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高円寺阿佐ヶ谷秋のケーキツアー!

9月も終盤。
もう既にあちこちから栗の便り、届いています。
いますけど、なかなか行かれないー
自分的には積極的に動いているつもりなんですが、なかなか捗らないですねー。

そうこうしているうちに、高円寺ラブリコチエでも恒例のモンブランスタートしたとの知らせ。
これは、何を差し置いても行かないと。


そして、高円寺ということであれば、阿佐ヶ谷。
阿佐ヶ谷、懸案の課題店があって、
いつもコメントをくださる「たかねっこ」さんから行くべし!と強く言われていた「タツヤササキ」阿佐ヶ谷店。
開店してまだ間もないのですが、既に人気店とのこと。
こちらも行かないと。


ということで、今日まとめて行ってきましたよ。
高円寺阿佐ヶ谷ケーキツアーです!


高円寺ラブリコチエと阿佐ヶ谷タツヤササキ。
タツヤササキは基本タルト系なので、先に買って、それからラブリコチエが順番でしょうね。
ということで、まずは阿佐ヶ谷。
タツヤササキは、駅から徒歩5分ぐらい?シンチェリータに行く道の途中ですね。
小さなお店でした。
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お店に着いたのは、12時少し過ぎ。
でも、その時点で既にかなりのケーキが売り切れてました。
おー、すごいなー。人気あるんだねー。
お店の方も、もっと早く来ればいいのにー的なことをおっしゃっていました。

でも、ショーケースを見ると、魅力的なタルトがいっぱいあって、とりあえず気になるものは一通り買えました。
あと、クロワッサンもゲット。


タツヤササキで一通り買い物をしてから、高円寺へ。
向かった先はラブリコチエ。
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ラブリコチエ、最近は人気がすごくて、ツイッターなんかでは「イートインすごい待った!」とか「モンブラン売り切れてた!」とか、色々情報あったのですが、自分が行った時はさいわいに普通に座れましたし、普通にオーダーできました。

さてさて、これがないと始まらない、ラブリコチエの今年のモンブランですよー!
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今年のモンブランもでかかった!
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切ってみますねー
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食べてみました。

うむ!やはりこの味。
和栗のほっくりとした美味しさが身にしみます。
でも、今回強く思ったのは、栗のクリーム以外の部分。
生クリームのなめらかな口当たりとか、メレンゲの食感の良さとか。
特に、生クリームは、かなりゆるめに立ててあって、これは長時間の持ち運びには不向き、だけどイートインで食べると最高に美味しい。
モンブランなんだから栗が主役なのは当然なのですが、こうして見てみると、脇役の良さが主役をより引き立てる、というのがあるなーと。
いろんなモンブランを食べて、改めてそれに気付かされました。

もちろん、ラブリコチエではモンブラン以外にもケーキいっぱい買いましたよ。
新作もあるので、楽しみです!


ケーキ箱2つ抱えて、家に帰ってきました。
まずは、ケーキを冷蔵庫に。
そして、最初に食べたのは、タツヤササキのクロワッサン。
やっぱりクロワッサンはすぐに食べるべし、なので。
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おー!でかい!皿からはみ出してる!
切ってみました。
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このクロワッサン、でかいし焼き色いいし、かなり期待して食べたのですが、
すごく美味しい!
でかいし、パリパリのサクサクだし、破片は飛び散るし、かなり強い焦げ感があって、自分の考える美味しいクロワッサンの定義そのまんま。
むしろ、ちょっと焦げ過ぎなんじゃ?と心配になるぐらい。
これはいいですねー。
こんなクロワッサン、毎朝食べられたら最高なんですけどねー。


そして、タツヤササキのもう1点、イチジクのパイも食べてみました。
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タツヤササキでは、イチジクのタルトとイチジクのパイ、両方あったのですが、この外見に惹かれて、パイの方を購入。
なんともすごいですよね!
切ってみました。
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これは、生のいちじくが1/4割にどんどんどん!と載った、豪快なパイ。
それだけに、パイが美味しくなかったら、単なるいちじくだよね、という話。
どうかなー?と思って食べてみたのですが、これ、パイ美味しいです!
このパイも、かなり焦げの香りが強い。パリッとしたパイ生地で、やはりお皿に破片が飛び散る系。
そして、その上にチーズクリームが絞られていて、いちじくとチーズはよく合うんですよね。
シンプルなんですが、すごく良く出来た、単にいちじくがある、というだけじゃない、しっかりお菓子として成立しているパイになっていました。
このお店、けっこう好きかも。


と、いとまずタツヤササキはここまでにして、次にラブリコチエのケーキをいきます。
ラブリコチエのケーキ、最初にシブストポンム。
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もう、見ただけで美味しそうですよね。
切ってみます。
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このケーキは、ごくごくオーソドックスなシブースト。
表面はパリッとキャラメリゼ。ほろ苦くて美味しい。
シブーストクリームは、あまあまでふわふわ。
タルトはしっかり焼いてあってサクサク。そこにりんごのしゃっきり感。
美味しいシブーストクリームは、本当に至福ですよね。自分はちょっとやわらかめの、ふんわりしていて、ちょっと甘ったるいぐらいが好き。天国の味。
そんな美味しさがある大好きシブーストでした。


そして、これは新作、シシリーです。
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期待の新作、どんなだろう。
切ってみました。
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このシシリーなのですが・・・
これはびっくり!
メインはピスタチオなのですが、このピスタチオのバタームース、豆感が圧倒的に強め、バター感も強め、甘さも相当強め。
めちゃめちゃこってりとしている。
この味の濃さはこれまでのラブリコチエのケーキにはあまりなかったタイプのもの。
驚きました。
そんな濃厚なピスタチオに対して、ラズベリーの酸味とライチのはんなりとした香りが、軽さを添えていて、濃さの中にもさっぱりとした爽やかさを感じさせる。
でも、全体のトーンは圧倒的なピスタチオです。これはすごいなー。
ラブリコチエのケーキ、こんな展開とは・・・


