ペインティング復活の予感がついに実感となってきたアメリカのアート界にあって、70年生まれのDzine(ディーザイン)は久々の大型ペインター出現の存在感をすでに印象づけつつあります。80年代グラフティアートの自由なスピリットを引き継ぎつつ、それを遡る抽象表現主義やカラーフィールドペインティングなどアメリカの絵画の伝統を俯瞰し発展するDzineのペインティングは、抽象表現のあらたな地平を開きつつあります。
(中略)
人気ブランドSoph.の2004 春夏コレクションにDzineのペインティングのイメージをフィーチャーし、メンズ&レディースのクロージングからアクセサリー、バッグ、インテリアグッズなど幅広いアイテムにわたってプロダクト展開中。売り切れ必至の大ヒット中。
この人の作品、初めて見たけれど、これは良いわ。
これだけポップで親しみやすく、しかも知的なたたずまいをみせる
抽象画はなかなか無い。
Dzineの日本での初個展「BEAUTIFUL THINGS」
会場 = SCAI THE BATHHOUSE
会期 = 2004年5月14日(金)〜6月19日(土)
開廊時間 = 12時〜19時
場所は谷中銭湯。
そういえばSoph.で前にコラボしていた宮島達男も
谷中銭湯の常連だし、人的なつながりがあるのですか?