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MOTリニューアル展覧会と久々のケーキはアンヴデット!

ごぶさたぶりです!!
なんだか知らないけど、2週間も間があいてしまいました。
特に理由はないです。なんとなく他の用件で忙しく。

あ、あと、iPhone、パリ行きに向けて新調しました。
持ってたiPhone 5s、もうバッテリーが限界で、
旅行に持っていっても不自由することが目に見えてたので。
今回は、iPhone Xsですよ!
今回の記事から写真が新しいIPhoneのものになってます。
少しは違いあるかなー?



今日は4月にしてはまだまだ寒い曇り空。
そんな中、こちらに来ました。
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というのも、先日東京都現代美術館(MOT)が3年ぶりにリニューアルオープンして、
その杮落とし企画展をやっている、とのことで。
早く来たかったのですが、ようやく来ることができました。

こちらがリニューアルしたMOTの入り口ですよー
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今公開している展覧会は、企画展が「百年の編み手たち」、コレクション展が「ただいま/はじめまして」。
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企画展の方は、1914年から現在までの、約100年の日本の美術史を「編む」を切り口として構成したもの。
新しくなった展示室の3階、2階のほんのちょっと、1階、地下2階を使って展示してありました。
展示室、基本的に写真はNGですが、一部の部屋の風景は撮影可だったので、
こんな感じでした。
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天井が超高いのを生かした展示。
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こちらは地下2階の吹き抜けになってるところの展示室。

でまあ、展覧会、そこそこじっくり見てたら2時間強かかりました全部見るのに。
とても面白かったです。
自分のようなさほどアートに詳しいわけではない人の感想ですが、今回の展覧会で示された日本の美術、戦前と戦後でパキッと分かれるんですね。
展覧会の構成上は大戦直前・戦中・戦後すぐはあえてまとめてあったんだけど、制作年代を注目しながら作品を見てると、第二次大戦が終わったとたんに、それまでの「西洋絵画の借り物」感から一気にフレッシュな表現が吹き上がって出てくるんですね。この戦前の重苦しい雰囲気から、霧が晴れるように自由奔放な表現が飛び出てくる様は圧倒的でしたね。
まあ、MOT自身の所蔵作品も、近現代を主に扱っているとはいっても近代は近美の範疇だし、現代のクオリティのほうがどうしても高くなるよね、という。

展覧会の後半、1990年代あたりから、自分の知ってる、リアルタイムで追いかけてきた作家さんが出てくるわけですが、90年代以降についても、不勉強にして知らない作家さんもいっぱいいて、追えてないなー・・と。すごく勉強になりました。


ということで、2時間たっぷり鑑賞して、お食事。
リニューアルしたMOT、カフェが2階、レストランが地下1階に。
おなかすいてたので、レストランに。
レストランは、「100本のスプーン」でした。
100本のスプーンは、スープストックと同じところが運営している高級ファミレス。
話題にはなってたけど、ここに入ったのかー。

メニューはこんな感じ。
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まあ、安くないね。
この中から、ビーフシチューをチョイス。
平日ランチはドリンクとサラダ付き。
それに、+500円でパフェもつけてもらいました。


店内はほぼ満席。
お店は美術館の入場料払わなくても入れるので、すっかり地元民の憩いの場になってるのね。
ということもあり、料理が出てこない。
どうせ電チンじゃないの?それにしては遅い・・
と、しばらく待って、ビーフシチュー出てきました。
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うーむ、バラ肉トロトロで、たしかに美味しい。
ちょっと高級ぶってる感はありますが。
そして、デザートのパフェがこちら。
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このパフェ、ランチだと+500円だけど、単品だと880円だって。
そりゃないわ。単品500円が妥当なとこ。

そんなわけで、ご飯食べ終わり、次にコレクション展を鑑賞。
コレクション展は、MOTのコレクションを使った展覧会。
MOT、リニューアル工事中の閉館時も、着実にコレクションを増やしてたらしく、若い作家さんの作品もいっぱい収蔵・展示してた。企画展に負けず劣らずスリリングな展覧会でした。
こちらは、一部を覗いて撮影可、だけどネットへのアップは不可、ということで、興味があればぜひMOTへ。


そんなこんなで、10時半に入館したMOT、出たのは15時近くでした。
もうかなり疲れたので帰ろうかなー??とも思ったのですが、
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はい、来てしまいました、清澄白河といえばのアンヴデットです。
アンヴデット、けっこう久しぶりじゃない?
最後に食べたのは・・
www.nyao.club
あ、でも1年前か。
そんな久々のアンヴデット、食べたことにあるケーキも、はじめましてのケーキも、いろいろ並んでて。
そんな中から、美味しそうに思ったケーキを中心にセレクト。
よっこらしょと帰ってきました。
家についたら16時過ぎてた。
長い遠征でしたー。


