ツイッターでおざさとさん(id:ozasato)とケーキ話をしていて、美味しいモンブランという話でおざさとさんが
モンブランはいまだ殿堂入りしている物はないんだけど印象に残ったモンブランはエーグルドゥース、ヴォワザン、シャンドワゾー、ラブリコチエ。次点はラ・プレシューズ、アンプリル、銀座みゆき館あたりかな。
アンプリル、ア・ポワン直伝のピュイダムールが美味しいというのは聞いていたけど、モンブランも美味しいとなればこれはもう行くしかないよね。
ということで行ってきました。
しかし!北綾瀬遠いよ!ほんと遠いよ!
綾瀬駅から0番線へ乗り換えって、0番線ってなんだよー!
ほんとわけわからん。
でも、北綾瀬駅、なんとかかんとか到着。
そして、ここからお店までがまた遠くて、歩いて10分位ある。
ようやくアンプリル到着しました。
ケーキのショーケース見ると、ア・ポワンの名物ケーキ、ムラング・カフェやピュイダムール、メロンのショートケーキなどが並んでいて、なんだか懐かしい思いが。
それと一緒にライオンの顔をかたどった可愛いケーキなんかもあって、土地に合わせたケーキもたくさん置いてありました。
とりあえずピュイダムールとモンブランは買うこと決定で、それ以外にどうするかかなり悩みましたが、なんとかトータル5個をチョイス。
そこから帰りもたっぷり1時間以上かけて帰ってきました。
最初に食べたのが、「ノア」というケーキ。
2種類のバニラクリームとくるみのケーキだそうですが、このケーキすごく美味しい!
くるみがキャラメリゼしてあってカリカリしてるし、バニラのバタークリームが味わい深い。
これは名店の予感ですよー
次に、ピュイ・ダ・ムールを。
いやー、ピュイダムール久しぶり。すごく楽しみー。
断面。
さてさて、ピュイ・ダ・ムール、食べてみましたが・・・。
美味しいです。表面のキャラメリゼがパリンとしているし、中にはカスタードがたっぷり。
ア・ポワンのピュイダムールはもうちょっと小ぶりでカスタードがもうちょっと濃厚だったように記憶しているけど、思い出補正がかかってるからなあ。
「ア・ポワンのピュイダムールそのまんま!」という感想ではなかったのですが、とても美味しいピュイダムールだと思います。
延々北綾瀬まで行って大変だったけど、報われた思いです。
赤すぐりとレモンのタルト。
これはもう、見た瞬間から自分絶対これ好き!と思って買いました。
こんもりメレンゲの山。
断面。
赤すぐりは粒のままメレンゲに入ってる。
レモンのクリームは予想通りキリッと酸っぱくて、その酸味をやわらげるあまあま、ふわふわのメレンゲが最高に美味しい。
このメレンゲ使いは、それこそア・ポワンを思い出しますね。ピュイ・ダ・ムールよりこっちのほうがア・ポワンっぽい。
最高のメレンゲケーキです!
ちなみに、ア・ポワンのレモンと赤すぐりのタルトはこんな感じでした。
綾瀬モンブラン。和栗のモンブランです。
断面。
!これは!
焼きメレンゲが、まさに、まさにあのア・ポワンの焼きメレンゲそのまんま。
あのサクッとした食感と、綿あめのようなコクのある甘さ。オレンジがかった焼き色までそっくり。
いやー懐かしい。これですよ。
ただ、焼きメレンゲが最高に美味しいんだけど、生クリームがちょっとゆるい。かな。
あと、生クリームが無糖なのはいいのですが、マロンクリームもほぼ無糖に近い、甘みの少ないもので、そこがちょっと不満。
やっぱりモンブランは甘いマロンクリーム、甘くない生クリーム、甘々の焼きメレンゲという組み合わせが最もバランスがいいと思うので、もうちょっと砂糖が欲しいとは思いました。
でも、この焼きメレンゲに出会えただけでも、とても嬉しい。
最後、ジュピター。
断面。
これはちょっと珍しい組み合わせで、ピスタチオのメレンゲにバナナクリームという。
最初食べた瞬間は、あれ?というちょっと不思議な味なのですが、食べていくとだんだん慣れて、美味しく感じてくるようになる。
とても面白いケーキ。
ということで、アンプリルのケーキ5つ食べましたが、ピュイ・ダ・ムール美味しかった!けど、それ以上にメレンゲの使い方にア・ポワンの強い影響を感じました。ムラング・カフェも買っておけばよかったかなー。
北綾瀬はほんと遠くてどうしようという感じですが、一度行ってみてください。多くの人にとっては西八王子よりは近いはずですし。