Nyao's Funtime!!

nyao(♂)の不可逆な日々を、チェスの騎士のように不規則にたどたどしく綴っていこうと思っています。

拙著「ケーキツアー入門」好評発売中!

ケーキツアー入門: おいしいケーキ食べ歩きのススメ

Kindle版
¥1,728から
(2018/4/27 00:00時点)


おしごと依頼等はnyaofunhouse★gmail.com(★→@)まで


アマイタマシイKindle

甘魂者の聖典!「アマイタマシイ」Kindle版好評発売中!!詳細は画像をクリック!
紙媒体でも復刊ドットコムから発売決定!
→復刊ドットコムのページ

長見良の魔法世界

Nyao's Funtime!!は漫画「ファンタジウム」と
長見良の魔法世界を応援します!
「ファンタジウム・パーフェクトエディション」電子書籍で配信開始!

ファンタジウム(1)【Kindle版】


田園都市線ケーキツアー2020!ft.いちごケーキ!

自分、コミュ障なのでほとんど友人はいないのですが、
どういうわけか仲良くしてくれる友人が1人だけいて、一緒に遊びに行ったり、家飲みしたりして楽しくやっているのです。
で、その友人、バレンタインデーにめちゃくちゃな量の高級チョコをくれるので、自分もお返しにホワイトデーとしてそこそこのプレゼントを用意しないと、というか、自分が喜んでやってるのですが。
でも、さすがに毎年やってると、手札が少なくなってきた・・
去年は埼玉県の京浜東北線沿線縛りで焼き菓子類をいろいろ買ったのですが、
今年は田園都市線縛りはどうかと思い。
なにせ田園都市線は名パティスリー多いですからね。

友人と次に会うのは25日。
ということで、この日曜日、田園都市線焼き菓子買ってついでに自分もケーキにありつこう!ツアーを決行することにしました。

まずは永田町から半蔵門線→直通で田園都市線。
そのまま乗り続けて、終点の中央林間に着きました。
f:id:nyaofunhouse:20200322102642j:plain
中央林間までは、やっぱり遠いかなーという。ただまあ乗ってればいつの間にか着くので、気楽なもんですが。
中央林間のパティスリーといえば、ここですね。
f:id:nyaofunhouse:20200322103438j:plain
はい、メゾンジブレーですね。
何度目?3度目?4度目?遠い割にはそこそこ来てる感。
江森シェフは今日も元気にお店にいました。ご挨拶させていただきました。
ショーケースには、相変わらずカラフルなフルーツタルトがいっぱい!もちろんそれ以外のケーキも充実してます。
イートインも大丈夫ということで、自分はこのタルトをいただくことに。
f:id:nyaofunhouse:20200322104127j:plain
もー!美しいでしょ!
そして食器が可愛い。紅茶はマリアージュフレールのアールグレイ。
すごく気を使っている。すてき。
頼んだタルトは・・
まず、ハニーライムのタルト。
f:id:nyaofunhouse:20200322104208j:plain
ハニーライムというのは、日本では静岡の数軒の農家でしか生産されない希少な柑橘。
こちらに情報あります。
www.shizuoka-concierge.com
これによると、レモンとネーブルオレンジの交雑種、とのこと。でも他にも色々混ざってるっぽくて、詳しくはよくわかならない、という謎のフルーツです。
でも、これは家帰ってから調べた情報で、現地ではそんなに前知識なしに食べてみました。
そしたら、これがまあ、美味しいのですよ。
弾ける酸味!みずみずしさ!ジューシー!ややほろ苦くて、独特の風味。
自分の食べた印象としては、レモンとグレープフルーツの中間ぐらいな感じ。主観ですが。
スウィーティーともまたちょっと違う感じ。面白い。
そんな、やや酸味が強いフルーツに対して、ここではムースリーヌをやや多めに盛ってますね。
f:id:nyaofunhouse:20200322104512j:plain
やっぱりフルーツが最高なだけじゃなくて、タルトとして美味しい。クレームダマンドもしっかり甘くて香りよくて。

もう一つオーダーしたのは、女峰のタルト!
f:id:nyaofunhouse:20200322104710j:plain
もう何度も言いますが、ケーキとしていちばんおいしいいちごは女峰!
酸味しっかり、味が濃い。生で食べるにはもっと美味しい品種ありますが・・
と思ったのですが、この女峰、酸味だけじゃなくて甘さもしっかりあるのな!
すごく美味しい女峰だ・・これは。
そんな女峰がこぼれんばかり。こちらも軽くムースリーヌ敷いてあるので、タルトなんだけどフレジェっぽさも。
おーいしー!
メゾンジブレーのフルーツタルトは、単に美味しいフルーツを載せました、だけじゃないところがすごいし、その上でフルーツに絶対の自信がある、まあものすごいものですよ。値段はそのわりには安い。安いといってもものによっては高いですが(宮崎マンゴーのタルトとかめっちゃ高い)けど、ここでしか食べられない美味しさがあります。

