今月は特にデパ地下の催事が大変なことになっている。
できるだけ行くようにはしているんだけど、とてもじゃないけど追いつかない。
こういうの全部チェックしている人とかって、すごいよなー。尊敬する。
今週は銀座三越と新宿伊勢丹と、どっちの催事にしようかかなり迷ったんだけど、銀座三越にしました。
出店しているのは玉川学園前のパクタージュ。
楽しみです!
今回のパクタージュの催事、銀座三越は催事場のショーケースあまり大きくないんだけど、かなり生ケーキの種類揃ってた。
プログレルージュも売ってたよ―。
それらの中から、自分がまだ食べてないケーキを中心にケーキ5個セレクト。
店員さんにオーダーしてから、ショーケースの上に真っ赤なタルトを発見。
こ、これは・・・「カフェ・スイーツ」に載ってたタルトプラリネルージュじゃないですかー!!
これも追加で買います買います。
ということで、生ケーキ5個とタルトプラリネルージュをご購入です!
最初に、「ノエルマロン」から。
このケーキについては少し説明が必要で、「ノエル」と名前がついているのは、これは銀座三越で今年のクリスマスに販売するパクタージュのクリスマスケーキのミニチュア版なのです。
だから、こんな絢爛豪華なんですね。ちょっぴり早いメリクリなのです。
断面。
栗のムースにアプリコットジュレとはちみつクリーム。
これは、栗の味わいがけっこう繊細。
それに対してアプリコットジュレが酸味がちょっと強いかな―という印象。
栗の繊細さが負けちゃってるんですよね、バランス的に。
ちょっと惜しいかな―という感想です。
次に、パクタージュでは初めましてのモンブラン。
見かけは正統派のモンブラン。
断面。
このモンブランは美味しいです!
和栗の繊細さが、このシンプルな構成で生きている。
台の焼きメレンゲは、ナッツが入っていて、ゴリッとした強い食感。
やっぱりモンブランはこの王道パターンが最高ですねー。
ル・リュテティアという、とても言いにくい名前のケーキ。
これは食べてビックリ!
ケーキ全体が、くるみのかたまりみたいな、渋い渋い味わいのケーキ。
すごく美味しいです!くるみをこれだけ感じさせるのはなかなかない。
なんたって、食べてたらくるみの殻が出てくるぐらいだから。
やっぱりパクタージュはこうした力強いケーキが美味しいですねー。
次は、本日限定と書かれたガトー・アレクサンドラを。
これも美味しいわ。美味しい。
クラシカルな濃厚チョコケーキ。
このダイアリーを読んでいただければわかるように、先日納得の行かないザッハトルテを食べた欲求不満が解消されましたよ。溜飲を下げた。
じゅわっと甘いチョコスポンジに、ザッハトルテのチョコがけとは違うのですが、厚めにかけたチョコのフォンダンがあまあまで、とっても美味しい。
こんな美味しいチョコケーキだったら、諸手を上げて歓迎しますよもちろん。
カジノ。古典菓子。
真っ赤なぐるぐるうずまきがカジノの特徴。
切ってみます。
このカジノは、とっても酸っぱい!赤い果実の酸味がパキパキっと効いていて、目が覚める思い。
お酒も効いていて、これ見かけもそうだけど、食べると元気になれるケーキ。
パクタージュらしい、濃ゆくて美味しいカジノでした。
そして最後にタルトプラリネルージュを。
真っ赤っ赤です!
大きさはそんなに大きくない。
厚みもかなり薄め。
プラリネルージュは甘くて美味しいけど、それほど主張はしてこない。
どちらかというと、タルトに流し込まれたクリームのアーモンドの香ばしさがいちばん強く感じる。
さっくさくで、食感もすごくいい。
カフェ・スイーツにはこのタルトプラリネルージュは地方の伝統菓子を斎藤シェフがアレンジしたと書いてありましたが、なるほど伝統あるお菓子の味がしました。素朴だけど美味しい。
ということで、パクタージュのケーキ、いっぱい食べました。
どれも美味しかった!
モンブランもよかったけど、一等賞はル・リュテティア。これだけくるみの渋みを感じさせるケーキ、強烈な印象が残ったし、また食べてみたいと思いました。