ぴあmap '84

「漫画ブリッコの世界」のほうにも書いたのですが、宮沢章夫さんの「東京大学　『80年代地下文化論』講義」が素晴らしいです。

東京大学「80年代地下文化論」講義

1980年代前半のサブカルチャーについて、クラブのさきがけである青山の「ピテカントロプス・エレクトス」を中心に論じた講義録です。

この本を読みながら、本棚に眠っていた「ぴあmap」を引っ張り出して見比べたりしています。副教材として最適。
自分がはじめて買った「ぴあmap」が1984年版。その後の年度のは全部捨ててしまいましたが、最初に買ったこれだけは保存しておいたのです。
当時は東京に出るたびに携行していたので、もうボロボロです。

役に立つか分かりませんが、当時の青山周辺のマップをスキャンしてみました。
この時は地図が「原宿・青山」と「千駄ヶ谷・信濃町」に分かれているので、強引に合成。縮尺が微妙に合わなかったりして、うまくつながらなかった。かなり見づらいかも。

（↓リンククリックで拡大）

ピテカントロプスも載ってますね。

BGMは当然、これ。

ピテカントロプスの逆襲

・・・とここまでは前振りで、やっぱりこういう古雑誌の醍醐味は広告ページなわけで。
当時のナウなヤングのファッションを写した丸井の広告とか。


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屋外用PAつきラジカセの広告とか。


（拡大）