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Nyao's Funtime!!

nyao(♂)の不可逆な日々を、チェスの騎士のように不規則にたどたどしく綴っていこうと思っています。

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トレカルムの変化球ケーキ

今週の伊勢丹マ・パティスリーはトレカルムです。
トレカルム、以前本店に行ったことあります。
www.nyao.club
その時の印象は、「凝った構成のケーキが多いけど、イマイチ一体感がないかなー」というものでした。
逆にストレートなミルフォイユが美味しかったり。
おみやげに貰ったフルーツケーキがすごく美味しかったり。
もっとシンプルでいいんじゃない?という感想でした。

でも、ケーキのクオリティは高いと思ったし、引き続き食べてみたいと思うお店でしたので、今回マパテに来てくれたのはとてもありがたい。
勇んで伊勢丹に行ってきました。

トレカルムの名物といえば、薪を組んだような独特の形状のモンブラン。
でも、それは前回食べたので今回はスルー。ミルフォイユも同じくスルー。
それ以外のケーキをいろいろ買ってきました。
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トレカルムのケーキ、まずは「キャラメルキャフェ」から。
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これは、ムラングシャンティの変化版ですね。
断面。
f:id:nyaofunhouse:20160609112344j:plain
ふむ。
両サイドの焼きメレンゲは甘ーくて美味しい。右と左で味を変えてるっぽいですね。
上に載ったコーヒークリームは、適度な苦味でコーヒー牛乳的な美味しさ。
下に敷かれたキャラメルはほろ苦テイスト。
ムラングシャンティはすごくシンプルなケーキですが、このケーキはムラングシャンティをベースとしながらかなり凝った構成。
このあたりがトレカルムなんでしょうね。
でも、このケーキについては、一体感も感じて、凝った構成の分楽しめました。

次に「ココ」というケーキ。
f:id:nyaofunhouse:20160609112909j:plain
これは見ての通りサントノーレの変化球。
断面。
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このサントノーレは、ココナッツのクリームのトロピカルな甘さが全体を覆う中、ラズベリーの酸味がビシっと効いている。フォンダンの色を変えたり、凝ったことをしているけど、シュー+パイのサントノーレのお約束はきっちり守っていて好感。サントノーレは比較的アレンジしやすいケーキで、多くのパティスリーがアレンジ版サントノーレを発表しているけど、このココもそれらの系譜の中に入る、上手にアレンジされた美味しいサントノーレでした。

次に、シシリーを。
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これは、自分の大好きなグリオットピスターシュのケーキ。
このピスタチオとチェリーの組み合わせは鉄板ですよね。大好き。
このケーキは、だから驚きはそれほどないけど、ピスタチオがしっかり豆っぽさを感じさせて、チェリーの甘酸っぱさとよくマッチしている。このケーキも中に挟まっているスポンジがピスタチオになっていたり、構成凝ってます。


ここからはチョコレートケーキを。
まずはアリュール。
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このケーキ、グラサージュが美しかったのですが、ケーキ箱の中に入れてたら保冷剤が倒れてきてケーキにべちゃっと・・・なので、ちょっと見栄えが悪くなってしまった。すまん。
断面。
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このケーキも、断面図見て分かるように凝りまくってます。
チョコのグラサージュの中にはホワイトチョコムース、チョコガナッシュ、そしてザクザクタルトの中にはクランチチョコとラムレーズンが。
チョコとラムレーズンというと、ロッテの「ラミー」を思い起こして、そんな味なのかなーと予想したんだけど、全然違ってた。こっちのほうがだんぜん美味しい。
チョコレートの舌触りは滑らかでスムーズ。そこにクランチチョコや板チョコのパリパリとした食感のアクセントがあって、更にラムレーズンのくにゅっとした食感がプラス。1つのケーキの中に様々な食感が交わっている。味的にもラムレーズンの強いラム酒の香りがチョコとうまく交じり合って、上品で大人の味わいに。これも凝った構成が功を奏したケーキですね。

チョコケーキもう1つはエベーヌ。
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このケーキは、柴田書店「カフェ・スイーツ」のチョコ特集号に掲載されていて、以前から食べたかった一品。
断面。
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このチョコは濃いですなー!
ほとんどチョコの塊を食べているような濃厚さ。食感は滑らかで、ちょっと羊羹のよう。
でも、チョコの香りがとてもふくよかで素晴らしい。
そんな超濃厚なチョコレートに、ふりかけられた黒胡椒のスパイス。
ピリリと華やかに香る。
元々チョコとスパイスは相性いいですからね。
これも、チョコと黒胡椒のマリアージュ。美味しい結婚ですね。


最後にサバラン・オランジュです。
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このサバランはヴェリーヌ仕立て。
スプーンですくってみます・・・
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このサバランも凝っていて、上のバニラクリーム、中に輪切りのオレンジ、下にはサバラン生地。
サバラン生地はきめが細かくてシロップはあまり吸わないタイプ。
でも、ヴェリーヌ仕立てだから、シロップはたっぷり入ってる。
お酒もちゃんと効いてますねー。
フレッシュなオレンジが入ってたりするので、全体としてはさわやかなテイストなんだけど、お酒は強めなのでご用心、というサバランでした。

そんなわけでトレカルムのケーキ、美味しくいただきました。
やっぱりトレカルムのケーキ、凝ったものが多いですね。
直球勝負というよりは、変化球で古典を攻略している感が。
最初にお店でケーキ食べた時は、それがイマイチちぐはぐな感じがしたのですが、今回食べたケーキは、凝った構成がうまく噛み合っていて、一体感が感じられたのが良かったです。
自分は必然性がなくて凝った構成が目的になっているケーキはあまり好きではないのですが、今回食べたケーキは美味しかったですね。
これなら、また今度お店に行ってケーキ食べたいですねー。
印象がかなり良くなりましたよ。