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期待の仙川ラ・カンドゥールに行ってきた!

期待の新店は、機会があれば行くようにはしているのですが、なかなか行ききれてないですねー。
自分は御朱印コレクター的なお店の回り方はちょっと違うかな?と思うので、必ずしもあっちもこっちも行けばいい、という風には思ってないのですが、先日仙川にオープンしたラ・カンドゥールは、ちょっと気になってました。
安藤シェフ、デフェール時代はケーキ食べてないのですが、かなり美味しかったとのこともあり、また新店の紹介記事の写真を見るとかなりケーキ美味しそうなので、期待大。

ケーキ激戦区の千歳烏山の隣の仙川という、戦略としてはかなりいいと思うけど行くのは面倒・・な場所ですが、行ってきました。
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仙川といえば、わざわざそのために行くのはちょっとためらわれるけど、行ったら寄りたかったラ・ヴィエイユ・フランス仙川店。
なんでもアイスクリームの専門店ということで、ラ・ヴィエイユ・フランスのアイス、フランス展などで食べたこともありますが、お店で食べてみたいと思っていたので、今回仙川に行くにあたっては、まず寄ろうということで。
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すごく小さなお店でした。
ラ・ヴィエイユ・フランス仙川店、アイス専門店とはいっても、ケーキも少しだけ置いてありました。焼き菓子もあり。
アイスは、普通のアイス、クッキーで挟んだアイス、アントルメグラッセなどが販売されていて、アントルメグラッセも美味しそうだったのですが3000円オーバーという値段と、家に持って帰ってきても冷凍庫に入るのか?という心配もあったので、今回はスルー。
普通にアイスを食べてみました。


アイス、いろんな種類あったけど、わりと通好みかな?と思われる「バジル&レモン」と「パンデピス」をチョイス。
2種盛りをカップで。
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上がバジル&レモン。
下にパンデピスのアイスが。
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バジル&レモンのアイスは、これがもう強烈に酸っぱい!痺れる酸味にビックリ。でも、それがいい!
レモンの酸味もいいのですが、バジルが、フレッシュな青臭さというか、エグミをやや感じさせるほど強く香って、いやー、ハーブだね―という印象。バジルって、乾燥バジルとフレッシュのバジルでまるで味や香りが違うけど、これは間違いなくフレッシュのバジルの香り。
個性的だけど美味しい!

下のパンデピスは、ややザラッとした舌触りにスパイスがふんわり香って、そこまで強烈な個性というわけではないけど、パンデピスらしさ、スペキュロス的なスパイシーさがあって、これも美味しい。
なかなか食べられないフレイバーのアイスが食べられて満足。
いつかはアントルメグラッセも!


そして、ラ・ヴィエイユ・フランス仙川店から歩くこと数分、ラ・カンドゥールがありました!
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ショーケースに並ぶケーキは、どれも見た目スタイリッシュ。
でも、スタイリッシュだけど基本は伝統菓子をモダンにしたケーキが多い印象。
あれもこれも、といっぱい買って、シュークリームや焼きっぱなしタルトなども購入。
シュークリームは注文を受けてから絞る方式なので、せっかくだから他のケーキとは別に袋に入れてもらって、そこらへんのベンチで食べることに。


こちらが、ラ・カンドゥールの「シューカンドゥール」です。
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ガブッと食べます。
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このシュークリーム、シュー生地がガリガリっとまではいかないけど、かなり固いザクザクとした食感。すごくいい。
それに、中にはほんのりオレンジ色がかった、ぽってりとした濃厚なカスタードが。
この固めの生地に濃厚なクリーム、自分のいちばん好きなタイプ。
すごく美味しい!
これは他のケーキも期待できそう・・・



