Nyao's Funtime!!

nyao(♂)の不可逆な日々を、チェスの騎士のように不規則にたどたどしく綴っていこうと思っています。

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銀座の新名所GINZA SIXでフィリップ・コンティチーニとオリジンヌカカオ

自分は通常マパテには木曜日に行くことが多いのですが、なんで昨日水曜日にマパテに行ったかというと、
今日は銀座に行くために決まってるやろがーーーー!!


ということでやってきました銀座。
もちろん目的はこちら。
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今日オープンの新商業施設、「GINZA SIX」。
まあーー、松坂屋がこんな姿になっちゃって。
工事長かったですものねー。
感慨にふけりながら、開店前の行列に並ぶことに。


GINZA SIXの開店は10時半。
自分はその1時間前の9時半に到着しました。
行列は、たしかに出来てましたが、まあ予想の範囲内。


これは自分の経験則なのですが、こうした商業施設などの初日の行列、開店後に並びはじめるのはもってのほか。だけど、あんまり早く来すぎても意味がなかったりします。
ベストなのは1時間前に着くこと。だいたい、こうした行列は1時間前ぐらいから急激に伸びるものなのです。
逆に、2時間前に来ても、さほど行列は長くならないので、あまり意味がない。
1時間前だと、待ち時間の長さのしんどさと、列の長さのバランスがいちばん取れているポジションを確保できる、と思うのです。

そんなわけで、自分はほぼ予想通りの位置取りに成功。
開店を待ちます。

そうしたら、やはり自分の後ろにかなり長い列が出来たらしく、9時20分に開店。
自分は他の階に目もくれず、一気に地下2階へ。
そしたら、ほぼ一番乗りでしたよ!話題の新商業施設の初日の一番乗り、気分いいですよー。


そんなわけで、周囲を取り囲む店員さんの「いらっしゃいませ!」を聴きながら、向かった先は、そう、「フィリップ・コンティチーニ」。
GINZA SIXの食品フロア、新業態店や日本初出店の店舗がたくさんありますが、目玉の一つがこちらのフィリップ・コンティチーニ。
ケーキの販売のほか、アシェット・デセールもやっています。
自分一番乗りだったので、なんならデセール食べることもじゅうぶん可能だったのですが、何度も言うように自分はあんまりデセールに食指が動かない。ということで、ケーキのテイクアウトを。
フィリップ・コンティチーニのショーケース、ケーキはヴェリーヌが3種類、あと、座布団みたいな形のケーキが3種類。シュークリームが3種類、など、1つのケーキのバリエーションが多いですね。
その中から、適当にケーキをチョイス。
あと、スペシャリテになるのかな?話題になりそうな「クイニータタン」も購入。


フィリップ・コンティチーニで用を済ませて、次に向かったのは「オリジンヌカカオ」。
オリジンヌカカオ、支店の出店→閉店が続いていましたが、ここで満を持して銀座店オープンです。
ショーケースには、チョコは当然、銀座店限定のケーク、テリーヌショコラ、そしてケーキもプチガトー、アントルメ、新作も含めてかなり意欲的な展開でした。
今回はテリーヌショコラを全3種類、それぞれ買ってみました。


と、ここで自分の目的はおおむね終了。
あとは地下2階を一周してみましたが、確かに魅力的なお店がいくつもある。
けど、慌てて買うほどのものはないかなーということで、今回は見るだけ。
ちなみに、いちばん行列が出来てたのは、プリンのマーロウ。なんだろ、オープン限定のアイテムとかあったんだろうか。謎だ・・・


そんなわけで、地下2階での目的を果たした後は、1階に戻り、いったん外へ。
そして、外からしか入れない、香水店「ルラボ」へ。
ルラボ、好きなブランドで、最近またここの「ローズ31」を買いたいなーと思ったら、GINZA SIXにお店できるということを聞いて。
これは、もしかしたらオープン記念ノベルティがもらえるかも?かもよ?
と期待して、お店に入って、香水を購入したら・・・
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ビンゴ!高級ホテルで提供しているという、サンタル33のアメニティセットをもらえました!
嬉しい!来てよかった!


と、これで今回のGINZA SIX買い物は終了。離脱しました。
まだまだステキなお店はあるみたいだけど、それはまた落ち着いた頃来ればいいかな、と思って。
まずはケーキ、食べますよ!


こちらが、今回買ったケーキの袋。
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期待が高まりますね!


まずは、フィリップ・コンティチーニさんのケーキから。
最初に、座布団シリーズをいきます。
フランボワーズシトロンヴェール。
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バニラの粒粒がいっぱいです。
断面。
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さて、こちらのケーキなのですが。
まず、バニラの香りが強いですね。かなりの量のバニラを使っているのがわかる。
そのまったりとした甘さに対して、ラズベリーは、やや弱め。
ライムも、更に弱めで、香りは感じられるんですが、酸味はほとんど感じず。
なので、バニラの押しの強さを切り替える酸味が欲しくなってしまう。
うーん、これは・・・


次に、ヴァニーユパッション。
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最初、こっちがフランボワーズかと思ったのですが、こっちがパッションなんですね。
断面。
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こちらのケーキも、基本はバニラなのですが、今度はちゃんとパッションフルーツの酸味が効いていて、バニラの重さを中和してくれていて、美味しいです。
生地にもパッションフルーツの種が練りこまれていて、それがプチプチとした食感とパッションの香りを伝えていて、なかなか美味しい。
好感度メーターがちょっと上昇。


