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ルノートル帝国、満を持しての再上陸開始!

パリのパティスリー、ショコラトリー、ブーランジェリー、なんでもありの名店、ルノートル。
ルノートルといえば、少し前まで日本にもお店あって、でも、その頃の印象としては、なんだかちょっとイマイチなパン屋さん、というイメージでした自分としては。

でも、今度パリに行くのに合わせて、パリのパティスリーについて調べれば調べるほど、ルノートルというのはとんでもないブランドだというのがわかってきて。
なんてたって、MOFパティシエ4人も擁しているパティスリーはここぐらいしかないんじゃないか。
一流も一流、超一流ですよ。

そんなルノートルが、今度満を持して再上陸するということ。
今回は、パン屋さんではなく、パティスリーを中心に、チョコレートなども販売する、というスタイル。
一号店の場所は、銀座三越!
銀座三越の、「銀座ショコラ」を展開して場所を閉店して、そこに作るんだとか。
どうせなら現アンテノールの場所がよかったんだけど・・
まあいいや。
ともかく、どんな感じのお店になってるのか、とても気になる。
ということで、早起きして行ってきました銀座三越。
例によって一番乗り。
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ちょっと早く着きすぎちゃって、1時間半も待ったのですが、
開店と同時にお店に。
お店の作りとしては、銀座ショコラの冷蔵ケースがそのまま生ケーキの売り場に、
タブレットが並んでたところが焼き菓子売り場に、という感じ。
ラインナップとしては、生ケーキが10種類ぐらい、あとミニサイズのフィンガーケークが数種類、
マドレーヌとかもあった。焼き菓子はあんまりじっくり見てないけど、袋詰のが数種類。
とりあえず思ったのは、ケーキ高!
ほとんどのケーキは800円台。エクレアが700円。
おーーー、という感じ。
でもねえ。これ、今のヨーロッパのケーキの価格からすると、そこまで高くないんですよ。
パリのパティスリーのケーキ、ひとつ15ユーロとか平気でするし。
まあこのあたりは、日本の物価の問題とか、政治的なあれこれになるので詳しくは書きませんが。
でもまあ高いです。
そんな高額ケーキでしたが、チョコ系が多い印象。
なので、スペシャリテを含む、チョコを多めの組み合わせでいろいろ購入。
帰ってきました。

では、パリの一流パティスリー、ルノートルの実力はいかに!?
まずは、エスプリ・タルトレット・フレーズからいきますよ!
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断面は撮り忘れましたが、構成としては下がタルト生地、その上にスポンジ、そして薄くカスタードが塗られて、薄いいちごの板チョコ、その上にカスタードといちご、という、凝った構成。
食べてみると、サクサクのタルトに、かなりふわっとしたスポンジ、甘さもそこまで強くなくて、印象としてはいちごタルトとショートケーキのハイブリッドみたいな。
万人受けする美味しさで、よく出来てるとは思いますが、びっくりするほどすごい!という感じではない。でも美味しいです。

次に、プレジール。
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これは、構成としてはサンマルクに近い。
サンマルクは、チョコムース、バニラムース、上にスポンジで表面キャラメリゼですが、
このプレジールは、チョコムース、カスタードムース、上にスポンジで表面キャラメリゼ。
なので非常にサンマルク的。
味としては、チョコがほろ苦で、それに対してカスタードがやわらかな甘さで、とてもマッチして美味しい。これも万人受けしそう。さりげなさがありますね。

そして、ヴェリーヌ・ティラミス・アップルクランブル。
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ヴェリーヌは2種類ありましたが、こっちをチョイス。
スプーンですくってみます。
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このヴェリーヌは、とろとろのマスカルポーネムースに、角切りのりんご、上にはちょっと塩気のあるクランブル、下にはキャラメルっぽいソース。これコーヒーは入ってるのかな?コーヒーはほとんど感じなかったです。
甘さもそこまで強くなくて、とても食べやすい。
食感的にも、ざくざくのクランブル、とろとろのムース、しゃきしゃきのりんごと、バラエティに富んで楽しい。
これも誰が食べても美味しいと思えるヴェリーヌですね。

そして、ここからはチョコケーキが続きます。
まずは、ガストン・ルノートルからの伝統ケーキ、フイユ・ドトンヌです。
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これ!すごいですね!豪華なフォルム。
断面はこちら。
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このケーキは、とてもシンプルで、しゅわっと溶けるメレンゲに柔らかなチョコムースを重ね、チョコで包んで上にチョコのエヴァンタイユを載せたもの。
メレンゲは軽いですが甘さはしっかり。チョコムースも食感は軽いですが甘さはしっかり。
チョコ飾りは味的にもかなりの存在感。
なので、全体にかなり甘いし濃厚ですが、食感が軽めなので、胃にもそこまで重くない。
とても美味しいです。さすがさすが、スペシャリテだけのことはある。堂々とした風格です。
ルノートルの実力、たしかに伝わりました。

次に、トゥール・エッフェル・ヴォリュテ。
これは日本限定らしいです。エッフェル塔を模したケーキ。
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カッコイイですねー!
断面はこんな。
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このケーキは、チョコとキャラメルの組み合わせ、と聞いていましたが、食べてみると、そこまで重くないチョコと、やや軽めのキャラメル、そして、ちょっとヘーゼルナッツっぽい風味も。
これも食感が多彩で、とても美味しいです。

最後に、コンセルトを。
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美しいケーキですね。
こちらは、本当にシンプルなチョコケーキ。
チョコのスポンジ、ガナッシュ、ムース。
チョコの味わいは尖ってないので、誰もが食べやすい。
下にはフィヤンティーヌが敷いてあって、これも食感が楽しめる。
美味しいチョコケーキです。


・・・ということで、ルノートルのケーキ、一通り食べてみました。
思ったのは、とても食べやすい!誰もが美味しいと思える、そんなケーキが多かった。
全体の食感もとろふわの感じのが多くて、日本人好みの作り。
なので、最先端のクリエイションとかはあまり感じられないのですが、
一つ一つのクオリティはさすがの高さだと感じました。
でも、ちょっと高いかなー。確かにすごく美味しいけど、800円のケーキだと思うと、
もう一声工夫がほしい、とも思ってしまう。
自分は個人的に高すぎるケーキ否定派なので、そのあたりはちょっとなーと思うところが。

とりあえず、興味のある方は、まずフイユ・ドトンヌはおすすめです。
それ以外も、やっぱりチョコ系が美味しいですね。
もし行かれるのであれば、参考にしていただければ。