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ブロンディールのアシェットデセールに、一流について考えさせられる

今年も、パティスリーでは夏限定の冷たいお菓子が色々出てますねー。
自分も既に何軒か訪問して、今しか食べられない冷菓を楽しんでいます。
そんな中!ついにブロンディールがアシェットデセールを始めたとのこと!
こりゃ大変だ!

自分、アシェットデセールはそこまで興味ないんだけど、ブロンディールが作るとあれば話は別。
しかも、そのアシェットデセール、ツイッターで流れてくる画像を見るに、とてつもないものになっているようで。
こりゃもう行くしかない!
ということで石神井公園先日行ったばかりなのですがまた来ました。


今日は、あいにくの曇天。雨もパラついていて、気温もそこまで高くない。
正直、冷菓日和ではないです。
でも、自分のアシェットデセール欲を止められないぜ!
傘をさしながら、一路ブロンディールへ。
到着しました!
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ブロンディールの今年のアシェットデセール、メニューは
・ペッシェメルバ
・ヴァシュラン
・ヌガーグラッセ
・グラス・ソルベ3種盛り合わせ
となっております。
正直全部食べたい!
さすがにそれは難しいかー・・
でも、桃!とメレンゲ!ははずせないよね。
というわけで、ペッシェメルバとヴァシュランをオーダー。
あとあったかい紅茶を。なにせ店内寒いですから。


先にサーブされた紅茶を飲みながら待っていたら、それほど時間経たずに、まず1品目、ペッシェメルバが。
藤原シェフみずから持ってきていただきました。
こちらがブロンディールのペッシェメルバです!
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どうですか!
輝いていますよね!美しすぎる・・・

飴を割って、切ってみました。
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このアシェットデセールは、下に桃、その上にバニラアイス、そしてラズベリーソースという構成。
もうもう、全て美味しい!端から端まで美味しい!
飴の美味しさ、桃の美味しさ、アイスの美味しさ、ソースの美味しさ。
特に桃!これ、軽くソテーしてあるのですが、絶妙なミディアムレア!桃の果実味を残してあって、食感が官能的。そして、ソテーの時に洋酒を加えているのかな?香りがとてもいい。とんでもなく美味しい桃です。
そんな甘い桃に、さっぱりとした、でもバニラ感の濃厚なアイス、甘酸っぱいラズベリー。
見かけもゴージャスなら、味もゴージャス。
幸せやあ・・・


そして、次にヴァシュランを待っていたのですが、待っているとスタッフの人が来て、ヴァシュランの中のアイスがバニラとラズベリーなのですが、ペッシェメルバと味がかぶるから、ピスタチオに変更することもできますが?と言ってくださって。
じゃあ、ピスタチオでお願いします。
・・・で、藤原シェフが持ってきてくださったヴァシュランがこちら。
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こちらも、精緻に作られた工芸品のような美しさ。息を呑むとは、このこと。
切ってみました。
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おお!やっぱりピスタチオアイスになっている!
このヴァシュラン、これがまた美味しすぎる!
まずメレンゲ。自分は拙著で藤原シェフのことをメレンゲの達人と書きましたが、その才能が遺憾なく発揮された最高のメレンゲ。シャンティはふわっと軽く、香りも素晴らしい。
アイスも、バニラは先程と同様美味しいし、ピスタチオのアイスも、豆っぽさはないものの、しっかりとコクを感じさせて、むしろピスタチオでよかった!と思わせる。ピスタチオとラズベリーのソースとの相性も抜群だし!
あかん、涙出そう・・・


ブロンディールのアシェットデセール、圧巻でした。
アシェットデセールといえば、エスプーマとか、グラニテとか、絵画のように彩られた各種ソースとか、そういうのが多くて、それはそれで素晴らしいものだと思うのですが、ブロンディールの、ペッシェメルバどーん!ヴァシュランどーん!という、この骨太なデセール、最高に好き。愛してる。
そして、そのホスピタリティね!
2種類のデセールを出すから、味がかぶらないように中身を変更する、て、そう簡単にできることじゃない。
正直面倒ですし。
それを瞬時におこなう藤原シェフの度量。優しさ。
それが、ヴァシュランを更に美味しいものにしてくれていました。

元々、ブロンディールではお父様の完璧な接客が注目されていますが、シェフも、そんなに表には出てこないものの、やっぱりお客のことを一番に考えているんだ、ということがよくわかりました。
感激。

これまで、自分はケーキ屋や飲食店に対して、本当に美味しいものを提供するならば、ホスピタリティはあまりなくてもいい、と考えていましたが、ちょっと考え変わったかも。
いくら接客が良くても、提供する食べ物が美味しくなければ、それは三流。
でも、美味しい食べ物を提供していても、ホスピタリティに欠ける店は、もしかしたら二流なのかも。
本物の一流は、美味しいし、その上ホスピタリティもちゃんとある。
それは、お客に媚びるということではない。甘やかすことではない。客だから何をしてもいい、ということでは決してない。
ホスピタリティというのは、お客がお店の渾身の一品をできるだけいい状態で楽しんでもらいたい、という気持ちなんですよね。
本当のホスピタリティは、自分の作るものに自信がなければ生まれないのかもしれない。
振り返ってみれば、自分が心から愛しているパティスリーは、みんな細やかな気遣いが、ケーキそのものにも、接客にも、ちゃんと感じられる。
このあたり、まだ確信は持ててないです。「無愛想な店主が作るラーメンがすごく美味しい」という例もあるようですし、間違っている可能性はある。
でも、今日のアシェットデセールの感動は、デセールそのものの美味しさと、プラスしてお店の醸し出す雰囲気が美味しさを増してくれていた気がするのです。
一流とはなんなのか、色々考えさせられました。



石神井公園から、次の駅大泉学園へ。
先日コメントを書いてくださったぱんだちゃんさんおすすめのお店、COERU BAKE STANDへ来ました。
焼き菓子の種類はそれほど多くないので、レモンのスコーンとチョコパンをオーダー。カフェラテと一緒に。
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店内の雰囲気も悪くないし、味の方も発展途上だけどこれから良くなる気がします。
既に多くの常連さんがいるみたいで、賑わっていました。


ということで、今日は真夏の天気ではなかったですが、アシェットデセール、感動的体験をしてきました。
この画像を見て美味しそう・・と思われた方はぜひ石神井公園へ!
11時から16時まで、数量限定ですよ!