日本のクリエイティブなPVと、その製作者へのインタビューをまとめたDVD、
「AUDIOVISUALJAPAN」が5/21に発売されます。
コーネリアスの「DROP - DO IT AGAIN」、宇川直宏が制作したテイ・トウワの「AUDIO SEX」をはじめ、黒川良一、高木正勝など、日本のエレクトロニック・サウンドシーンで注目を集める作家の、実験的で刺激的な映像作品をセレクト。彼等のインタビューと映像作品を通して日本の映像シーンの現在を体験する。
収録されているのは、
- コーネリアス「DROP - DO IT AGAIN」(インタビュー:コーネリアス×辻川幸一郎)
- GORO「KOMAINU」(インタビュー:明鏡止水)
- 黒川良一「a few walks」(インタビュー:黒川良一)
- テイ・トウワ「AUDIO SEX」(インタビュー:宇川直宏)
- 沢瀉(Omodaka)「Fortunate 1mark」(インタビュー:沢瀉 (寺田創一×Nendo ANI×小松好幸))
- 高木正勝「rehome」(予定)(インタビュー:高木正勝)
ここでDVDのサンプルも見られます。
「ディレクターズ・レーベル」はかなりヒットしたみたいで、
PVを映像作家の視点から見るというのが普通になりつつあるようですが、
日本の現状はというと、クリエイティビティの面と契約の問題とで、
なかなか概観できるメディアは出てきにくい気がする。
ディレクターとして、誰でも知ってる有名どころというと
紀里谷「キャシャーン」和明監督の宇多田ヒカルPV集くらい?
このDVDに収録されているのは大メジャーアーチストの作品ではないですが、
テイ・トウワやコーネリアスの作品は以前から評価が高かったものですし、
個人的には寺田創一御大のクリップも入っているのがうれしい。
(ここでロングバージョンが見られます*激重注意!*)
クリエイターサイドからのPV集としては、これまでに無く充実した
ラインナップになってると思われます。