家に帰ってきて、ラ・カンドゥールのケーキ、食べます!
まずはさっぱりと「フレジエ」から。
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うーん!ビビッドで美味しそう!
このフレジエ、食べてみると、驚くことにスポンジとムースリーヌのクリームがほぼ一体化しているんですね。
どこまでがスポンジでどこからがクリームか、判然としないぐらい馴染んでる。
これはちょっとすごいですね。
そんな、ケーキ全体がこってりとした一つのクリーム状になっているため、甘酸っぱいいちごがよく合う。
ちょっとあまりないタイプのフレジエでした。


次に、ニュアージュというケーキ。
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断面。
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このケーキは、トロトロに近いふわふわのフロマージュブランのムースに、中からベリーのソースが溢れ出してくるの。
フロマージュブランは極限にやわらかいけど、風味はチーズのコクがしっかりで、ベリーも果実味をじゅうぶんに感じさせるもので、見かけや第一印象よりはずっとしっかりとした味のケーキになっています。
軽すぎるチーズケーキはあまり好きではないのですが、これはいいですね!


そして、大好きなフォレノワール。
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このフォレノワール、見かけは普通ですが、食べてみると、上のコポーがチョコすごく厚いの!
こんな存在感のあるコポー、はじめて。
ケーキ自体もチョコレートがとても濃厚で、すごくいい!その濃厚なチョコにキルシュがしっかり効いたチェリーがたっぷりで、最高に好きなタイプ。
最近はフォレノワールもお酒が効いてない、なんて軟弱なのもあるけど、やっぱりフォレノワールはキルシュがガッツリじゃないと、納得出来ないです。そんな自分にとっては間違いのない美味しさ。


ここからだんだん濃くなってきます。
次は、マジストラル。
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このフォルム!
すごい!
アントルメだったらわかるけど、プチガトーにここまで頑張るか!と驚いたフォルムです。
上のチョコを引き抜いて、切ってみました。
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このケーキは、全てチョコ尽くし。
なんだけど、単調になってないんですよね。
味に広がりがある。
それは、一つ一つのパーツごとにチョコの風味や濃淡や甘さといったものを変えていて、その細かな微調整が効いているから。
なので、一口の中であんなチョコもこんなチョコも、いろいろ楽しめる。
下に敷いてあるライスパフがいいアクセントで、ちょっと駄菓子っぽくもあり、好感。


そして、伝統菓子マルジョレーヌ。
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このチョコの飾り、ちょっとマテリエルを思い起こさせますね。
このマルジョレーヌですが、ヘーゼルナッツの香りの素晴らしさが突出している。
マルジョレーヌはヘーゼルナッツの味で決まるケーキですが、生地にも練りこまれているし、プラリネクリームも香り高く、ナッツ感が素晴らしい!
チョコレートは、それほど強く主張はせずに、ヘーゼルナッツの引き立て役ですね。この香ばしさはすごい!


さらに、ヴェリーヌサヴァランです。
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スプーンですくってみます。
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このサヴァランは、どこもかしこもオレンジまみれの、オレンジ祭りですね。
オレンジの果肉にオレンジのジュレ、そしてグランマニエ。
酸味も強めで、鮮烈でフレッシュなオレンジを味わうことが出来る。
ババの生地はややしぼしぼした感じで食感がイマイチなのですが、スポイトに入ったグランマニエを足すと、一気に大人の味わいに変化して、美味しく飽きずに食べられる。


最後に、タルト。赤桃のタルトです。
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このタルト、しっかり焼かれたタルト生地の上に、赤桃がてんこ盛り。
これだけ載ってると威勢がいいし、桃の果肉の歯ごたえや甘酸っぱさが全面に感じられて、すごく満足感がある。
焼きっぱなしタルトが美味しい店はいい店。美味しいです。


ラ・カンドゥールのケーキは、ケーキの細かな飾りにしてもそうですし、フォレノワールにしてもタルトにしても、すごくサービス精神が旺盛なんだと思います。
ここまで頑張っちゃうのか!?的な。
これは、早晩話題店になりそうですねー。