これも行ってきました。
やはり11/26まで。
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g234/g234ki.html
もんのすごく混んでた。
本屋さんで「あ、これ祖父江さんの装丁では?」と思った本はだいたいその通りだったりするのだけども、最初本を手に取ったときは全然気がつかなくて、あとで「デザインの現場」とか読んで「え!あれもそうだったの?」と驚く場合も多々あったり。だけどよもや酒井駒子さんの本やターシャ・テューダーのシリーズまで手がけていたとは・・・
- 作者: 酒井駒子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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本文7書体混合組み。文字キャラクターごとに、きれいにガタついてます。
と、いともあっさり書かれていて、だけどそれは地味に無茶すぎ・・・
一番最近手がけたのが、現在刊行中の「ご近所物語 完全版」全4巻(現在3巻まで刊行)だそうで、会場に置かれていた本をみてみると、これも凝りに凝った装丁(エンボス加工やカバー折り返しがレース状にカットされていたりとか)。
ちょっと前に出た楳図かずおの作品集成「楳図PERFECTION!」のすごすぎる装丁はExciteブックスで取り上げられて話題になりました。
http://www.excite.co.jp/book/news/00031125659680.html
最近はもう、たいていの本は買ったらまずカバーをはずしてみる癖がついてしまったのですが、その習性をつくったのはやはり祖父江さん。
馬鹿馬鹿しいと言うのは簡単だけど、馬鹿馬鹿しいことをここまで手間隙・アイデア・最新の素材・技術を駆使して具現化して、実際に流通させてしまうのは、並大抵ではない。ありきたりかもしれないけど、やはり素直に敬服してしまいます。