Nyao's Funtime!!

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小田急線沿線で涼と桃をとる(エチエンヌ~パクタージュ)

暑い!暑すぎる!
なんなんでしょうこの尋常じゃない暑さは・・・

うち、寝室にはエアコンあるので、寝苦しさはないのですが、パソコン部屋には家の構造上エアコン設置できないため、扇風機を全開で回してるのですが、単にあったかい空気が延々循環しているだけだという・・・

もう!まともに仕事にならないですよ!
やってらんない!


・・と、家を逃げ出し、向かった先は新宿駅から小田急線。
こちらにやってきました。
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そう!エチエンヌで涼を取ろうという寸法。

最近は、多くのパティスリーで夏場はパフェやかき氷、アイスやグラニテなどを提供するようになっていますが、エチエンヌはその中でも多種多様なかき氷を提供することで人気があります。
中でも、かき氷の中に桃を丸ごと1個埋め込んだ「まるごと桃杏仁かき氷」が自分、大のお気に入りで、スタートを今か今かと待っていたのです。
そうしたところ、今年も始まった!エチエンヌの桃の季節!という情報をキャッチした次第。
エチエンヌ、店頭にはこんな看板が。
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今は桃と杏が旬のようです。
杏は先日のマパテでも食べましたが、桃はなかったので、今度は食べるぞ!と意気込みが増します。
かき氷については、こんな看板が。
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これで言うと、桃杏仁のかき氷は7月限定なのかな?8月はまた別のかき氷になるのだろうか?
そのあたりはちょっと不明。


とりあえずかき氷は絶対食べるとして、あとは、ケーキも当然食べます。
ショーケースを見ると、定番品の他に、フルーツを使ったケーキがいっぱい。
それらを中心に、かき氷の後で持ってきてもらうことに。


エチエンヌのかき氷、今年はこんなです!
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おー!
ボリューミー!そして美味しそう!
このかき氷、ふわっと軽い氷に、桃と杏仁のシロップがかかっていて、甘すぎないけど物足りなさを感じない、適度な甘みでサクサクスプーンが進む。
そして、中をほじくっていると・・
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出ました!桃まるごとです!
桃は完熟で美味しい。氷が全体に薄味なので、桃の繊細さも失われていなくて、ぜいたくな気分になります。
かき氷専門店は数多くあれど、こんなかき氷はエチエンヌ以外ではなかなか食べられないのではないかと。


さて、かき氷を食べて、体が適度に冷えたところで、ケーキいきますよ!
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エチエンヌのケーキ、まずはいちごのケーキ、その名も「苺一会」という、駄洒落ケーキ。
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切ってみました。
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このケーキ見た時、この季節なのにいちご!?とびっくりしたんだけど、これには、今旬の夏いちごを使っているのだそう。
断面図から分かるように、上はいちごのコンフィチュールの層、下はチョコレートの層。
いわゆるアポロチョコ味なのですが、いちごはとても濃厚な甘酸っぱさ、チョコもカカオ分をしっかり感じさせるやや重めの作りなので、基本構成はアポロチョコだけど、味の凝縮度は比較にならない。
この季節にしてはかなり重めの、食べでのあるケーキでした。下のサブレがアクセント。


次に、シャルロットスリーズを。
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エチエンヌお得意のシャルロット、今はチェリーでした。やったね。
断面。
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シャルロットのビスキュイはふわっと甘くて、安定の美味しさ。
チェリーは、果肉分はそこまで多くないんだけど、クリーム、ムース、ジュレと、様々な表情でチェリーを楽しませてくれる。
生そのままのチェリーも美味しいけど、こうやって加工して美味しさを引き出すのもパティスリーの手仕事だよねーと感心。


