佐々木マキ先生の作品との出会いは、高校生の時。
高校の図書館に「佐々木マキのナンセンス世界」という本があって、
佐々木マキのナンセンサス世界 (思索ナンセンス選集 (6))
- 作者: 佐々木マキ
- 出版社/メーカー: 思索社
- 発売日: 1984/02
- メディア: 単行本
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それ以来、佐々木マキといえば絵本作家としても素晴らしいですが、やっぱり過激な漫画家ということになっています自分の中では。
「うみべのまち」も買いましたよー。
- 作者: 佐々木マキ
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: コミック
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そりゃ全力で行くでしょう。
情報収集したところ、どうやらこの展覧会、前期と後期で展示替えするらしい。
前期は5月15日まで。後期は5月18日から。
ううむ。これは両方行っておくか?
ということで、けっこうギリギリになってしまいましたが、前期の展示を観に吉祥寺美術館行ってきました。
吉祥寺美術館はコピス吉祥寺の7階にあります。
垂れ幕さがってた。
コピスの入り口にもポスターが。
入場料は大人100円です。安!
展示はガロなどに掲載された漫画と絵本の原画。
絵本の原画のほうがちょっと多いけど、漫画の原画もたっぷり観られました。
特に代表作「ピクルス街異聞」がほぼ全ページ原画で観られるのには感激。
原画、すごくキレイ!
ホワイトは全く使ってない。一部切り貼りはしてある部分はあるけど。
下書きの線も、枠線のあたり以外は全くない。
ベタの色ムラで、これが原画だとわかるけど、描線は印刷か?と思うほど完璧な美しさ。
これ、どうやって描いてるんだ?画材は何を使ってるんだ?
すごい。すごすぎる。
絵本の原画は、「くまの木をさがしに」や「ムッシュ・ムニエル」などなど。
単純な線でひたすら可愛い絵から、ガロ時代から続くシュールな絵まで。
芸風は広いけど、ワン・アンド・オンリーの佐々木マキ世界。
たっぷり堪能しました。
5月18日には佐々木マキ先生のサイン会があります。
これ、行きたいなー。
サイン会は80人限定。18日の13時以降に関連書籍を買った人に整理券を配るらしいんだけど、受付の係員さんに聞いたところ、もうすでに問い合わせが殺到しているとのことなので、18日の早めに美術館に行って状況を確認したほうがいいみたい。
潜在的な佐々木マキファンって、かなりいると思うので、ある程度覚悟がいるかも。
うーん。