次に、サントノーレいきます。
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切ってみました。
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このサントノーレは、オーソドックスなスタイルですね。
飴がけシュー、飴がけパイ、そしてクリーム。
この、美しく絞られたキャラメルクリームが、かなり濃厚。
キャラメルの甘さやほろ苦さがじゅうぶん感じられる。
なので、飴の甘さやほろ苦さも加わって、焦がした砂糖の美味しさが存分に楽しめる。
キャラメル好き歓喜。


そして、こちらは定番ですね、シシリアンフィグ。
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こちらもピスタチオのケーキですが、こちらのピスタチオは、しっかりとピスタチオを感じるけど、そこまで重くはなくて、いちじくのムースがちょっと重くて、ラズベリーがさわやかで、バランスが取れている。
このバランスがいわゆる「ラブリコチエ」の自分が抱いているイメージに近い。
なので、このシシリアンフィグと新作のシシリーとの違い、それが際立っているんですね。


そんな中、こちらも新作。ショコラフュメです。
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断面撮り忘れ。申し訳ない。
このケーキなのですが・・・なんと、チョコを燻製したという、驚きのケーキ。
正直、ケーキに燻製香を持ち込んだケーキ、あまり成功したと思うものがない。
ちょっと危険なんじゃないか・・?と危惧しつつ食べてみました。
おー!
確かに、スモーキーな香りがしっかりします。
そこまでキツくはないけど、はっきりと燻製とわかる。
そのスモーキーな香りに対して、チョコレートが、かなり酸味もある、ビターな味わい。
甘さは極力抑えてあって、これは、全年齢的なわかりやすいケーキではなくて、バーボンウイスキーとか、葉巻とか、そういう大人な世界に属する味わい。
実際、中にはブランデーのブリュレも入っています。
正直、万人向けの味ではない。
でも、燻製の香りをつけたケーキの中では、比較的うまく行っているかな?という気はします。
渋い、渋すぎる。
チョコはかなり軽めのムースとスポンジなので、渋みに対して重さはそこまでではないので、食べにくさはあまりない。
けど、これはコーヒーよりもそれこそウイスキーと合わせて食べてもいいかもしれない。


ラブリコチエのケーキ、最後はオペラです。
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モデルチェンジしたラブリコチエのオペラ、一般的なオペラより少し背が高い。
そして、少しバタークリームの部分が厚いですね。
その分、バタクリをたっぷりと楽しめる。
コーヒーとチョコのバランスもいい感じ。


ということで、ラブリコチエのケーキ、新作を含めて食べてみましたが、
新作には本当に驚かされましたね。
ピスタチオの豆っぽさ全開のシシリー。
スモーキーでビターなショコラフュメ。
どちらも、自分がラブリコチエに対して抱いていた、軽やかで、わかりやすい、万人向けの味、というのとは正反対。
正直、シシリーは豆っぽさが苦手な人にはすすめられないし、ショコラフュメは、最低限ラプサンスーチョンが飲めるぐらいの耐性がないとキツイかも。
でも、この容赦なさは、ハマる人はハマるはず。
これは、佐藤シェフ、相当攻めてますねー。
ラブリコチエが開店してかなり経ちますが、ここにきてこの攻勢、驚きとともに、これからのラブリコチエの進む道が楽しみになってきました!



ラブリコチエのケーキを一通り食べてから、一休み。
そして、今度はタツヤササキのタルトをいただきますよ!
まずは、赤桃のタルト。
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そして、パインアップルとチョコレートのタルト。
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ライチとほうじ茶のタルト。
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全部はちょっと量が多いので、それぞれ半分づつ。
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期待のタツヤササキのタルトですが・・・
まず、赤桃のタルト。
かなり赤桃の存在感が強いですね。酸味があってジューシーで美味しい。
でも、見ての通り、しっかり焼かれていて、火が通っていて、タルトとしてもきちんと出来ている。
ガチガチには焼かれていなくて、さっくりとした焼きですが、浅くはない。
実に美味しいタルトです。

そして、パインアップルとチョコレートのタルト。
こちらも、パイナップルの果肉の甘さが大きなウェイトを占めていますが、中にはクレームダマンドがたっぷり入っていて、やっぱりタルトとしての完成度が高いですね。
パイナップルにチョコを足すアイデアも、すごく合ってる。いいです。

最後に、ライチとほうじ茶のタルト。
これ、組み合わせとしてどうなの?と思ってたのですが・・
すごく美味しい!
まず、生のライチを焼き込むというのが、発想として面白いし、でもちゃんと焼き込み系タルトになってるし、
ライチとほうじ茶、これがすごく合うのね。
ライチのオリエンタルな香気と、ほうじ茶のやはりオリエンタルな香り、
これが融合して、ライチの新しい展開が見えた。むしろ、ライチ+ラズベリー+薔薇の組み合わせを超えた感も。
これは相当センスがいいですね。


ということで、タツヤササキのタルト、自分はかなり好き。
一見突飛に見える組み合わせも、よく練られていると思うし、真っ黒に焼いてはいないものの、タルトの要件はしっかり満たした美味しいタルトになっている。
これは、もう少し早い時間に行って他のタルトも食べてみたいですね。
なにしろシンチェリータがすぐそばなので、今度は一緒に行きたいです。