青山にあるイタリアンドルチェとカフェのお店、ソルレヴァンテ。
紀ノ国屋の裏という悪い立地ですが、美味しいケーキ屋さんがあるようで実はほとんどない青山周辺で気を吐いていたお店です。
特にカフェで食べるパフェがとてもゴージャスで美味しくて。
そのソルレヴァンテ、諸般の事情により、この3月15日で今の場所をクローズしてしまうんだとか。
たねやはオクシタニアルも神谷町から水天宮に移動させたし、場所移転させるの好きですねー。
事情はよくわかりませんが、いつどこにオープンするのかわからないし、閉店前に行っておこうと思って、青山に行ってきました。
ソルレヴァンテ、お昼どきに行ったらかなり賑わっていました。
パフェも食べたかったのですが、ちょっとかなり混んでるみたいだったので、ケーキのテイクアウトにしました。
ソルレヴァンテのケーキ、まずは「メリンガ・コン・フルッタ」。
これはムラングシャンティですね。フルーツが可愛い。
焼きメレンゲはふわっ、さくっ、という軽い食感。
ソルレヴァンテは焼きメレンゲ美味しいんですよね。パフェにもよく載ってて、好きでした。
このメリンガ・コン・フルッタも、なのでとても美味しかったです。
モンテビアンコ。ソルレヴァンテの象徴のようなケーキ。
ソルレヴァンテには和栗の「モンテビアンコ・ジャポネーゼ」もとても美味しいのですが、こちらは洋栗のモンブラン。
断面図。
イタリア栗とフランス栗を合わせたマロンペーストはとても濃厚。お酒もきいてます。
そして、チョコレートの味がしたのですが、チョコ入ってるのかな?味的にも見かけもチョコっぽいんだけど。
とても濃いので、これはコーヒーと一緒に食べたら美味しいかも。さすがの素晴らしさでした。
トルタ・アウグーリ。
これ、造形がとても可愛い!
ラズベリージャムの層とピスタチオの層で、イタリアンカラーになってるんですね。
そして、トレイにラズベリーがこぼれているのは、これ持ち帰りに失敗したのではなくて、演出なんです。
切断面。
一番下はパイになっていて、その上はスポンジ生地。お酒はほんのちょっぴり。ピスタチオはもっと濃くてもいいような気がしましたが、上に載った大粒のラズベリーが甘酸っぱくて、変形のラズベリーショートケーキ的な味わい。
可愛いし美味しいです。
そして最後、ド定番のティラミスを買ってみました。
ガラスの器に入ったティラミスをスプーンですくってみます。
マスカルポーネチーズクリームはとろっとろのクリーム状。
そして、底にコーヒーシロップが染み出してくるぐらいたっぷり。ほろ苦です。
本当のティラミスはもうちょっと固めなのですが、ヴェリーヌ仕立てのティラミスも、これはこれで。
そんなわけで、ソルレヴァンテのケーキでした。
最初に「青山界隈で貴重なスイーツ店」と書きましたが、イタリアンのお菓子屋産としても貴重な存在だったソルレヴァンテ。
できるだけ早いリオープンが望まれます。
そして、できればあんまり僻地じゃないと嬉しいなー。
また美味しいドルチェやパフェ食べたいです。
それまでは、ほんのちょっとだけお別れだね。