だいたいこういう「目標」なんて2月に入る頃はすっかり忘れているものですが、それでも年初にはなんか目標を立てたくなるのが人情なのでしょうか。わかりません。
それでは今年の目標:
もっと物事に没入する。純粋に笑ったり泣いたりすればいいし、楽しいことの最中に虚無的になったり自分自身を客観視したりしないように努力する。
去年は、普段スルーしている「死」について向き合わざるを得ない場面が本当に多かった。
プライベート的にもちょっといろいろあったし、世の中では連鎖自殺もあったり、カンニングの中島さんが亡くなったのは逸見さんが亡くなった時に似た脱力感があって、あーぁ・・と思ってたらとどめのJBでしょ。
「死って死ってなんなんだ〜!」と小学生のような問答をしたり、「どーせ皆死ぬんだ〜バーロー」と酔っぱらいサラリーマンのような科白を吐いたり。
楽しいことをしているときでも頭の片隅にそんな虚無的な考えがよぎって、心から楽しめなかったりもしました。
心から楽しめないもうひとつの理由には、自分の脳みそが「ブログ脳」化しているというのもあって。
嬉しいとき、傷ついたとき、のほほんとしているとき、ふと気がつくとその時々の自分の状況や心境を頭の中で文章化していることが往々にしてあって、これはもう重症だなぁ〜と。
文章化することはどうしても自分自身を客観視してしまうわけで、悲しいときとかは心痛を軽減させてくれたりするけれど、もっとのめりこみたいと思うときでもなんか冷めた視線で観察している自分がいて萎える。
なので、今年は面白いイベントやふとした出来事があったときにも、ブログやミクシィにアップすることばっかり考えずに、まずはその状況にちゃんと嵌ろうと思う。
嵌った上で、余力があればここのダイアリーに書けばいい。
「人生、楽しんだもの勝ち」という言葉は全然好きじゃないし、一時の快楽に溺れる浅ましさへの嫌悪感を拭えているわけではないんだけれど、じゃあシニカルなのが良いのかというと単に逃げを打ってるだけなのかもしれないし。
今年は楽しいことも悲しいことも、感情の起伏に身を任せるように努力してみようかと思ってます。
けっこう努力が必要な気がします、これは。