「ラーメン大好き小泉さん」が好きなのですが、小泉さんの行動力には頭がさがる。
気がついたら名古屋!ですよ!
すばらしい!
自分も京都行きたいってずーっと思ってるのですが、いろんなしがらみ考えるとなかなか行動起こせない。
でも、今日は気がついたら代官山にいました。
というのも、最初は「都内にあるメキシコ雑貨の店」を検索していて、代官山にその名も「フリーダ」というお店があることを知り、代官山行ってないなーと思ってたら最近できたイタリアンバールでソルレヴァンテの佐藤雅之シェフが手がけたドルチェが食べられるらしいと聞いて。
行きたい!行く!行ってきました。
でも、代官山といえば忘れてはいけないイルプルー。
まずそっちを先に行くことに。
イルプルー、何度も行ってますが、行くたんびにどうもなんかもやっとするんですよね。
なんでなんだろ。その原因を探りたいというのもひとつありました。
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ、今回はケーキ4つオーダー。
まずは、苺のショートケーキから。
もう見ただけでイルプルーとわかるこのフォルム。
可愛い!
・・・なんだけど、味の方は、うーん・・・
あの、このショートケーキ、スポンジにたっぷりのシロップをうってあって、ジューシーなんだけど、シロップが多すぎて生地がベチャベチャのボロッとした食感になってるんですよね。
ちょっとやり過ぎ感がある。
正直ちょっと苦手かも。
気を取り直して次、バレ・ドージュを。
これはカルヴァドスとシードルという、りんごのお酒をたっぷり使ったケーキ。
このケーキは美味しいですね。カルヴァドスとシードルの独特の渋みがしっかり伝わってきて、大人味ですが自分は好み。お酒使いは上手なんですよね。
気を良くしたところで、シブーストゥ・ピスターシュを。
切ってみると・・・
中にあんずがゴロゴロ入ってる!
表面のキャラメリゼはパリっとして美味しい。
だけど、全体としては、もうひとつ食い込みが足りないような。
せっかくいっぱい入ってるあんずが、酸味も甘みも弱くて、存在感を発揮できていないのです。ピスタチオもちょっと弱い。
まずくはないけど、もっと美味しくできるはず。と思いましたね。
最後、パン・デピス・フーレを。
これはすごくすごく美味しい!
パン・デピスの生地はもそもそっとした食感なんだけど、この場合はこれで正解。このもそもそっとした、スパイスの効いた生地の味わいに、全体に塗られたいちじくジャムのねっとりとした濃厚な味わいが加わって、非常に美味です。
でもこれも賛否両論ありそうなケーキではある。
・・・ということで、イルプルーのケーキ、今回の4つは2勝2敗。
いつもそんな感じなんですよねここって。
やっぱり今回も少しもやっとした気持ちが残りました。
次回は絶品との噂のクロック・ムッシュを試してみたいと思います。
あ、帰りにもらったおまけのオレンジパウンドがすごく美味しかった。
でも、個人的にはこういうの、嬉しいけど、なんかこれももやっとする。
サービスの方向性がちょっと違うんじゃないの?と思うんですよねー。
イルプルーを後にして、駅前まで戻ってきました。
訪れたのは代官山「tenoha」という商業施設。
ここに入っているバールが「ボンドルフィ・ボンカフェ」です。
店内にはたくさんのイタリアンドルチェが。
どれもかなり大きさが大きい。
それ以外にもイタリアンドルチェ独特のプチサイズのドルチェもありました。
その中で、今回はベーシックなドルチェを2つ。それとカプチーノを。
まずはズッパイングレーゼ。
梨地の器に入ったズッパイングレーゼ、これはシロップでべしゃべしゃになっているはずなのでスプーンですくって食べます。
このズッパイングレーゼ、かなりチョコレートの味が濃いですね。
上にチェリーも載ってるし、フォレノワール的なズッパイングレーゼです。
かなり甘いですが、無糖のカプチーノと一緒に食べるととてもマッチして美味しい。
そしてモンテビアンコを。
このモンテビアンコ、ソルレヴァンテ時代のものをアレンジしたようなフォルムですね。
断面。
このモンテビアンコも、甘さがかなり強い。
マロンペーストが喉に来るほど甘いです。
これも、やっぱりコーヒーと一緒に食べることを前提としているからなのかな。
カプチーノは、さすがこだわりを持っているだけあってとても美味しかったです。
ということで、ちょー久しぶりの代官山、ケーキたっぷり堪能しました。
あとは最初に書いたメキシコ雑貨の店「フリーダ」も行ったし、青山から移転した「ミッドセンチュリーモダン」も行ったし、亡くなった店、残ってた店、いろいろ懐かしく感慨にふけりながら散策しました。
今度は、気がついたらどこ行こうかなー