「知りたいのは、Googleじゃ検索できないこと」(by id:ishibutsu)
ここに1つの質問があります。
- この世の中のあらゆる問いに対する答えは、Web上にあってしかるべきか?
「人力検索サイトはてな」は、上記の質問を是認することを前提として
成立しているわけで、URLを入れないと回答ができないシステムも、
それを端的に表しています。でもこの考えは理想論はともかく、
現状としては誤りなわけで。
おそらく現時点ではインターネットをどんなに駆使しても、
得られる情報は人類の叡智の1%にも満たないでしょう。
まだ学識者に直接メールで聞いた方が早い。
それが「はてな」の今の時点での限界なのでしょう。
また別の質問。
- Web上にある情報を正当であるとする蓋然性を計るには?
「嘘を嘘と見抜ける人でないと」・・・今更ながら、インターネットの本質を
これ以上簡潔に表した言葉は、今後も出てこないのではないでしょうか?
つまり、ネット上ではその情報が嘘だろうと真実だろうと、全てが等価であって、
それを峻別するのはユーザー個人個人でしかない。
ネットの普及によって、も少し能動的に情報に接するようになって、
新聞や雑誌、テレビなどのマスコミの流す情報から解放されるかと思いきや、
意外にそうでもなかったり。
実際、スクープ記事がネットに流れても、マスコミが事実を追認するまで
結局はガセネタ扱いされたり。
マスコミも未だに「ネット社会=目に見えない、恐ろしい世界」という
ステレオタイプでしか見ていなかったり。
こ こ ま で 普 及 し て る の に 。
もう一つ、最後の質問。- 自分の持っている知識、経験、技能は、すべからくWeb上に公開すべきか?