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Nyao's Funtime!!

nyao(♂)の不可逆な日々を、チェスの騎士のように不規則にたどたどしく綴っていこうと思っています。

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ブロンディール祭り2回め行ってきましたよ!

昨日書いた、ブロンディールがマパテに来ている記事、めっちゃ読まれました。
ツイッターでの反応もすごくて、ブロンディール、確実にきてますね。

そして、皆さん既に初日・2日目と連続で行っている方がいっぱい!
いつもコメントをくださる「みみたん」さんももう既に2回行かれたとか。すごい!

自分も、1度ではまだまだ物足りないよ!
・・ということで、今日も伊勢丹へ。
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さーて、今日はどれ買おうか・・・

ショーケースを前に、沈思黙考。
昨日買わなかったケーキ全部買いたいのはやまやまだけど、それだとちょっと多すぎる。
どれを削るか・・
悩んで悩んで、結局ムラングシャンティを削りました。
残りの7個をお買上げ。
あと、焼き菓子も買いましたよ―


ブロンディール祭り2回め、まずはタンタシオンから。
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タンタシオン、断面図撮り忘れた!
なんと。またやってしまった。
まあ、いいです。
タンタシオンは、表面のジュレと、中にもラズベリーとリュバーブのコンフィチュールが入ってる。
最初は、すごくさわやかな酸味が感じられるのです。
ですが、その後から、やってくるのです。ピスタチオが。
ピスタチオ、ここでもいい仕事してます。
香り高く、ねっとりとしたコクがあるムースが、さっぱりとしたラズベリーとリュバーブの酸味と拮抗し、深い美味しさにつながっている。
爽やかな味わいでも、それでは絶対に終わらないのがブロンディールらしいですね。


次に、シブーストマロンカシスを。
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こちらは断面図ありますよー
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このケーキは、名前の通り見ての通り、上半分がカシスのシブースト。下がタルトの中にマロンクリームが。
カシスと栗の組み合わせは、もはや鉄板ですが、これをうまく融合するのは意外と難しく、ともすれば味がばらばらになったり、組み合わせた意味がなくない?みたいなことにも。
でも、このケーキでのカシスと栗の甘さ・酸味のバランスは完璧。
酸っぱすぎないカシスのふんわりシブーストに、ホワイトチョコレートのパリンとした食感があって、下にねっとりとしたマロンクリーム、そしてタルトの香ばしさ。
美味しいですね―


そして、店を代表するケーキ、デリスピスターシュ。
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デリスピスターシュは、新鮮なピスタチオを厨房で挽いていることから生み出される、強烈に豆を感じさせるムースが。食べる前からわかっているんだけど、いざ口の中に運ぶと、やっぱりピスタチオの香りに圧倒される。衝撃波。
そして、ここではそんな濃厚なピスタチオに対して、ラズベリーも強い酸味で対抗する。
ブルジョネがピスタチオの柔らかなコクに、柔らかな酸味を合わせた、、マイルドな味の組み立てなのに対して、こちらは強対強、がっぷり四つ。ほぼ同じ素材を使っていながら、ブルジョネとデリスピスターシュ、全く異なる味になっているのには驚くしかない。


タルトタタンも買いました。
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見かけは地味ですよね―。
断面。
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ブロンディールのタルトタタンは、りんごが、火が入って甘みを増すポイントと、フレッシュさを失わないポイントのギリギリの接点を見極めて、そこのジャストポイントにピタリと照準を合わせた作り。
だから、絶妙な半生の状態を楽しむことが出来る。
個人的にはタルトタタンはもうちょっと火を入れてもいいかな、と思うところはあるんだけど、これも完成度の高いタタンになっています。
こんもり盛られた生クリームも美味しい。


サンマルク。
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前にも書きましたが、サンマルクというのはとても怖いケーキで、バニラムースとチョコムースのシンプルな組み合わせだけに、ごまかしが効かない。出来上がりも地味だし、作るの大変な割に「受ける」要素が少ない。
このケーキに挑戦するのは、よほど腕に自信がないと、なかなか難しい。
パティシエさんによっては、大幅に工夫を凝らすことでシンプルで地味な印象を変えようとする人もいますよね。
それで、ブロンディールのサンマルクですが、見ての通り、全く飾り気なし。単にバニラムースをチョコムースを重ね、スポンジの表面を軽くキャラメリゼしただけ。
でも、これが抜群に美味しいのです。
キャラメリゼのほろ苦さ、バニラの香りの良さ、チョコレートのビターな感覚・・
それぞれが最高のバランスで重なり合っている。
このバランスを作り上げるのは容易なことではないと思うのですが・・
でも、そんな作る大変さを、食べる時はほとんど感じない。
単に「美味しい!」という感嘆が口から出るだけ。
すごいです・・・


モンブラン。
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切ったら、ちょっと潰れてしまった・・
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昨日食べたモンブランセゾニエールが、和栗の異端派モンブランだとすれば、こちらは正統派の権化。
そして、とても小さい。
アンジェリーナのデミサイズよりもはるかに小さい。
わかってるんです。この大きさに必然性があることも。食べたことがあるから、知ってるんです。これがどれだけインパクトがあるのか。
でも、いざ口の中に運ぶと、ドカン!爆発が。わかっていても食らう。
こってこてのマロンクリーム、ミルキーで濃厚な生クリーム、甘い甘いメレンゲ。
激烈に濃く、激烈に美味しい。
でも、この大きさだからこそ。
ほんと、小型爆弾ですよ。


最後に、レザンノワールカフェを。
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これ、前に食べた時から虜になったケーキで。
断面。
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このケーキについて、シェフのお父様が他のお客さんに解説して曰く、「レーズンの載ったオペラのようなもの」と。
なるほど。そういう捉え方もありますね。
でも、なにしろ、レーズンの存在感が半端ない。
レーズン、シロップがかかっていてねっちょりとした、麻薬的な味と食感がある。
そしてラム酒の香りも強め。
そこに、コーヒーのバタークリームの苦味がビタッと合うんですよね―。
こうくるか!という驚きが。
これは発明ですよねー。
レーズンとコーヒー。これが、全く違和感なく融合している。
すごい。
このケーキの魔力は、ほんとある意味悪魔的。
うかつに食べると魂うばわれかねないです。


と、生ケーキはここまで。
あと、焼き菓子も買いました。
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ケーク・オ・ノワゼット。
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このケークは、表面にグラス・ア・ローがかかっているけど、飾り気はないシンプルなもの。
中にヘーゼルナッツが粒のまま入ってます。
このケーク、意外にもふわっとした軽い食感。
もっとずっしり来るかと思ったので、これは軽い驚き。
でも、ヘーゼルナッツの香ばしさはしっかりで、洋酒も効いていて、大人の味わい。
軽いけど、強い印象の残るケークです。


最後に、クロッカントガスコーニュを。
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切ってみました。
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このクロッカン、中にアーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオがたっぷり練りこまれているのですが、
食感が、カリカリでもガリガリでもなく、ゴリッゴリ。
めっちゃ固い!「おこし」か!というほど固い。
でも、美味しい!口の中が香ばしさでいっぱいになる。
ただ、食べる時は口の中を切らないように注意!


・・ということで、ブロンディール、2日連続でいっちゃいました。
いやー、満足満足。
昨日も書いたように、藤原シェフのブレない姿勢、研ぎ澄まされた感性を存分に感じました。
ブロンディール、場所遠いけど、これからブレイクする可能性大ですね!