13日〜17日までお盆休みだったんですが、
1日を除いてずーーーっとCSSと格闘していました。
それなりに勉強もしましたし、「かすイケ」サイトを
いろいろまわってスタイルシート解析してみたりもしました。
たかが4〜5日の勉強では、まだ全然ダメダメですけれども、
少しだけ見えてきた部分もあります。
いわゆる半可通というやつです。
その半可通から見た、Webデザインについて少々。
間違っている部分も多々あると思いますが。
まず、Webを構成するhtmlやCSSは、数学的なものではなく、
むしろ法律的である、ということ。
つまり、
「三角形の面積は底辺×高さ÷2である」ではなく、
「三角形の面積は底辺×高さ÷2と み な す 」
ということのようです。
その法律を作っているのがW3Cという機関なのかな?(自信なし)
法律だから、数学の公式のように絶対普遍のものではなく、
その時々により修正が加えられる。
で、htmlについては4.01が、CSSについては2.0が
最新のバージョン。他にもxhtmlというのがあり、これは
htmlよりも厳格な法律らしい。
で、IEやネスケやオペラやサファリといったインターネットブラウザは、
そうした法律に基づいてhtmlやCSSを解釈し、画面に表示するのだけども、
どういうわけか、いまだかつてW3Cが作った法律を100%忠実に実行する
ブラウザは存在しないらしい。
しかも一世代前のブラウザ(IE4やNN4あたり)は、メジャーなブラウザ
にもかかわらず、特にCSSの解釈がまったくのデタラメらしい。
また、macとwinでは、同じサイトでも文字の大きさや色の見え方が大きく異なる。
そのため、あらゆる環境で同じような見え方のサイトを作るのは
至難の技らしい。
ここに一つの関門が立ちはだかります。
また、サイトの法律を作っているW3Cの基本方針は明確で
- インターネットの本質は、ネット接続をしているあらゆる環境の人(ナローバンド接続、視覚障害者等)に対して、同様に情報を伝えることにある(アクセシビリティー)。
- 画面上の見栄えや視聴覚効果は、副次的なものである。
- 情報伝達の部分はメインとなるhtml(or xhtml)で構成し、装飾効果の部分は、別途CSSで定義して、両者は明確に分離しているべきである。
・・・ということみたい。
でも、これって、今のWebの流れとは別の方向ですよね。
だって、今や「サイト全てがflashで構成」なんて
あたりまえになってきてますから。
いい悪いは別として。
というか、flashをムービーとしてでなくサイト本体のエレメントとして
使っていてかっこいいサイトって、オトガイさんのところぐらいしか
知らない。
かといってstrict派が優れているかと言うと、そうでもなかったり。
html strictでCSSデザインのサイトにありがちな巨大背景画像固定、
あれってちょっとウザくないですか?
大体においてイカしたデザインのサイトはレイアウトとしてtableタグを
バリバリ使ってるものが多いような気がします。
フォントの大きさにしてもそう。
いろんなCSSの解説サイトや本を読んだけれども、フォントの大きさの
指定について
strict派は「%で指定すべし、ピクセル指定は論外」と言うし、
デザイン派は「ピクセルで指定すべし、%指定でデザイン崩れては
たまらん」と言うし。
どっちやねーーーん!!という感じですが、要するに
「正しい表現」 vs. 「自由な表現」
ということで、これは結構うーん、難しい問題ですねぇ〜・・・。そんなわけで、未だに悩んでいるのでした。