なんか、ここにきて急激に寒くなりましたねー!
数日前まではけっこうあったかい日が続いて、今年はこのままいくといいんだけどなーと思ってたら、
数日で秋から冬へ駆け足で移動した感が。
自分は、ここ数年寒くなると体調を崩すことが多くて、
今年はどうかなーとヒヤヒヤなのですが、
今のところは大丈夫。
けど、今朝いきなり背筋がバキッとなって、
思わず「はうあ!」と大きな声が出ました・・
まあ、背筋痛かったですが、腰じゃなくてよかった・・
ファンヒーターも出しましたし、いそいそと寒さ対策、
そして手洗いうがいの励行、まめにしないと。
そして、実は新宿伊勢丹マ・パティスリー、昨日行こうと思ったのですが、
昨日は起きたら鼻がぐじゅぐじゅで、こりゃケーキの味わからないわーと思って
今日に順延したのですが、
今日は鼻もすっきりだったので、いざ、伊勢丹へ!
正直、アルカションについては、大好きなパティスリーでもあるので、
本店も何度も行ってますし、マパテに来た時も何度も買っているので、
だいたいのケーキは馴染みがある。
今回のラインナップも、見知ったケーキが多かったですが、
そんな中にも、初めて食べるケーキもいくつか。
それらを中心に、新作から定番まで、幅広く買ってきました。
それでは、アルカション@マパテのケーキ、いただきます!
まずは、フレジエから。
なんと!早くもフレジエ登場ですよ!
確かに11月中旬頃からいくつかのパティスリーでフレジェ始めてて、
自分の中ではフレジェは春のケーキ、早くても年あけてから?ぐらいのイメージなので、
もうすでにいちごが始まっているのはちょっとすごいなーと。
昔は、クリスマスケーキのいちごは、アメリカ産とかで、味もよくない、というのが普通でしたが、
今は国産の美味しいいちごがもう出回ってるんですねー。
びっくりです。
そんな、早くも春を先取りしたかのようなフレジエ、
大きさは小さめ、味わいは、ムースリーヌは固くて甘くて美味しい。
肝心のいちごは、これがあなどれない美味しさ。まあ、まだ最高の仕上がりではないものの、
ちゃんと美味しい。
なんかすごいなーと。
次に、フロマージュクリュを買いました。
これは定番品ですね。チーズを食べたい気分だったので買いました。
断面。
2種類のチーズのムースは、やさしい酸味とやわらかい甘さ、ふんわりとした食感。
そこにブルーベリーのアクセントが効いている。
下のサブレのザクザクが美味しいです。
そして、これは冬の定番、タルトタタンを。
もうね、アルカションのタタンは大好きなのです。
この色艶、すごい美しい・・
切ってみました。
アルカションのタタンは、りんごが徹底的に焼かれて、食感としては羊羹とか、のし梅とか、そんな感じになってる。その甘さ、苦さ、そして適度な酸味。最高です。
これだけりんごの味が濃いから、たっぷりの生クリームもちょうどいい。
タルトタタンは黒くないと!という人は大満足の逸品です。
そして、ちょっと面白いケーキがありました。ババオパッションです。
これ、すごくユニークな形のケーキですねー。
器に入ったババなんだけど、ババ生地の上にチョコクリーム、さらにメレンゲが。
こんなスタイルのババ、見たことない。
しかも「パッション」なんでしょ?
どういうこと・・?と思って食べてみたのですが。
これが、食べてみると、思った以上にパッションの酸味がキューンと!
これは季節がいきなり夏になったかのような、時期外れの美味しさ!
そして、パッションとチョコの相性もとてもいいです。
面白いなー・・・。
そして、スポイトの赤い液体、中身聞くの忘れてしまったのですが、なめてみるとブラッドオレンジのような酸味とアルコールが。なんだろ、カンパリ?色はアルケルメスのようだけど・・
すごく風変わりで、でもすごく美味しいです。
次に、マリリンというケーキ。これも初めてかな?
アルカションらしい美しいフォルムですねー。
切ってみました。
これは、チョコのムースにコーヒーのブリュレの構成。
チョコの香りと苦味、コーヒーの香りと苦味が、うまくグラデーションを描いていて、
一体感のある、スムーズな美味しさになっています。
ナッツや板チョコのアクセントが効いてますね。
美味しいです。
生ケーキ最後は、出ました!パーデザンジュです!
まあnyaoといえばパーデザンジュ、という部分もありますが、でも買うのは久しぶりかも。
やっぱり美味しいです。チョコのほろ苦さとブラックベリーの濃い味わい。
「目にも舌にも喜びを」というアルカションの哲学を体現するケーキでもあるし、ケーキというもの、そのものの素晴らしさを端的に表現した最高のケーキ、だと思います。
あとは、タルトも買いました。タルトポワール。
この焼き色!
素晴らしいですよね。徹底的に焼きこんである。
クレームダマンドのまったりとした甘さに、旬の洋梨の凝縮された味わい。
フルーツタルトかくあるべし!な最高の焼きです。
そして、クグロフ。
小さなクグロフ型から大幅にはみ出した生地が大胆ですごく美味しそう。
これは明日の朝ごはんにするとしますかね。
ということで、今回のアルカション@マパテ、タルトポワールの秋、タルトタタンの冬、フレジエの春、パッションの夏、と、一回で四季折々ぜんぶ体験できて、とても楽しかったです。
フレジエはアントルメもあったので、早くも春を感じたいのであれば、買ってみてもいいかも!