Nyao's Funtime!!

nyao(♂)の不可逆な日々を、チェスの騎士のように不規則にたどたどしく綴っていこうと思っています。

拙著「ケーキツアー入門」好評発売中!

ケーキツアー入門: おいしいケーキ食べ歩きのススメ

Kindle版
¥1,728から
(2018/4/27 00:00時点)


おしごと依頼等はnyaofunhouse★gmail.com(★→@)まで


アマイタマシイKindle

甘魂者の聖典!「アマイタマシイ」Kindle版好評発売中!!詳細は画像をクリック!
紙媒体でも復刊ドットコムから発売決定!
→復刊ドットコムのページ

長見良の魔法世界

Nyao's Funtime!!は漫画「ファンタジウム」と
長見良の魔法世界を応援します!
「ファンタジウム・パーフェクトエディション」電子書籍で配信開始!

ファンタジウム(1)【Kindle版】

おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


ル・グルニエ・ア・パン@マパテでフラン三昧!

まあそんなわけで、18日の衝撃以来、ずっと引きこもってめそめそしていた自分ですが、今日21日に久しぶりに外に出ました。
もちろん目的の一つは、参議院議員選挙。
そして、選挙の投票が終わったら、その足で新宿伊勢丹に向かい、マ・パティスリーで現在出店中のル・グルニエ・ア・パンのケーキを買おうかと。

ということで、小雨の中、投票所に向かったのが午前9時。


想定としては、9時に家を出て、9時15分ぐらいに投票所に到着、少しは行列できているだろうから10分~15分ぐらいかかる?それから駅に向かい、地下鉄に乗って新宿三丁目駅に着くのが10時少し前・・という感じだったのですが、投票所、誰もいなくて。あっという間に投票終わっちゃいましたよ。誰に投票するのかは既に決めてたので迷うこともなかったし。

なもんで、9:40には伊勢丹に着いてしまい。かなり暇を持て余してました。

そして開店。
マパテの売場に行くと、やはり夏らしいケーキが多かったですね。でも、一方でモンブランやチョコ系ケーキもいくつか。
そして、それ以上に目立ってたのが、フラン!
今回フランを3種類持ってきたのですね。ナチュールとオ・テとキャラメル。
それぞれ、小さいけどホールのサイズ。カット売りではないのです。
ちょっとボリューム多いかなー?とも思ったのですが、フランのバリエーション、そんなに食べ比べるチャンスなんてあんまりないし、ということで、3つとも購入。
そのかわり生ケーキは少なめに買ってきました。


家に帰って、ル・グルニエ・ア・パンのケーキ、まずは生ケーキから。
最初はサバラン・オランジュ。
f:id:nyaofunhouse:20190721122455j:plain
夏らしかろう!
スプーンですくってみました。
f:id:nyaofunhouse:20190721122620j:plain
こちらのサバランは、オレンジのリキュールがしっかり効いていて、それ以外にオレンジピール、オレンジ果肉と、オレンジを前面に出した、さっぱりとしたサバラン。甘めのシロップを甘さ控えめの生クリームが包み込むことによって、さっぱりプラスまったり、という味わいのレイヤーが。
さらに、ちょっとアニス?のような香りもあって、なかなか奥深い。
美味しいサバランです。


そして、シャルムというケーキ。伊勢丹限定。
f:id:nyaofunhouse:20190721123141j:plain
ハート型で可愛いです!
断面。
f:id:nyaofunhouse:20190721123354j:plain
このケーキは、チョコとラズベリーとバラの組み合わせ。
食べてみると、軽めのチョコムースに、ラズベリーの甘酸っぱさが王道の美味しさ。
バラは・・・どうだろ、一応探してみたのですが、あんまり強くは香ってなくて。
でも、さっぱりとした、今の季節でも美味しく食べられるチョコケーキでしたよー。


・・と、生ケーキは以上。
続いて、メインのフラン3種類の登場です!
f:id:nyaofunhouse:20190721121750j:plain
うーん、迫力!
それぞれ食べてみますよー。
まずは、フラン・ナチュール。
f:id:nyaofunhouse:20190721123837j:plain
オーソドックスなバニラのフラン。
パイ生地はさっくりと。
中のクリームは、むにゅむにゅ、とろとろ。やや柔らかめかな。
パリではフランにはバニラビーンズをこれでもか!と入れているお店が多かったのですが、ここのはそこまでではない。バニラは穏やかに香る程度。
でも、ほんのりやさしい甘さで、日本人好みの食べやすさ。美味しいです。

次に、フラン・キャラメル。
f:id:nyaofunhouse:20190721124127j:plain
このフランは、キャラメル味。キャラメルは、甘さよりほろ苦さが強い、かなりビターな作り。キャラメルの苦味と控えめな甘さが、フランをぐっと大人びたものにしている。美味しいです。

最後、フラン・オ・テ。
f:id:nyaofunhouse:20190721124319j:plain
これは紅茶のフラン。食べてみると、紅茶の味がすごく濃い。濃い目に淹れたアッサムミルクティーという感じ。甘さ以上に香りと渋みが。その渋みが卵や牛乳と混ざることでマイルドに。これも変わり種フランですが、すごく美味しいです。

フラン3種、どれも食べやすくはあるけど、味わいはかなり濃い目なので、大きさもあってボリュームがかなりすごい。食べごたえある。やっぱり生ケーキ絞ったのは正解だったね。


そして、焼き菓子は少し。
f:id:nyaofunhouse:20190721122151j:plain
巨大なメレンゲ菓子ロカイユは、ヘーゼルナッツの香ばしさと、コーヒーの香り。
パンデピス・デ・テは、マンゴーのパンデピス。スパイシーな生地にマンゴーの甘さが、意外にマッチする。

そんなわけで、今回のル・グルニエ・ア・パンの催事、色々取り揃えてありますが、フランが充実しているというのは、やっぱり出自がブーランジェリーというのはあるのかな、と。フランはシンプルで美味しいケーキですが、パティスリーにはあんまり置いていないケースもあるので、好きな方はぜひぜひ。変わり種も美味しいですよ!