Nyao's Funtime!!

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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


nyaoの本場パリのケーキツアー2019:8日目はカールマレッティのフレジエアントルメだ!

大変大変!
パリケーキツアー、残り日数なくなってきたのに、まだ行かれてないお店がたくさん!
どうしよう・・・

・・とは言うものの、実は行く前からわかってたんです。
行きたいと思ってる店、全部は無理だなーって。
だからどうしたって悔いが残るのは、もう仕方がないです。
今回行かれなかったお店は次回(があれば、ですが)行くことにします。

そんなわけで、残り少ないパティスリーのチョイス、
悩まみましたが、結局ここにしました。
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この駅といえば、ケーキ詳しい人はご存知ですよね。
はい、カールマレッティです!
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カールマレッティ、自分のブログにいただいたご意見で、
すごく美味しい!おすすめ!というご意見と、全然美味しくなかった!期待はずれ!というご意見と
両方を頂戴していて、どっちが正解?かを自分で確かめようと思い。
訪れてみることにしました。

カールマレッティ、思ったよりずっと小さいお店でしたが、ケーキの種類は半端なかった!
美味しそうなケーキがズラリ。
そして、ショーケースの奥に、キラキラと輝く、フレジエのアントルメが何台も。
カールマレッティのフレジエアントルメ、確か予約しないと買えない・・みたいな記事を読んだ記憶があり、
でもダメ元で聞いてみたら、買える!とのこと。
そりゃあもう、買うでしょう。
アントルメ、3サイズぐらいありましたが、一番小さいのを。
フレジエアントルメに、プチガトー4つに、お土産のパウンドも購入。
ほくほくしながら、次に向かったのがこちら。
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オ・プティ・グレック(小ギリシャ)という、クレープリーです。
いかにも街場のクレープ屋さんですが、なんだか「トリップアドバイザー」で高評価で。
一応チェックしてたのです。
メニューはこちら。
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一番右がシュクレ系、あとはサレ系と、基本的には塩っぱいクレープがメイン。
じゃあ、ということで、店名を冠したクレープ、オ・プティ・グレックを。
ギリシャ人のおじさんが焼いていきます・・
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しばらくして、出来上がりました。
こちらが、オ・プティ・グレックのオ・プティ・グレックです。
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なんかすごいの出てきた!
ボリュームが・・
おそるおそる食べてみました。
おー。
クレープ生地はサクサク。かなり固いです。
具材は、ギリシャ風だけあって、なすとチーズがメインでした。
チーズが酸っぱい!かなりの酸味で、まろやかななすと相性よし。
そして、めっちゃお腹いっぱいになるー。
だけどまあ、そこまで美味しいか?
やっぱりトリップアドバイザーも、食べログ同様、あんま宛になんねー。

そんなわけで、満腹。
フレジエ買ったのに大丈夫か?

・・ということで、お腹かなりふくれてしまいましたが、
地下鉄に乗って、帰りはシャトレー駅へ。
そこから、
ジョルジュ・ラルニコル
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メール
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と回って帰ってきました。
疲れたー!


アパルトマンに戻って、しばし休憩。
クレープが消化されるのを待ちます。
そして、午後のおやつの時間ぐらいから、
カールマレッティのケーキ食べますよー!


まずは、買っちゃいましたフレジエのアントルメだ!
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どーだ!
美味しそう!!
ワクワクしながら切ってみました。
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食べてみると・・
おー!!!
さすが、美味しい美味しい言われているだけのことはある。
すごく美味しいです!
ムースリーヌはややザラッとした舌触り、カスタード感多め、バニラ多め。
いちごは大粒なのがいっぱいで、やっぱりフランスのいちご美味しいです。
スポンジは薄めで、トップは焦げ目のついたマジパン。
クラシカルなフレジエの決定版と言っていい出来。
もたっとしたクリーム、ねちっとしたマジパン、甘くて酸っぱいいちご・・
幸せ。幸せすぎる。

