毎日のようにチェックしてたのですが、ようやくAmazonにも情報来ましたね。
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自分はこの人の作品が好きすぎる。
どこかノスタルジックな雰囲気の絵は独特だけど可愛いし、ユーモアもセンス良いし、なによりお話しの構成力が半端ない。
「ソラを渡る円環」という24Pの作品があるのですが、これはちょっと衝撃的でしたね。賛否両論あるみたいですが。
最後に2連続で見開きページがあって、通常成年コミックで見開きページというと性行為の絶頂のシーンがお決まりなのですが、ここでは全く違うものが描かれています。とても美しい。
成年コミックは基本的にイマジネーションの世界なわけなのですが、通常そのイマジネーションは男性的な欲望に費やされるのに対して、雨がっぱ少女群さんの場合はそれが性的な方向へ向かうのと同時に、子供じみた、突拍子もない、愛すべき空想力として作品に結実している。
なので、実用にも堪えられるし、成年コミックうんぬん抜きにしてもじゅうぶん鑑賞に値する。
外側からも内側からも凝り固まった成年コミックの「固定概念」を軽々と突破して行くその姿に、なんかわくわくします。
関連:http://d.hatena.ne.jp/kokko3/20070723
「軟体生物のお仕事」読んでみたい・・・。