パティスリーリョーコがまたマ・パティスリーにやって来ました。
前回マ・パティスリーにリョーコが来たのは去年の10月。その時は執念でモンブランゲットしたものでした。
その後白金台の本店にも行き、ショコラモンブランやその他いろいろなケーキを味わいました。
そして今回。マ・パティスリーに並ぶケーキのラインナップはどうなんだろ。
先週のマ・パティスリーのアカシエは大人気でしたが、リョーコはそれ以上に人気を博すに違いない、という読みから、開店15分前には伊勢丹に到着しました。
そしたら、入り口は強制的に1列4人に整列させられ。
そう、実は今日は伊勢丹の夏のバーゲン2日目なのです。
それを目的に来ているお客さんがいっぱいいる模様。
15分前に着いた自分の前にはお客さん30人程度。でも自分の後ろにはあっという間に100人以上の大行列が。
うわー、早めに来てよかったー。
そして10時半。開店です。
すたすたとマ・パティスリーに歩いて到着。なんと1番乗り!
やったね!
でも、自分の後ろにすぐに10人以上の行列ができてた。
多分開店5分前着とかだとかなり行列の後ろに並ぶはめになっていたと思われ。
ショーケースを見ると、おなじみのチョコケーキ、モンブランの他に、フルーツをたっぷりつかったケーキも何種類も並んでました。
どれも美味しそう!
その中から、まだ食べてないケーキを、チョコ系フルーツ系取り混ぜて4つ購入。
ダッシュで帰ってきました。
一息ついて、ケーキタイム。
でも、実はうち、クーラーつけてないんです。
住んでいるのがおんぼろアパートなので、気密性が低くて、冬は寒いけど夏は比較的涼しい。
一応寝室にエアコンあるんですが、全く使ってない。我慢の子。
・・・なのはいいのですが、クーラーつけてない室温、相当に高いので、ケーキが恐ろしい勢いで溶けていく。
大急ぎで撮影して、大急ぎで食べて、大急ぎで紅茶飲んで。
もうしっちゃかめっちゃか。
でもちゃんと味わって堪能しましたよ?
リュミエール。
マンゴーパッションとホワイトチョコのムース。
夏らしいですな!
味わいも、さわやか。
マンゴーの味わいはしっかりあるんだけど、こってりねっとりはしていない。ホワイトチョコもそれほど甘すぎたりくどかったりはしてなくて、スッキリしている。美味しい。もうちょっとエキゾチックな果実感があってもいいような気はしますが・・。でもまあバランス考えるとこのぐらいなのかな。
タルトピスタチオ。
チェリーのケーキが大好きだと何度言わせるんだ!という。
そしてチェリーとピスタチオはよく合いますよね。
切ってみました。
見ての通り、タルトにはピスタチオが練りこまれています。
上のピスタチオクリームも、見かけよりもずっと濃厚。
そこに滴り落ちるチェリーのジュレ。かなり酸味があります。
いいですね!いいですね!
やっぱりチェリーのケーキは最高だ。
ボヌール。
なんかもう、上がけのチョコがだれてきちゃって大変なことに。
チョコとヘーゼルナッツのケーキ。
美味しい!
個人的にはリョーコのチョコケーキの代表作「キャラドゥー」よりも好きかも。
ミルクチョコ、ヘーゼルナッツムース、ローストナッツ、フィヤンティーヌ。
とろとろ、さくさく、かりかり。様々な食感が一体となっておしよせる。
硬派なチョコケーキも大好きだけど、こうしてヘーゼルナッツと組み合わせることでチョコとナッツ、お互いが高め合う。マリアージュってやつですね。
うまいなー。
最後、ゴールデンパインとレモンのタルト。
可愛い!夏っぽい!
でも、単にパイナップルを切って載せただけのタルトとは違いますよ?
断面。
ジューシーなパイナップルと、ざくざくのタルトをなめらかなレモンカードがつないでる。
だから、ちゃんとケーキとして成立している。
甘いだけじゃない。酸っぱいだけじゃない。
フルーツのケーキって、フルーツを生で食べるより美味しくなければ意味が無い。
さすがリョーコのタルト、ちゃんとわかっていらっしゃる。
やっぱりこうじゃなきゃね。
ということで、パティスリーリョーコの夏ケーキ4つでした。
リョーコといえばチョコケーキの評判が高いですが、フルーツ系もとっても美味しい。
今回はどっちも食べることができて、幸せでした!