http://soulkid.blog2.fc2.com/blog-entry-228.htmlがエントリされてたんですね。
確かに自分も「こんなこと書いたらもしかしてブログ界隈で話題になっちゃう?」的なノリでポストした記事が予想以上に晒されたら焦ってこんなフォロー記事書いてしまうだろうなと思うので、なんというか気持ちはよく分かる。
そして、
逆に邦楽Hip-Hopしか知らない人にも、この機会に洋楽Hip-Hopに触れてみて頂きたいですね。
というのは全くその通り。てかHip-Hop好きだけど日本語ラップ「しか」聴かない人っているのか?いるんでしょうねきっと。それは確かにまずいと思う。
あと、この記事とは関係ない、というか記事への反応の中で、カラオケでラップをやると寒いというのは当然で、メロディーのある曲ですら若干寒めなのに、さらにハードルの高いラップのフロウを一般素人の自分たちがやったって上手く行くはずがない。「日本語だから寒い」のではなく、逆に彼らが「研鑽努力しているから聴くに堪えうる」のです。
それにラップにおいてライムはそれを演じるパフォーマーの身体的能力(スキル)や個性(センス)と不可分であって、一般的な楽曲のように誰もが簡単にマネができるものではないわけで。だからヒップホップでは他のアーティストのフロウの一部をサンプリングして使用することはあっても、1つの楽曲を様々なアーティストがカバーする、ということはほとんどない。
"It's Yours!"といえば誰、"I'm bound to wreck your body and say turn the party out"という歌詞は誰のもの、と決まってるわけです。
・・・なので、カラオケでの日本語ラップが寒いだけではなく、例えばアメリカ人がカラオケでエミネム歌ってもやっぱり寒いのです*1。それはジャンルとしてのヒップホップの特質なわけですよ。
*1:あ、でもエミネムは大丈夫かもしれない。だって彼は・・あ何でもないです