Nyao's Funtime!!

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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


エチエンヌがまたマ・パティスリーにやってきた!

6月末からマ・パティスリーにエチエンヌが出店してたのですが、6月分のケーキ予算を使い果たしてしまっていて、7月になってようやく買うことができました。


エチエンヌ、お店には行ったことないですが、催事出店のを買うのは今回で3回目。
1回目:パティスリーエチエンヌのケーキ - Nyao’s Funtime!!
2回目:エチエンヌのケーキ@渋谷ヒカリエ催事 - Nyao’s Funtime!!
1回目、2012年11月にマ・パティスリーで購入した時は、ケーキのフォルムのダイナミックさにびっくり。
2回目、渋谷ヒカリエに来た時は逆に女性的な感性を感じさせるエレガントな造形にうっとり。
そして3回目の今回、今度はどんなケーキが待っていてくれるのか?


ワクワクしながらマ・パティスリーのショーケースを見ると・・・
サントノーレ、ミルクレープ、ショートケーキ、パイ、などなど、オーソドックスなケーキが多く並んでいました。
そう来たかー。
エチエンヌのミルクレープなんて、どんなんだろ、と興味あったのですが、
今回は見送り。
エチエンヌの絶対的なスペシャリテ、リベルテ・ソヴァージュも大好きなケーキで、いつも見るたびに食べたくなるのですが、これも見送り。
豚のおしりというシュークリームもすごく美味しいらしいのですが見送り。
フルーツたっぷりのケークも売ってたのですが、これも見送り。
見送りばっかりで、ほんとツラい。
なんとか4つ選んで、持って帰ってきました。


3回目のエチエンヌ、まずはサントノーレから。
サントノーレ、前回も買いました。前回は「サントノーレスリーズ」という、チェリーのサントノーレでしたが、今回はどうだろ。

わかるかな?クリームがほんのり黄色いの。
食べると、ほんのりトロピカル。
これは、パイナップルですね。パイナップルのサントノーレでした。
中にも細かく刻んだパイナップルが入っていました。


次は、これもまたパイナップル。名前もズバリ「パイナップルパイ」。

これは・・そっけない造形はエチエンヌっぽくない気もするけど、味はどうだろ。
パイ生地がしっかりしているので、フォークでは切れない。ナイフ使いました。
中にたっぷり入ったクリームは、ライムの味。
そして、下には大量のパイナップル。しかもこのパイナップル、ココナッツと和えてある。
食べてみた瞬間の感想は、これ、アップルパイのバリエーションだわ。
パイナップルって、パイン+アップル、というぐらいで、りんごに近い味わいがあるのですね実は。
トロピカルフルーツだけど、単にさっぱりした味わいというよりも、むしろ強い甘さと濃厚な味わいがあるフルーツなのですパイナップルって。
その甘さ・濃厚さを前面に押し出したケーキです。このパイナップルパイ。
アップルパイ同様、少しシナモン使ってるんじゃないかな。
そのトロリとした甘さをライムのクリームが締めている。
さらにカリカリに焼かれたパイが香ばしさをプラス。
いやー、外観は地味ですが、かなり満足度高いです。このパイ。


チェリーのシャルロット。

これはエチエンヌらしい、破壊力抜群の可愛らしさ。
半分に切って種を抜いたチェリーがぎっしり。
切ってみました。

底にもチェリーが。
クリームももちろんチェリー。
そしてキルシュも使ってある。
もう、全身これチェリー。
チェリーのケーキ大好きな自分はもうすっかり骨抜きに。
シャルロットにしてあるのもいいですね。
チェリーのケーキって、フォレノワールみたいにお酒を含ませてチョコと合わせたりしたりするのが一般的ですが、この「チェリーのシャルロット」、生のチェリーの繊細な味が、シャルロットにすることでほんのり浮かび上がってくる。
あと、自分チェリーのケーキ好きですけど、日本の佐藤錦とかはあんまりケーキ向きだと思っていません。日本のさくらんぼはさくらんぼ単体で食べたほうが美味しい。でもアメチェとか外国のチェリーはケーキ向き。扱い難しいフルーツですけどねー。
「チェリーのシャルロット」、とても美味しかったです。


最後、プルミエール。

これはエチエンヌオープン時から作ってるケーキらしいです。
チョコとラズベリーと紅茶とヘーゼルナッツ。
凝ってます。

これは、食べてみると、「チョコ+ラズベリー組」と「ヘーゼルナッツ+紅茶組」に分かれて感じられる。
チョコ+ラズベリーの王道の組み合わせの美味しさに、ヘーゼルナッツ+紅茶の香り高さがプラスされて、独創的な味になってる。
チョコラズベリーは重くなりがちなんだけど、重層的な味わいのおかげで、ベタッとした甘さになっていない。
素晴らしい。素晴らしいです。


ということで、エチエンヌ3回目、食べました。
3回が3回とも、全く違うコンセプトのケーキがずらりと並ぶ、というのはスゴイなあ。
しかも、男性的なケーキも女性的なケーキもオーソドックスなケーキも、すこぶる美味い。
新百合ヶ丘がもう少し近ければ、絶対買いに行くのに・・・