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GW最終日はご近所訪問甘いモノ!

長かった人は9連休だった超大型GWも今日でおしまい。
たっぷり堪能されましたか?
まあ自分はGW関係ない人なのですが、やっぱりお休みで浮ついている街を歩くのは楽しい。
GW限定のスイーツも食べたし、昨日は昨日で柏餅をいろいろ買って食べたりしてました。

で、今日は、ご近所のパティスリー訪問でちゃっちゃっと済ませようかと。
というのも、このブログに「おかしな毎日」さんからコメントをいただき、フレジェについて、「お膝元のPAULのフレジェはどう思われますか?」と聞かれたので、そういえば長いことPAULのケーキ食べてないなー、久々に食べてみようかなーと思い。

PAULのケーキ、こっちに引っ越してきてすぐに何回か食べたのですが、どうもパンはかなり美味しいけどケーキisイマイチ?という印象が残っていて、それで、ラ・プレシューズもあるのにあえて買う必要ないよねーという位置づけだったのですが、その後パティシエが替わっている可能性もあるし、チェックしてみようかなと。

というわけでアトレ四谷です。
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PAULで久々にケーキのショーケース見たら、フレジエたしかにありますあります。
それ以外のケーキも、食べたことがあったりなかったりなので、一通り買ってみました。

ただ、それだけだとちょっと不安なので、おさえとしてカフェミクニズも。
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カフェミクニズ、GW中なのに普通にガトーショコラ売ってた。さすがにブームも過ぎたかな、よかった。
ミクニズは、新作のパリブレストがどうしても食べたくて。それを中心に、いくつかケーキ購入。
テクテクと帰ってきました。


家に帰って、まずは、PAULのケーキから。
フレジエ。ありましたよー
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なんか全体に白いですね。
でもって、両端に大きめのいちごが半割で入ってる。
ではでは、食べてみますよー。
・・ほう。
ムースリーヌは、そこまでガチガチに固くはないけど、こってりとしていてなかなか。
いちごもたっぷり入っていて、美味しいですね。
上の白いのはマジパンかな?甘いです。
いちごからスポンジまで、全体の統一感はとれていて、なかなか美味しいですね。
欲を言えば、もう少しメリハリがあると、より美味しいかも。なにせ今年はめっちゃフレジェ食べてるので、ややハードル高くなりますよー。
でも、美味しいフレジエです。

次に、タルトレット・シトロン・メレンゲを。
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PAULのケーキのショーケースを見たら、このタルトレット・シトロン、メレンゲあり/なしの2バージョンあって、なんで?というかメレンゲのないタルトシトロンの存在意義がわからん。
当然メレンゲありを購入ですよ。
断面。
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おー!メレンゲが山盛りですね!これはいい感じ。
では、食べてみますよー。
・・・うーむ。
メレンゲ山盛りなのは、確かに嬉しい。
でも、肝心要のレモンクリームが、酸味が足りない。酸っぱくない。
そしてレモンの香りも薄い。
これではせっかくのメレンゲが浮いてしまっているではないですか。
なんだろうね、これは、ジャパナイズしてあるのか知らないけど、確かに強烈な酸味とかクセとかないので食べやすくはあるけど。自分としてはこれはないですね。タルト生地部分は美味しいだけに、なんとも残念。


気を取り直して、次いきます。フラン・ブリオッシュ。
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ピースが大きめで、背も高くて、なかなか美味しそう。
名前と外見からわかるように、これはフランの中にブリオッシュ生地を混ぜ込み、さらにフレッシュのラズベリーを入れている。
でまあ、これがですね、味としては、フランというよりは、パンプディング的な、パンベルデュ的な味になっているのですが、ここまではいいです。美味しい。
でも、ラズベリーはなぜ入れた?全くあってないぞ。
フランのふわっとしたやさしい甘さをラズベリーの酸味が消している。
なんだこれ。なんか色々残念過ぎる。
プレーンなフランで勝負してほしいです。


最後、タルトアブリコ。
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こちらのタルト、ピザ生地のような薄いタルト生地はカリッと焼かれていて、香ばしくてすごく美味しい。
それに対して、中のあんずやカスタードは、火の入りが浅いですね。
この火入れは、某ぱりそらを想起させます。確かに、この方法だとフルーツのフレッシュな味わいをストレートに感じさせることができるのですが、アマタマ番外編にもあったメイラード反応が味わえないのですよ。個人的にはがっつり焼いて焦げが出てないと焼きっぱなし系タルトは駄目!だと思いますねー。



