ラムゼイ・ルイスというと、ソウル好きには「太陽の女神 (Sun Goddess)」の人というイメージが強い場合もあるかもしれませんが、自分は個人的には初期のハンドクラップにあわせたノリノリのピアノトリオの演奏のほうが好きかも。
実際彼は初期にも大ヒット作を連発していて、"The In Crowd"や"Wade In The Water"などを収録したベスト盤もたくさん出ています。
・・・だけど、初期の彼の最もグルーヴィーな曲"Mighty Quinn"(ボブ・ディランカバー)は、その後の多くのアーティストにサンプリングもされたりしているにもかかわらず、なぜかほとんどのベスト盤からは漏れていたんですよね。
Amazonで以前検索して唯一ひっかかったのが
- アーティスト: Ramsey Lewis
- 出版社/メーカー: Grp Records
- 発売日: 1994/06/21
- メディア: CD
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ん〜〜〜〜と思っていたら、ようやく彼の初期の代表作をほぼ網羅した2枚組のアンソロジーが発売されていました。
- アーティスト: Ramsey Lewis
- 出版社/メーカー: Universal UK
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: CD
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曲目は
ディスク 1
- Blue Bongo
- Lonely Avenue
- Function At The Junction
- My Babe (live)
- Spanish Grease
- In Crowd (single version/live 1965 Bohemian Caverns)
- Dancing In The Street (live)
- Since I Fell For You
- Look Of Love
- Tennessee Waltz (live at Bohemian Caverns)
- Soul Man
- You've Been Talkin' Bout Me (live at Bohemian Caverns Washington)
- Felicidade
- Jade East
- Hard Day's Night
- Maiden Voyage
- High Heel Sneakers (edit)
- Mighty Quinn (Quinn The Eskimo)
- Les Fleur
- More I See You
ディスク 2
- Eternal Journey
- Hang On Sloopy (live at The Lighthouse)
- Back In The USSR
- Wade In The Water (album version)
- Ain't That Peculiar
- Julia
- Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey
- Hold It Right There
- Bold And Black
- Day Tripper
- Hurt So Bad
- Them Changes
- Hey Mrs Jones
- Oh Happy Day
- Do Whatever Sets You Free (album version)
- One Two Three
- Free Again
- Unsilent Majority
- Down By The Riverside
・・・とたっぷり39曲。
前述の"Migty Quinn"以外にも、普通のベスト盤にはあまり入ってこない佳曲が多数収録された決定版とも言える内容なのではないかと。
追記:id:tmsgkskさまブクマありがとうございます!いつもお世話になってます。
試聴リンクを貼っておきますのでもしよろしければ。
The In Crowd Anthology at Juno Records
どの曲も素敵ですけど、典型的なハンドクラップな曲はCD1の3曲目・8曲目・11曲目以降あたり、CD2の2曲目以降がオススメです。