以前の記事にも書いたように、埼玉は川口にあるパティスリー、シャンドワゾーのミゼラブルにどハマりしました。
あれは、時々思い出してはほわわわーんとしたりもしてました。
そうこうしていると、銀座三越の催事でシャンドワゾーがやってくる、との情報をキャッチ。
しかも、今回限定のケーキもあるとか。
これは!
ということで行ってきました。ミゼラブルあるかなー・・・?
銀座三越に到着したのは10時ちょうど。
そうしたら、
「4月から開店は10時30分になりました。」
あう、新宿伊勢丹に引き続き、10:30トラップにまた引っかかってしまった・・・。
伊勢丹三越グループのバカ・・・
そんなわけで、10時半のオープンと同時に入店。
地下2階の洋菓子売場へ。
エスカレーターを降りた真正面に催事のショーケースがありました。
シャンドワゾーのケーキと、マカロンと、チョコが。
ケーキは・・と見ると、ミゼラブル、あった!
限定のケーキも当然買うでしょ?
あとは・・・うーむ、どれも美味しそう・・・
ショコラオランジュのババというのが、強烈に魅力的だったのですが、泣く泣く諦めて、4つ購入。
しかし、シャンドワゾーの催事、オープンすぐなのにお客さんひっきりなしに来てた。人気なんだなあ。
駅から家までの帰り、風が強くて、ただでさえ繊細なシャンドワゾーのケーキ、飛ばされたら一大事。両手で抱えるようにして必死に持ち帰って来ました。
シャンドワゾーのケーキ、最初は、リピート購入のミゼラブル。
うーん、やっぱり美味しい。
なんでこんなに美味いんだろ。
このミゼラブル、塩気がかなり強いのです。
これは有塩バター使ってるのか、無塩バターに塩を足しているのか?
甘じょっぱいバタークリームに、レーズンのアクセント。
この全体の調和が素晴らしいのです。
単に良い材料を贅沢に使うのだったら素人でもできる。その最高の素材を、素材の組み合わせの魔法で更に美味しくするのがパティシエの技術。
ほんとに、このミゼラブルには魔法がかかってますね。
サントノーレ・ピスターシュ。
このサントノーレ、かなり大きい!威風堂々としています。
プチシューいくつついてるんだろ・・・4つ?5つ?
切ってみました・・・
プチシューの中にもピスタチオクリームがたっぷり。
すごいなこれ・・・
食べてみます。
!!!ピスタチオ、すごっ!
食べた瞬間、「これ、だだちゃ豆か!?」と思ったほど豆豆しい。
このボリュームで、この濃厚さは、かなりチャレンジング。
ピスタチオ好きな人には天国のような美味しさ。
豆嫌いな人は絶対に食べられない。
そして、このサントノーレも、台のタルトが塩気つよい。
中に入ったベリーのジャムは甘酸っぱくて、ピスタチオとよく合う。
これは、満足度高いですね。これ1個だけでもシャンドワゾー堪能した〜〜!と感激すること必至。
タルト・ヴァニーユ・マルティニック。
バニラのムースと、ラムレーズンのケーキ。
断面図。
ラムレーズンは底に敷きつめられている形。
かなりラム効いてます。
ミゼラブルのレーズンとかぶるかな?とも思ったけど、こちらのレーズンは全く違った味わい。
大人向けではあるけれど、これもかなり満足度高し。
最後、今回の銀座三越限定のショコラ・ユズ・テヴェール。
チョコと柚子と抹茶のケーキ。
断面図。
正直な話、自分はあんまり柚子とか抹茶とかのケーキは買わないのですよ。
苦手ではないんだけど、なんか、柚子とか抹茶とかわさびとか!とにかく和素材使ってれば斬新だろ?みたいな風潮が嫌いで(某パティスリーとか某パティスリーとかをディスってます)。
なので、和素材のケーキには斜めに見てしまうというか辛口になってしまうのですが、このショコラ・ユズ・テヴェールは悪くない。
抹茶は、あまり前面には出てこない。緑色の部分だけ食べてみたけど、抹茶の苦さは感じなかったな。
柚子は鮮烈!皮の香りだけじゃなくて果実の酸味もしっかり出てる。
レモンに近い味わい。
限定品だから珍奇さを狙ったというよりは、必然性のある柚子の使い方なので、これはオッケーでしょう。
実際美味しかったし。
ということで、今回食べたのは以上の4つ。
シャンドワゾー、やっぱり素晴らしい店だと再確認。
それまではあまり意識してなかったのですが、催事に来ることも多いみたいなので、機会を見つけてまた食べたい。
戸塚安行〜川口ケーキツアーもまた催行したいですけどね。いつになることやら。