さて、まずは中央林間。
ここから渋谷方面に戻ってきますよ。
次に到着したのは、ここ。
f:id:nyaofunhouse:20200322112716j:plain
江田駅といえば、まあここですよね。
f:id:nyaofunhouse:20200322114823j:plain
今回も、丘の上までひいひい言いながら登りました。
気温は高めだったんだけど、風が強くて!風が強いと体力もってかれる。
でもなんとか到着。
イートインでも・・と思ったのですが、このご時世、しばらく喫茶はお休み、みたい。
ショーケースの中は、相変わらずカオス。
定番商品も多いのですが、なんだかよくわからないケーキもいっぱい。
この思いついたケーキはどんどん並べる、というのが及川シェフの独自の流儀。
面白いですねー。
そんな中から、面白そうなケーキを2つばかり。
今回は長丁場が予想されたので、保冷バッグに入れて、でも保冷バッグが風で飛ばされそうになって、かなり慎重に歩きましたよ。疲れる。

次に向かったのはこちら。
江田からはすぐですよね。
f:id:nyaofunhouse:20200322123113j:plain
たまプラーザ、パティスリーいくつもいいお店ありますが、今回初訪問したのがこちら。
f:id:nyaofunhouse:20200322124917j:plain
住宅街の中と聞いてましたが、まじ住宅街の中でビビりました。
こんなところにパティスリーあるとは思わないお店の西代表がタンドレスなら東代表がこちらのリストワールヤマモトと言ってもいいのではないかと。
店内入ると、ショーケースは小さめ、だけど厨房は広くて、すごく働きやすそう。
並んでるケーキはどれもこだわりの見える、見るからにケーキ好きが喜びそうなケーキばかり。
かなり悩みましたが、2つばかり購入。
また風に負けずになんとか歩いて駅まで戻りました。

ここからは少し長めに電車に乗って、次に向かったのはこちら。
f:id:nyaofunhouse:20200322133653j:plain
用賀といえば・・
f:id:nyaofunhouse:20200322134418j:plain
久しぶりですねーリョウラさん。
リョウラについては、インスタ頻繁に更新してて、新作もどんどん出してるのはわかってましたが、ショーケースの中をのぞいてみても、魅力的なケーキばかり。
その中で、ちょっとおや?と思ったケーキがあったので、それを含めて2つばかり買いました。

用賀から数駅、最後に向かったのがこちら。
f:id:nyaofunhouse:20200322140134j:plain
桜新町も久しぶりだなー。
サザエさん通りを歩いていってたどりついたのが
f:id:nyaofunhouse:20200322140916j:plain
ビガロー、ほんと久々です。
店内、イートインもできるので、ここでもケーキ食べていくことに。
f:id:nyaofunhouse:20200322141833j:plain
こちらも雰囲気のある食器類ですねー。
まずは、プラリネバナーヌオレザン。
f:id:nyaofunhouse:20200322141859j:plain
ビガローにはいくつかスペシャリテがあるのですが、今はこれが一押しみたい。
はじめて食べてみましたが、すっごく美味しい!びっくりした。
主役はヘーゼルナッツで、香ばしさがたまらないのですが、この香ばしさに寄り添うようにバナナの甘い香りが。バナナ、食感とかエグ味とかは除去されていて、南国風の甘い香りだけが残る、そんな使い方。さらにラムレーズンのラム酒の香りが軽く。ラムとバナナは合いますからねー。なので、ヘーゼルナッツの香ばしさ+バナナの甘い香り+ラム酒の甘い香り=陶然とした美味しさ、という、これはなかなかすごいです。美味しいです。上掛けのキャラメルも甘さを加えていて、これはたまらん。

もう一つは、ミゼラブルにしてみました。
f:id:nyaofunhouse:20200322142302j:plain
ビガローのミゼラブルは一回食べてるのですが、ちょっと記憶が薄れ気味だったので。
まあ、見ての通りシャンドワゾーのミゼラブルとはだいぶ違います。
アーモンド生地はみしっとして目が詰まって固い、反発力のある生地。
バタークリームは、生地と同じぐらい固い。口溶けはよくて、軽い塩気。
シャンドワゾーのミゼラブルは、シンプルだけど味的には華やか。でもこちらのミゼラブルは、ほんと地味すぎるぐらい地味。この地味な美味しさが本来なのかもしれないですねー。


ということで、パティスリービガローでもケーキを食べて、あとは池尻大橋・・とも思ったのですが、もう色々限界だったので帰ってきました。
かなり疲れました。そりゃ、半日でアンプチパケとリストワールヤマモトと両方行けば、それだけで疲れますよねー。経験者はおわかりになるかと。

そんなわけで、ちょっと長い休憩してから、テイクアウトのケーキ食べることに。
購入順に食べていきますよー。

まずは、アンプチパケ。キャレフレーズというケーキ。
f:id:nyaofunhouse:20200322162905j:plain
なんだこれは?いちごのケーキであることは間違いないんだけど。
断面はこんな。
f:id:nyaofunhouse:20200322163029j:plain
この、いちご風味のピンク色のもこもこが何なのかがわからない。
生クリームじゃないんです。なにしろ、指でつまめるの。
でもギモーヴでもないんですよね。クリームチーズ?かなあ?
下のタルト生地の中にはクレームダマンドが入ってて、香ばしい。
いちご自体はすごく美味しいいちご。量もじゅうぶん。
間違いなく美味しいんだけど、謎ケーキです。このあたりなんかすごいなーと。