そして、桃!来ました!桃のタルトです!
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もう、これは、こぼれんばかり・・という比喩ではなく、本当に桃がタルトからこぼれ落ちてくる。
なんとか断面。
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まあ、桃が美味しいのは、大前提。大前提と言っても、簡単なことではないのですが。
その上で、やっぱりタルトが素晴らしいですよね。
表面はさっくり、中のクレームダマンドはややしっとりとした食感。さらにラズベリーが練り込まれているんですね。
このタルトの濃い美味しさがあるから、水気たっぷりの桃の美味しさが生きる。
そして、断面を見てもおわかりのように、桃の水分が染み出ないように、薄くスポンジを敷いて、さらにカスタードクリームでせき止めてるんですね。もちろん味にも寄与しているけど、タルトの軽やかさが失われないようにちゃんと手をかけている。やっぱりすごいです。


もう一個タルト。こんどは 杏のタルトです。
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これは、マパテにもあったかな?自分は杏のヴェリーヌを食べたので、タルトは今回が初めて。
断面。
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このタルト、やっぱり、上に載った、巨大な杏の存在感がすごくて、この杏、とろける!やわらかいー!
とろけるだけじゃなくて、味の濃さも素晴らしい。甘みと酸味が強くて、味の強度が半端ない。
それに対して、やっぱりタルト生地が美味しいですねー。
こちらにも杏が入っていて、杏を心ゆくまで楽しめる。
全体にかなり酸味が強いので、バニラクリームで中和していて、バランスも取れている。
美味しいですねー。


エチエンヌ、店頭の端のほうに、桃がケースに入って山積みになってた。
いったいどれだけ桃を使うんだ!?という、大量の桃が。
やっぱりエチエンヌの桃、この季節は食べておかないとね!という美味でした。


エチエンヌを後にして、新百合ヶ丘から小田急線各停で3駅、今度は玉川学園前に来ました。
目的は、こちらです!
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パクタージュでは、夏場限定で、サブレにはさんだグラス(アイス)を売っているんですよね。
去年もいただきましたが、今年も食べに来ましたよー。
もちろんケーキも。特に桃のタルトと、プラムの焼きっぱなしタルトは食べたくて。


パクタージュ、店内に入ると、いきなりご主人が挨拶してくださいまして。
おめでとうございます!と言っていただきました。恐縮です。
その後齋藤シェフも挨拶してくださって。
本当にご挨拶が遅くなって申し訳なかったのですが、なんとかお礼を言うことが出来ました。

挨拶の後、ケーキとアイスを・・と思って注文していたのですが、
久保シェフが、よかったら店内のテーブルで食べていかれますか?と申し出てくださって。
特別のご厚意で、イートインさせていただきました。
こちらが今回お願いしたパクタージュのケーキです。
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こちらでも旬のフルーツを使ったケーキがメイン。


まずは、夏小夏のタルトから。
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美味しそうです!
断面。
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この夏小夏は、酸味や苦味はそれほどなくて、さわやか。そしてジューシー。
そんな果汁たっぷりの夏小夏に対して、タルトはさっくり。軽めの食感がよく合っている。
中のクレームダマンドは甘めで、ケーキとしての美味しさを補強している。でも夏小夏の繊細さは壊していないので、夏らしい美味しさを感じさせるタルトになっています。


次に、桃のタルトを。
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断面。
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この桃、美味しい!とろける!
エチエンヌの桃タルトは、生の果肉そのまま!という感じだったのですが、こちらの桃は、コンポートになってるのかな?とろとろとした食感。
それに対して、タルトはさらにサックリと軽やか。でも味はしっかりしています。
そんな、淡い桃と濃いめのタルトを、生クリームとカスタードクリームがつないでいる。
いやー、やっぱり同じ桃のタルトでも、お店によって全然考え方が違って、面白いですねー!


