自分は音韻学とか全然知らないので、詳しい方教えてほしいのですが。
テレビを観ながら雑談していて、Siemensの補聴器のCMの時に
「昔はジーメンスって言ってたんだけど、いつの間にか『シーメンス』になってるのね〜」という話になって。
ひとつにはドイツ語と英語の発音の差異というのもあると思うけど、それ以外にも"Blues"を「ブルース」と言ったり"Smooth"を「スムース」と言ったり、外国語の発音を日本語化する際にやや強引に濁音→清音に変換して発音してしまう例はけっこうあるような気がする。
自分自身も、「スムーズ」とは言うけれど、「ブルーズ」はたとえピーター・バラカンさんが嫌な顔してもやっぱり違和感あるもんなぁ・・。
そもそも「濁音」という単語自体、あきらかにマイナスイメージでしょう?
外国語では「有声音(Voiced)」「無声音(Voiceless sound)」と分類されて、「濁った音」「澄んだ音」という概念はないわけで、おそらく「"Smooth"の最後の"th"の発音はなんか汚いよね」と言っても彼らは理解できないような気がする。
この感覚はどこから来ているものなんだろう?