アンプチパケ、もう一つはルワージュ。
f:id:nyaofunhouse:20200322163640j:plain
これもユニークなフォルムですよね。
断面はこんな。
f:id:nyaofunhouse:20200322163820j:plain
このケーキは・・ムースはヘーゼルナッツ、トップにもヘーゼルナッツ。そして、一番下にはベリーのコンフィチュール。トップにも乾燥ラズベリー。さらにナツメグやシナモンなどのスパイスがドバっとかけられている。
面白い。説明だけだと、すごくとっ散らかったケーキ、みたいな感じですが、食べると美味しいんですよねー。そして、キャレフレーズも、こちらのルワージュも、ちゃんとアンプチパケのお店の味になってる。なんだろ、尖ったことやってても、どこかふんわりーっとした雰囲気が感じられるんですよね。アンプチパケのケーキって。面白い。ほんと、もっと近ければしょっちゅう行って新作食べまくるんですけどねー。

あ、ちなみに、お金寄付して、ルレ・デセールの会報もらってきました。
f:id:nyaofunhouse:20200322154041j:plain


次は、楽しみにしてたリストワールヤマモトのケーキ。
最初はフレジェ。
f:id:nyaofunhouse:20200322164519j:plain
このフレジェ、変わってて、スポンジがピスタチオ、ムースリーヌはプレーンという。
スポンジのピスタチオは、思ったよりもしっかり存在を主張している。ムースリーヌはややざらっとした固めの作り。いちごは粒はさほど大きくないんだけど、少し背が高い。フランスのいちごがこんな感じの背が高いものが多かったので、まさかフランス産ではないだろうけど、雰囲気ある。
トップに塗られたいちごのコンフィチュールの甘さの他に、アルコールも軽く使ってあって、大人なフレジェです。小さいけど印象は強烈。

もう一つはマルジョレーヌ。
f:id:nyaofunhouse:20200322165102j:plain
まあ、見るからにゴツいマルジョレーヌですよね。
食べてみても、見かけどおりの、ゴッつい味わい。
ヘーゼルナッツの香ばしさが強烈。ヘーゼルナッツ独特のエグ味も強調されている。ムースもスポンジも、刻んだヘーゼルナッツがいっぱい入ってて、つぶつぶが口の中に広がる。
そこに濃厚なチョコレート。これもビターでヘーゼルナッツの濃さをさらに濃くしていく。
まあ、美味しいですよ。すっごく大人びた、かつある程度ケーキの美味しさがわかっている人向け。
遠慮会釈ない、一切手加減ない美味しさです。
いやー、リストワールヤマモト、美味しいとは聞いてたけど、こんな感じなのかー。
これはまた行きたいですねー。遠いけどー・・・


最後は、リョウラのケーキ。
ここでもフレジェ。
f:id:nyaofunhouse:20200322171424j:plain
こちらはムースリーヌがピスタチオのパターンですね。
トップはいちごのジュレがシート状になっていて、その下がメレンゲという2層構造。
なので、甘さはしっかりあります。
ムースリーヌは、ピスタチオが入っているけどそこまで豆っぽさはなくて、基本はバニラの香り、そこにピスタチオのコクが加わる、という感じ。濃厚なムースリーヌになっています。
いちごのあっさりしたみずみずしさとぽってりとしたムースリーヌ、甘いメレンゲやジュレと、バランスよく作られた、リョウラらしい、優等生なフレジェです。美味しい。

もう一つは、バロンにしてみました。
というのも、バロンというケーキは、リョウラのグランドオープン時に販売してたケーキなのです。
その時のバロンはこんな感じ。

その後しばらくしてバロンは店頭から姿を消してたのですが、ここに来て復活してたのですね。
いつから復活してたかはちょっとわからないのですが・・
そのニューバージョンのバロン、こんな感じになってました。
f:id:nyaofunhouse:20200322173729j:plain
全然違うー!!
切ってみました。
f:id:nyaofunhouse:20200322173844j:plain
このニュー・バロン、すっごく美味しい!
食べてみると、ヌガーの中のドライフルーツが、ごろごろとした食感と、セミドライで酸味がけっこう残った状態。
そこに、下のフリュイルージュのコンフィチュールの酸味が加わって、まずは酸っぱいな、という印象が来る。
その後、はちみつの甘さやメレンゲの甘さが来て、酸味を中和していく、そんな感じ。
食感も味の組み立ても、すごくいいです。美味しいです。


・・・とまあ、田園都市線ケーキツアー、食べましたねー。
ほとんどの店でいちごケーキたのんでましたね。でも店ごとに特徴があって、すごく楽しかった!


ちなみに、友人にあげるホワイトデーギフトはこんな感じ。
f:id:nyaofunhouse:20200322153853j:plain
まあ、今年はこんな感じで許してほしいかなー・・という。
そして、もし来年があったら、来年どうしよう・・という悩みがすでに。