そして、ヴェリーヌをひとつ。トロピカルです。
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このヴェリーヌ、下のブラマンジェが、液体に近いぐらいのトロトロ感。クリーミーで、ちょっと杏仁豆腐のやわらかいのをイメージさせます。
それに対して、南国フルーツのソースが夏を感じさせます。トロピカルでもあり、エキゾチックでもあり。
一粒のピンクペッパーが更に南国気分を盛り上げます。


そしてそして、食べたかったタルトプリュンヌアラメゾン。
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このタルト、期待以上の美味しさ!
プラムが、もうかなりの酸味!すごく酸っぱくて、目が覚める。
そんなプラムに対して、タルトは焼きがしっかり。プラムにも火がしっかり通っていて、よく焼いたフルーツの美味しさが引き出されています。
やっぱり旬のフルーツをこんがり焼いた、焼きっぱなしタルトは最高ですね!


最後に、特別に食べることが出来たオペラを。
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このオペラ、すごく上品!
チョコとコーヒーの苦味はしっかりあるんだけど、なんというか、気品を感じます。
それは何かと考えると、味に深みがあるんだけど、軽やかなんですね。雑味がない。研ぎ澄まされている。
そんなところから品を感じるのではないかと。


ケーキを食べ終わったところで、グラスをいただきます。
今回自分が食べたのは、新作のショコララムレザン。
手に持ってみます。
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このアイス、チョコが濃いーーー!!!
夏だから、アイスだから、という逃げ口上がない、強烈な個性を発揮。
そして、その後からラムレーズンの香りが。
これは、あれですね。チョコの「ラミー」。あれの超濃厚、超高級なアイスバージョン。
夏でも美味しいですし、むしろ真冬でも美味しく食べられるのでは?というアイス。



ということで、今日は小田急線沿線でフルーツたっぷりケーキと、かき氷と、アイスをいただきました。
束の間の涼をとることが出来て、出かけてよかった!です。

それはよかったのですが、今、このブログ記事を書きながら、額に汗じんわりで、ふきふきしながらキーボード打ってます。
今年の夏は、本当にどうなっちゃうんだろう・・・


【2017/7/17追記】
実は昨日、パクタージュでパンも買ってたのでした。
パクタージュのパンはすごく美味しい、と評判なので、買ってみた次第。
昨日はお腹いっぱいだったので、今日食べてみました。
こちらが昨日買ったパン。
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美味しそうでしょ?
左の丸いのがパンオマイスという、とうもろこし入りのパン。右のクロワッサンは、クロワッサンフィグノワといって、中にいちじくとくるみが入ってる。
まずクロワッサンフィグノワを切ってみます。
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おー!入ってる入ってる。
パンの中にいちじくとくるみを入れるのは、カンパーニュ系では見かけますが、クロワッサンに入れるというのはちょっとすごい。
そして、これがめちゃめちゃ美味しい!
バターリッチなクロワッサン生地と、甘いセミドライいちじく、香ばしいくるみが、すごく合う合う。
バターの美味しさ、小麦の美味しさ、フルーツ&ナッツの美味しさ・・・


そして、パンオマイスも切ってみました。
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こちらは、みっちりとした食感。小麦の甘さに、強めの塩気が。そしてとうもろこしの甘さも。
これもすっごく美味しいです!
なんというか、パンなんだけど、パン屋さんが作るパンじゃなくて、やっぱりケーキ屋さんが作るパン、という感じがするんですよね。
どこが違うの?と言われるとちょっと困るのですが、なんだろ、ブーランジェリーのパンは、どちらかというとガシッとした、骨太な感じなのですが、パティスリーのパンは、味のバランスを考えられた、丁寧な作り、という感じがします。このパンオマイスも、甘さと塩っぱさのバランスをしっかり考えて作られている。そのあたりの細かい気配りがケーキっぽいかな、と。


ということで、パクタージュのパン、すっごく美味しかった!やっぱり評判になるだけのことはある。
実際、昨日自分ケーキ食べてる時に、パンだけ買ってる人いたからね。
もう、パクタージュ=パンの美味しい店、という評価が定着しているんだと思う。
それって、すごいことだよね。
自分も、次にパクタージュ行った時は、もっといっぱいパン買おう!と思ったのでした。