そんなわけで、一気に
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食べてしまいました。
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フレジエって、不思議なことにいくら食べても大丈夫なんですよね。
ということで、引き続きプチガトー。
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まずは、ババオロムから。
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デカい!生クリーム山盛り!
断面はこんな感じ。
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食べてみました。
おー、なるほど。
ババ生地はかなりシロップめいっぱい吸ってますが、甘さは控えめ、ラム酒のキリッとした辛さが強いけど、アルコールもそこまで強くはない。甘さは生クリームで補給する形ですね。
ですが、スポイトでシロップを追加すると・・一気にラム酒のアルコールが強烈に!甘さも強くなりました。
スポイト効果抜群で、そのままだと全年齢版、スポイトのシロップを足すとR18+版、と、2種類の美味しさが楽しめる。
いいですね。すごくいい。

次に、リリーヴァリー(Lily Valley)というケーキを。
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これ、ユニークでロマンティックなフォルムでしょ?
これもデカい!そして生クリーム山盛り。
断面はこちら。
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これは、「すみれのサントノーレ」とも言えるケーキ。
生クリームはすみれの香りがかなりしっかりと香ります。
中央にはカシスのコンフィチュールが。
やや人工的な香りではありますが、すみれの高貴な香りが広がる、
見かけ通りロマンティックなケーキでした。


そして、ミルフィーユアラヴァニーユです。
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これもデカい!そしてパイが波打ってる!
このミルフィーユですが、波打ってるパイ生地は、さっくり(湿気ってなかったですよ)、焼きも強くてかなり焦げに近い香ばしさがあって、すごく美味しい。
カスタードクリームはぼてぼての重さで、味も濃厚で、薄いクリスピーなパイと良く合ってる。
正統派のミルフィーユですね。濃厚だし、ボリュームもあるし、美味しいです。


最後、シャンティヌガティーヌです。
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生クリーム山盛り!
飴好きとしては、買わずにはいられなかったという。
断面はこちら。
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このシュークリームは、トップがあまーいベッコウ飴、シューの下はヌガティーヌ入りの生クリーム、シューの中にもヌガティーヌ入りカスタードクリーム、という構成。
ベッコウ飴とヌガティーヌのカリカリとした食感、甘さ、がアクセントとなって、かなりのボリュームですが、美味しく食べられました。

・・ということで、カールマレッティのプチガトーは、どういうわけか自分生クリームてんこ盛りのばっかり選んでしまいましたが、美味しかったです。しっかり丁寧に作られている感。ポーションが大きいからと言って雑ではなかったです。
ただ、このボリュームを日本で展開するのは、ちょっとキツいかも。
とは思いました。


そんなわけで、カールマレッティのフレジエとケーキ、どれも大きかったのでお腹いっぱいいっぱい。
でも、これは食べますよー。
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はい、メールのゴーフルですね。
メールのゴーフル、味4種類ありましたが、一番オーソドックスなバニラを2枚。
中はこんなです。
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食べてみましたが、あっっっっまーい!
激烈に甘い!
甘いの大好きな自分でもたじろぐ、中のフィリングの甘さ。
でも、バニラの香りが良くて、すごく美味しい。
飲み物は必須ですが、甘くて甘くて、美味しいです。


そして、ジョルジュ・ラルニコルのガトーナンテ。
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これは一応お持ち帰りを画策してますが、店員さんに何度も超壊れやすいので気をつけて!と言われたので、大丈夫かな?と心配しています。

実は、メールのゴーフルと、ラルニコルのガトーナンテは、先日、自分が出発する直前に購入した、大森由紀子さんが出版された本「パリのスイーツ手帖」に掲載されていたのです。

PARIS SWEETS パリのスイーツ手帖

PARIS SWEETS パリのスイーツ手帖

この本、すごくいいですよ!特に手土産関係充実してる。
パリに行くならぜひ買っておいて損なしです。

・・・ということで、明日はいよいよパリ最終日!
あっという間過ぎてビビっていますが・・
明日は、3時までにアパルトマン退去。
ということで、軽く流す感じになります。
あと1日、マイペースで楽しみたいと思います!