そんなわけで、超久々、数年ぶりのPAULのケーキ、食べてみました。
フレジエは美味しかったです。後のは、やっぱりPAULのケーキisイマイチ、というのを再確認することに。
このあたりが、やっぱりチェーン店の限界なのかなー?パンは好きなんですけどね。
あ、でも、PAULのパン、バゲットとかクロワッサンはすごくいいのですが、グリルポンムとか、アブリコのデニッシュとか、そっち系はイマイチなのであった。やっぱりケーキ弱いのと共通しているのかも。
ブーランジェリーにしか作れないケーキというのもあると思うので、もっとシンプルに美味しいケーキ作って欲しいです。


しばし休憩ののち、カフェミクニズのケーキ、いきます。
まずは季節のタルト。
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美しいですねー。これはフリュイルージュのタルト、ということでしょう。
断面。
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このタルト、見ての通り、こうしたフルーツタルトには珍しく、生クリームがかなりたっぷり盛られている。
これが、予想以上の効果を生み出していて、タルトなんだけどちょっとショートケーキのような美味しさが加わっているのですね。
そこに、更に薄くカスタード、こってりとしたクレームダマンド、かっちり焼かれたタルト生地・・と、隙のない作りで、めっちゃ美味しい。ミクニズの季節のタルトは、いつ食べても美味しいのですが、今回も間違いのない美味しさでしたね。

次に、シブーストポワール。
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これは何度も何度も食べているので、いまさらコメント書くまでもないですが、最高です。
シブーストクリームが、固すぎず柔らかすぎず、絶妙なんですよね。


そして、食べたかったパリブレスト。
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これ、もう見るからに美味しそう。
切ってみました。
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パリブレストって、シンプルすぎるからか、これまでの経験から、どういうわけかみなさんアレンジバージョンを作りたがる傾向にある気が。
でも、こちらのは、きちんと車輪型だし、プチガトーになっている以外はアレンジなしのストロングスタイル。それにしても丁寧に作られているねー。
で、食べてみたのですが・・・
これは!プラリネクリームが濃い!
このプラリネクリームは、一から厨房で作っているらしいのですが、こってこての濃厚さと、ヘーゼルナッツの香りの良さが絶品!溢れ出る香りの良さ。
いやー、これは・・これまで食べてきたプラリネクリームの中でも最上級のひとつと断言できる。素晴らしいです。
シュー生地も、この超濃厚プラリネクリームをしっかり受け止める引きの強い生地で、プチガトーとしてのパリブレストの模範解答がここにありますよ。
これは絶対ですね。


最後に、こちらも新製品、ミルフィーユです。
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こちらのミルフィーユは、うってかわってとても個性的。
パイが横倒しなのは普通としても、中に生クリームでもカスタードでもなく、プラリネとキャラメルを交互に絞るという、ほとんど見かけないスタイル。
さらに切ってみると、中にキャラメリゼしたナッツも入ってる。
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とまあ、構成を見ただけで味が濃いのが予想されますが、食べてみると、やっぱりめっちゃ味濃い!
でも、ベタベタとしたしつこい濃さではなく、ひとつひとつのパーツが丁寧に作られているので、プラリネにしろキャラメルにしろ、甘いんだけど雑味が少ない。
ケーキにおける雑味って難しくて、クリアであればいい、というわけではなく、時としては意図的にエグ味を持たせたりすることもあるけど、甘ったるくなりすぎる時には、そうした雑味を除くことで、こってりしてるんだけど食べやすい、という、高度な味わいを作ることができる。多分作るのめっちゃ大変だと思うけど。
それで、このミルフィーユが、そうした、味は濃厚なんだけど雑味がない、そうした味わいなのです。
これはすごいですよー。


そんなわけで、抑えとしてカフェミクニズ買いましたが、やっぱり圧巻。PAULと比べたらそりゃPAULが可愛そうだけど、格の違いを見せつけられましたね。近所であることを差し引いても、間違いなく名店。再確認。
本当は、ミクニズのフレジェを食べてみたい!前にも書きましたが。特注で注文したら作ってくれるのかなー?難しいかなー?