アルパ奏者上松美加さん

えー、「知るは一時の恥、知らぬは末代の恥」なんてェことを申しまして、
・・・と流行の落語口調でやってみましたが、実際ブログというものは
自分の無知をあっさり認めるにはもってこいのツールかも、と思います。

アルパ奏者上松美加さん。クラシックやラテン音楽ファンにはきっとお馴染みだと
思いますが、恥ずかしながら自分はこの間初めて知りました。
（公式サイト　上松美香ホームページ）

アルパというのは、ハープによく似た南米の楽器なんですが、上松美加さんは
日本有数のアルパ奏者で、しかもデビュー盤は17歳の時。

INOCENCIA

その後も着実にキャリアを重ねていて、6枚のアルバムとライブDVDも出しています。
そのうちのいくつかの曲は↓のサイトで試聴できます。
http://www.culta.com/latin/latin/agematu.html

自分が聴いた印象では、このアルパという楽器、ハープとアフリカの民族楽器
「コラ」との中間の音色に感じました。美しくて暖かい音。
だけど単なる「ヒーリング・ミュージック」とは正反対の、情熱的な演奏
（元はラテンの楽器ですから！）に昂揚させられます。
アレンジを凝らしたオリジナル曲もいいですが、シンプルな編成での南米の
スタンダード曲に、より心惹かれました。ライブ盤はとりわけ素晴らしいですね。

! SALUD ! (サルー!)

南米音楽、ほんと嫌になるほど奥深かい・・。それにひきかえ無知な自分・・。
でもまあこうやって知ることができたのはまだ幸いだったと思うことにします。