何人かの人が指摘していたラストシーン、
「せっかくのリアリティが・・・」とのことですが、
それを言ったら、映画の後半部の展開は
リアリティなんか放棄していたと思うのですが。
この映画はあれですよ、
リチャード・レスターなのだと思いましたね。
まあ、たいていのアイドル映画は多かれ少なかれ
リチャード・レスターを目指しているわけですが、
結果としてろくでもない代物にしかならないのに対して、
木更津キャッツアイ日本シリーズは、現代的センスと才能ある
スタッフ・キャストの熱意とチームワークによって、
40年間だれもなしえなかった
「リチャード・レスター超え」を
あっさり実現して見せた。
その意味では、自分はあのラストシーン、全然「あり」だと
思いましたね。