そして、座布団シリーズ最後はノワゼットショコラ。
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断面。
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これはかなり美味しいんじゃないですか?
チョコの濃厚さと、ヘーゼルナッツの香りが、しっかり感じられて、食べごたえある。
シンプルだけど味わい深い。


ここで、タルトタタンを。
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このタルトタタン、かなり大きいです!
これはかなり大量のりんごを使っている様子。
断面。
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このタルトタタンは、ミルフィーユ状にスライスされたりんごを焼きこんでいます。
なのですが、焼きがとにかく浅い。
これは、人によっては果実味を残したジューシーでフレッシュな味、と取ることも出来るでしょうが、
自分の場合は、昨日も書きましたが、タルトタタンは徹底的に火を入れてなんぼ。
その意味では、昨日のアルカションと比べてしまうと・・・


気を取り直して、ヴェリーヌ行きます。
ヴェリーヌひとつめは、ヴェリーヌフレーズルバーブ。
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スプーンですくってみます。
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このヴェリーヌは、名前の通りいちごとルバーブがメイン。
これが、特にルバーブが強烈に酸っぱい!
バニラクリームがある程度入っていて、中和している部分もありますが、酸味がかなり強烈。
これは酸っぱいの苦手な人は要注意です。
自分は酸っぱいのは歓迎なのですが、ちょっと酸味に雑味を感じたんですよね。
ルバーブの野趣を生かすのか、ソフィスティケートさせるのか、このあたりがもう少し明確になるとよかったかも。


最後に、ヴェリーヌショコラを。
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スプーンですくってみます。
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このヴェリーヌは、ふんわりエアリーなチョコレートがメイン。
中にはナッツが入っていたり、チョコのシュトロイゼルがあったり、工夫も見られる。
だけど、ちょっと単調かなー??ヴェリーヌらしさがもうひと押し!欲しかった!


そして、ここのスペシャリテ、クイニータタン!
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切ってみます。
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これは、名前の通り「クイニーアマン」+「タルトタタン」のハイブリッドスイーツ。
確かに、生地はクイニーアマンですね。
でも、クイニーアマンにりんごを入れるのは、特に珍しくないですよね。
このクイニータタンはりんごの量が多めですが、基本はクイニーアマン。
そして、ここでもりんごの火入れが浅い。
ハイブリッドスイーツならではの驚きはちょっと弱いかなー・・・

フィリップ・コンティチーニさんのケーキ、画像でもわかるように、実際食べてみても思ったのですが、
地味!
地味というのは、自分はいい意味でも使いますが、今回は良くも悪くも地味!という印象です。
悪い言い方をすれば、野暮ったい。
パリの最先端のスイーツのクリエイションを見せるのか、シンプルだけど丁寧な仕事によって美味しさを紡ぐのか、そのあたりがどっちつかずの印象ですね。
決してまずくはないですが、海外ブランドのもつ華やかさとかケレン味とかがちょっと薄い気がしますねー。
これから頑張って欲しいです。日本のスイーツマニアの舌の肥え方は普通じゃないですからねー。



しばしの休憩の後、オリジンヌカカオのテリーヌショコラを。
テリーヌショコラ、パッケージ可愛い。
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大きさはかなり小さいです。
お皿に載せてもこんな感じ。
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それぞれ切ってみました。
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さて、こちらのテリーヌショコラですが・・・
おー。
美味しいです。素晴らしい。さすが。
ねっとりとしたチョコレートのなめらかな舌触り。カカオの良い香り。濃厚だけどいくらでも食べられる甘さ・酸味・苦味のバランス。フルーツとのマリアージュ。
どれをとっても一級品です。
やっぱり、ルレ・デセール会員のショコラティエの名声は伊達ではない。
そんじょそこらのテリーヌショコラとは格が違う。

テリーヌショコラナチュールは、シンプルなチョコのみ。でも、チョコがとても美味しいので、全く飽きない。
これがすごいです。テリーヌショコラはともすれば胃もたれしてしまいがちなのですが、濃厚なのにもたれたりしつこかったりすることが皆無。
うーん、すごい。

テリーヌショコラパッションは、パッションフルーツの酸味がしっかり効いた味わい。これもチョコとの調和が見事。刺激的だけど、チョコの美味しさがそれをくるんでいて、絶妙な美味しさに。

テリーヌショコラフランボワーズは、ラズベリーの酸味は弱め。でも、ラズベリーの香りが素晴らしい。だから、酸味が弱めでもラズベリーの存在感はしっかり。
これもチョコとの融和が素晴らしいですねー。


ということで、テリーヌショコラ、コーヒーと一緒に食べたのですが、あっという間にこんな感じに。
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いやー、やっぱり日本のパティスリー、ショコラトリーのレベルの高さは、素晴らしく高い、ということを再認識。
まあ、オリジンヌカカオは、日本のショコラトリーの最高峰の一つだし、その意味では、このぐらい美味しくても当然、とも言えるけど。


ともあれ、銀座に美味のお店が居並ぶステキなスポットが出来ました。
今度は、もう少しほとぼりが冷めたころに、今回買わなかったお店のスイーツを買ってみたいと思います。