせよ、文明の利器、利用しない手はないですね。とても助かりました。
以上、今回の旅行記は終了です。
長文お付き合いくださって感謝です!!!!