では、アンヴデットのケーキ、食べますよー。
まずは、ムラングシャンティー!
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もう、パティスリーにムラングシャンティーがあっても驚かないですよね。
定番になりつつある。
こちらのムラシャンは、純白の生クリームとメレンゲに、ほんのりアクセントを添えて。
切ってみました。
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こちらのメレンゲ、見ての通りかなり目が詰まってる。
食感は軽やかだけど、みしっとしている。そして、卵白っぽさがかなり強い。
生クリームはこってりと濃厚。
アクセントは、くるみの砂糖がけはグッドジョブ。カシスは、ちょっとエグみが出てて、淡白な味わいの中で少し浮いてたかなー?彩りとしては可愛いけど。

次に、ミエル。
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断面はこちら。
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このケーキは、上部がアプリコットのセミドライとジュレとムース、下がヌガーのムース。
ヌガーのムースは、「ミエル=はちみつ」の名前通り、はちみつの風味がしっかり。そして、ピスタチオをはじめとするナッツの風味がかなり強い。
けっこうアクの強さも感じさせる。
そこに、アプリコットの強すぎない酸味と香りがうまく寄り添って、味わいを深めている。
これ、ヌガーの部分だけだったらちょっとキツイかもだけど、アプリコットのおかげですごく美味しくなってる。さすがです。

次に、タルトフレーズを。
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断面はこちら。
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このタルトフレーズ、いちごはかなり小さめ。だけどいっぱい使ってあって、ジューシーで美味しい。
そして、中はピスタチオのクリームとカスタードの2層展開なんですね。
このあたり凝ってる。
下のタルト台は、生地はしっかり焼かれてさっくり。中のクリームは、かなり茶色が濃いけど、クレームダマンドだよね?皮付きとかなのかな?この色は?確信ありませんが。でも、こってりとしていて、さっぱりいちごとの対比が美しい。

次に、ヴェリーヌを。ヴェリーヌは3種類ほど並んでいた中から、「グラシュ」を。
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自分の好きなチェリーのヴェリーヌ。
構成としては、サヴァランとフォレノワールの合体作みたいな雰囲気。
スプーンで掬ってみると
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このヴェリーヌ、食べてみると見た感じとだいぶ違って、
チェリーの甘酸っぱさの軽さに対して、上のトンカ豆の風味のホワイトチョコクリームが、かなりもったりまったりとしていて、さらにトンカ豆の香りがかなり強くて、けっこう個性強いなーという。
でも、トンカ豆って、桜の香りに似てるんですよね。
なので、トンカ豆の桜の香りと、チェリーで、桜満開!ヴェリーヌなのですね。
今の時期らしい、春爛漫のヴェリーヌでした。

最後に、モンブランを。
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アンヴデットのモンブラン、一回大きくリニューアルして、今はフラウラに近い、横にメレンゲを配置するスタイルに。
断面はこんなです。
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こちらのモンブラン、サイドに貼り付いたメレンゲが、ちょっと吸湿してしまってねちっとしていたのは、やや残念。
でも、マロンクリームは、和栗と洋栗の両方のミックスだそうですが、ラム酒も効かせてあって、かなり洋に近くて、こってりして美味しい。
まあ、自分が買いに行った時間はかなり遅かったから、多少湿気るのは仕方ないかなー。
全体的には美味しいモンブランでした。

実は、今回清澄白河からMOTへ向かう道すがら、ケーキ屋さんが2軒もあったんですよね。アンヴデット以外に。
今度は、それらのお店も絡めてチェックしてみたいなーと思いました。


そんなわけで、ケーキの話は以上!
食べ終わってから、おもむろに黒いカプセルを取り出しました。
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これ、以前から気になってた、大竹伸朗のアート作品ガチャガチャ、その名も「大竹伸朗のガチャ景」。
ごく限られたショップでだけ展開しているガチャガチャなのですが、今回思い切って回してみることに。
1回500円と高価なのですが、3回回してきたというわけ。
はたして・・中身は・・
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どじゃーん!!
ダブったー!!!
うううう・・・
まあいいや、「ジャリおじさんは双子だった!」という設定を勝手に作って飾ることにします。

あと、今回の企画展のカタログも購入しました。
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下に敷いてあるのは、MOTがグランドオープンしたときの企画展のカタログ。
「ART IN JAPAN TODAY」。
この、1995年の企画展と、2019年の企画展、見比べてみると面白いかもしれません。
1995年時点での90年代を代表する作家と、2019年から振り返ってみる90年代を代表する作家、変わらず評価されている人もいれば全然いなくなっちゃった人もいたりして。このあたり残酷ですね。