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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


甘い魂を失った!と非難されたnyaoが玉川学園前「パクタージュ」へ突撃してきました。

現在発売中のマガジンハウスのHanakoとan-anが両方ともスイーツ特集です!
なんとまあ。まあ、バレンタインデー周辺ではスイーツ特集組まれがちなのですが。
両方とも買っちゃいました。

読んでみましたが、正直an-anは買わなくてもよかったかもなー。
Hanakoのほうは、スイーツマニア、ケーキおたく向けの濃い内容。
読んでたら、猛然とケーキ食べたくなりましたよ。
もーう辛抱たまらん。
子供の給食費を使い込む飲んだくれオヤジのごとく、最後に残った2000円を握りしめて小田急線に飛び乗りました。
向かった先は玉川学園前駅。


小田急線、なんか下北沢から新百合ヶ丘までノンストップの電車あるんですね。
こりゃ楽だわ。
でもやっぱりちょっと遠いなー。
玉川学園前駅。

北口を出て、歩くこと2〜3分。
駅近に目的地「パティスリーパクタージュ」がありました。

三角屋根がキュート。


パクタージュでは、Hanakoに載ってたアンバサダーとソフィとプログレ・ルージュを買うつもりだったのですが、プログレ・ルージュは並んでおらず。
プログレ・ルージュは昨年銀座三越に催事出店してた時も並んでなくてゲットできなかったので、今回こそは!と意気込んでいたのですが。
でも、他にも美味しそうなケーキが並んでいたので、それを発注。
店内見渡すと、いたるところにトレードマークになってる「アンティークの鍵」が置かれている。可愛い。
そして、チョコで出来た鍵も売ってた。500円。すごーく可愛いので、バレンタインデーにこれあげたらかなりポイント高くなるんじゃないかなー。


ケーキ4つ購入して、玉川学園前駅から新宿へ戻ります。新百合ヶ丘から急行へ乗り換え。
なのですが、行きは良い良い帰りは・・・で、ぎゅうぎゅうのすし詰め状態。
土曜の12時前後って、こんなに混むの?なんなんだ?
ケーキ箱を必死に守って、なんとか新宿について、そしたら今度は中央線がすし詰め。
もーうー!!!


へろへろになって家に帰ってきましたが、1時間以上かかったかも。疲れた。
玉川学園前、やっぱり遠いよー。下手したら埼玉よりも遠いかも。


しばし休憩の後、ケーキタイム。
パクタージュ、ケーキの袋も可愛いったらないの。


最初に食べたのは、ソフィ。Hanakoで紹介されていた。
これは昨年の三越催事には何日間かだけ売ってたらしいですが自分は初めて。

Hanakoによると、7層に重ねられたケーキだということですが・・・
はてさて・・・
と、食べると、鮮烈なグレープフルーツの酸味が!
あ、すっぱ!・・と思うと、その後からミルキーな甘さが。
そして、そこからチョコレートがほんのり見え隠れ。
これは例えるならあれですね、サッカー詳しくないけど、まず最初にグレープフルーツ選手がボールを持って敵陣をドリブルで切り裂いていくのですよ。そして、バニラクリームとチョコクランチがフォローに走りこんできて、3者で絶妙のパス回し。そしてゴール一閃!おめでとう!・・・てわかりにくいか。でもそんなイメージです。


次もHanako掲載のアンバサダー。

なんとまあ可愛いんでしょ!
自分の中の乙女心がキュンとします。キモいですが。
これは食べるのがためらわれるなー。
サイドも可愛いんですよ。

クリスマスカラー。カラフルでキュートで。もうどうしようという。
では、味はというと・・・
びっくりするほどお酒効いてる!
ちょ、ちょっとこれは・・・
お酒全然平気な自分でもドン引きするぐらいお酒が強烈。
使っているお酒はキルシュだそうですが、まるでウイスキーかのような強烈な味です。
これは・・かわいい外見に騙されて子供とか食べたら、絶対にいけないです。
で、最初はそのお酒にびっくりするんだけど、甘さもかなり強めで、カスタードクリームが濃くて、美味しいのは間違いない。
美味しいのは間違いないのは間違いないんだけど、これは人選ぶかなー。最初のお酒に拒否反応示されたら、その後の美味しさを味わう前にアウトになるかも。


お次は、伝統菓子、バルケット・オ・マロン。

フォンダンで真っ白です。
断面図。

たっぷりのマロンクリームと、ダイスに切った栗も。
これは・・・本来の主役の栗を分厚いフォンダンが乗っ取った印象。
これも強烈に甘いです。フォンダンが。
おそらくこれは、昔のバルケット・オ・マロンを、現代風にアレンジすることなく昔の甘ったるいレシピのままに再現したものだと思われます。
なんかすごいなー。感心するけど、軽めのケーキに慣れてる人にはしんどいかも。


最後には、ババ・オ・フリュイ。

シロップがグラスの上まで染み込んでる。

これも、お酒きついわー。ババはこうでなくちゃ、という、直球のお酒使い。
ババの生地はしぼしぼのスポンジ状になっていて、シロップをたっぷり吸い込んでる。
もうなんというか「ババは飲み物です!」というぐらいのシロップの量。
そして、一番下にあるカスタードクリームがぽてぽてで、まるでプリンみたいな固さと濃厚さで。
これも間違いなくRated-xなスイーツです。


パクタージュのケーキ、濃厚なケーキが好きな自分でも、ちょっと引くぐらいの濃厚さ。ここまでやるか・・?という。
美味しいんですけど、美味しいんですけど、美味しいんですけど。
でも、外見の可愛さと味の強烈さのギャップがあまりにも激しいので、人に勧める時は、食べる前に説明が必要なのは間違いない。
それにしても、前にも書いたかもしれませんが、女性のパティシエ、パティシエールさんのケーキは、男性よりも男性らしいガツンとした濃厚なケーキの場合が多いような気がする。ケーキのデコレーションなんかは女性らしい繊細さが表れているんだけど、味に関しては鼻血吹くくらい濃い場合が多い気が。
なんでそうなのかは、ちょっと自分もわからないです。わからないですが、パティシエールの作る濃厚なケーキ、大好きなのは譲れない部分です。


でも玉川学園前は遠かった!