享年56歳。
うーーーん。残念。
残念です。
最近訃報が多すぎて、ちょっとかなり・・。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/music/3543550.stm(英文)
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&cid=495&ncid=762&e=1&u=/ap/20040806/ap_en_mu/obit_james(英文)
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/little_diary.cgi(吉岡正晴さんのサイト)
どうやら自然死だったみたいだけど、ドラッグで体も弱ってたみたい。
Rick Jamesの音楽は今聴いても十分に秀逸ですよ。古びてない。
"You & I"とか"Fire It Up"、"Love Gun"とか、ほんとに独創的で強力なファンク。
ストレートなバラードは下手だけど、"Mary Jane"とか彼のプロデュースした
Mary Jane Girlsの"All Night Long"とかは詩情のあるキュートなファンクだし。
ただ彼にはアンラッキーが重なりすぎた。
前にも書いたけど最大の不幸は、同時期に
マイケル・ジャクソンとプリンスというポップス史を塗り替えるほどの天才が
2人も出現してしまったこと。
特にPrinceは彼とあまりにもキャラがかぶりすぎてた上にあまりにも才能が突出していた。
また所属していたのがモータウンだったのも不幸で、あそこのレーベルカラーは
もともと健全路線だから、ストリート寄りのリックの音楽とは相性が悪かった。
更に、彼の再評価のきっかけがMCハマーの"You Can't Touch This"だったこと。
この曲が(タイトル通り)Untouchableになると共に、元ネタである彼の代表曲
"Superfreak"、ひいては彼自身に対しても「カッコわるい」というレッテルを
貼られてしまった・・・。
これは彼にしてみたらあまりに可哀想だった。
でも繰り返しになりますが、彼の初期のアルバムは素晴らしい曲が本当に多い。
できれば"Superfreak"以外の、上に書いたようなファンクを聴いてみて欲しいです。
おすすめCD:Anthology(2枚組)
He released a comeback album in 1997 but suffered health problems the following year.
His website said he performed at last month's Black Entertainment Television Awards and had just finished a new album.
It also said he was in discussion with film studios for a movie based on his life.
とニュースにはあったのですが、この最後のアルバムはせめてリリースして欲しいです。
ご冥福をお祈り申し上げます。