各所で話題の、ファミコン生誕20周年企画レベルXに行ってきました。
場所は恵比寿の写真美術館。写美に来るのは植田正治展以来だから本当に久しぶり。展示室は地下階のみでした。
・・・写真美術館がこんなに混んでいるのは初めて見ました。
しかも、客層が、なんというか・・・アキバ系な方たちがほとんど。
入り口近くにある大スクリーンで"Dig Dug"をプレイしていた親子連れが
あきらかに浮いてました。
展示内容は、シンプルにファミコンの全ソフトのパッケージを
年代順に並べただけ!その他のプラットフォームについてはほぼ
無視されていました。
で、ガラスケースの中にずらりと並べられた名作・駄作ソフトの
パッケージを見ながら、アキバ系の方々、語ること語ること!
もう並んでる全てのソフトについて語る勢いで、その場から
微動だにしない。それだもんで、あちこちで大渋滞が発生して
ただでさえ狭い会場は大変なことになっていました。
他にも、開発者インタビュー映像コーナーや、何本かのソフトを
実際に遊べるコーナーもあったのですが、
「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」を流麗にプレイする女の子とか、
ドラクエ1の竜王城に突入しているグループとか(パスワード持ってきたのか?)
あちこちで異様な光景がみられて、すごかったです。
純粋に展示内容としては、「TVゲーム」の意義とか、アートに
与えた影響とか、歴史の俯瞰とか、そういう視点がほとんどなくて
ちょっと不満でした。
「ゲームの歴史」ということで言えば、名作flash無駄にゲームの歴史のほうが
はるかに明瞭にできていると思います。