地元の果物屋で小粒のイチゴを安く売っていて(4パック550円)、ちょうどジャムをきらしてたということもあったので自作ジャム用に購入。
自分の持っている本にあるレシピは、ごくシンプルかつプロ仕様なもので、
オーボンヴュータン河田勝彦フランス伝統菓子―豊かな風土が育んだ素朴な味、郷土の味-語り継がれてきた菓子づくりの醍醐味 (暮しの設計 (No.210))
- 作者: 河田勝彦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1993/01
- メディア: ムック
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- イチゴ:三温糖:水が重量で4:2:1になるように計量。
- イチゴはヘタを取り除き、半量はそのまま、半量は裏ごしする
- 三温糖と水を火にかけて、108度まで熱する
- すぐにイチゴ(果実+裏ごし)を入れて、煮詰める
- あくが出てくるので、丁寧にとる。
- 最後まで絶対に強火をキープする
- 煮詰めて、糖度計で糖度68〜70%になれば出来上がり。
・・・というものなのですが、今回は三温糖の代わりに白砂糖を使用、イチゴも裏ごしまではせず、半量をフードプロセッサーにかけてみました。糖度計も持ってないので目視確認で。
分量は
- まるごとイチゴ400g+すりつぶしイチゴ400g(合計800g)
- 砂糖400g
- 水200g
砂糖+水が沸騰したらイチゴを入れるのですが、すぐにものすごい勢いで泡とあくが出てくる。あくはどんどん除去します。
その後も何度も吹きこぼれそうになるのを耐えつつ、強火をキープ。
しばらくすると分量が減ってくるので、今度は焦げ付きに注意しつつ強火で。
全体の分量が最初の半量ぐらいになって、へらですくうとポタッポタッとたれてくる状態になったら火を止める。
・・・けっこう上手くできたみたい。
イチゴは、大きくて甘みが強くて酸味が弱い最近の品種だと、たぶんジャムにすると甘ったるすぎると思うので、小粒でちょっと酸っぱいくらいの「できの良くない」イチゴが適してると思う。