今年は桜が咲くのが早かった!
なので、散るのも早くて、先日の雨で大半は散ってしまったっぽい。
でも、池尻大橋から歩いて行った目黒川、まだ多少花残ってた。
今日の目的地は、池尻大橋のパティスリー、ラ・グリシーヌ。
ラ・グリシーヌは、池尻大橋から目黒川をテクテク歩いていくこと約10分。
一本道を入ったところにありました。
開店直後の11時過ぎに到着したのですが、まだケーキが揃ってなくて。
今回買おうと思ってたケーキがまだ出来てなかったので、12時には出来上がるよーと言われて他の場所で時間をつぶすことに。
最初は近くの公園にいたのですが、iPhoneいじってたら、ラ・グリシーヌのすぐそばにカフェがあるらしく。
行ってみました。
オサレですなー
このカフェ「PNBコーヒー」、7種類のコーヒーからお好みの1杯を選ぶ、という形式。
全体に浅煎りのコーヒーが多いとの事だったのですが、その中では少し濃い目の「コスタリカ」を注文。
オサレですなー
コーヒー、確かに浅煎りということで、飲み口はすごく軽くて、酸味はやや強め。
ずぞぞーっと飲んで、ラ・グリシーヌにバッカゲン。
そうしたら、ケーキズラリと並んでた!
美味しそうなケーキがかなり多かったのですが、その中から厳選して6個ケーキ購入。
帰ってきました。
ラ・グリシーヌのケーキ、まずは春らしくフレジエから。
このフレジエは少し変わってて、ムースリーヌに紅茶をきかせてるんですね。
それがなかなかうまくハマってる。
ムースリーヌだけだと味が単純になりがちなところ、紅茶の香りをまとわせることでコクと深みが感じられるように。
甘酸っぱいいちごとの対比も見事。
オリジナリティーもありつつ美味しいフレジエです。
ミストラルというケーキ。
エメラルドグリーンが美しいですねー
断面。
このケーキは、ピスタチオにチェリーを挟んだケーキ。
ピスタチオの適度な豆っぽさと、チェリーの甘酸っぱさが、とてもいい組み合わせになってる。
下に敷かれたチョコクランチがアクセント。
欲を言えば、下のチョコクランチのチョコがちょっと強いかな?ピスタチオの繊細さをちょっとかき消している部分もあったので。
でも美味しいピスタチオケーキです!
そしてそして、今回ラ・グリシーヌに行った最大の目的、ピュイダムールですよー
かなり大ぶりのピュイダムールです!
断面。
このピュイダムールは、オレンジ風味のシブーストクリーム、生のオレンジ、パイの側面にダイスのアーモンドと、かなり賑やかな構成。
だけど、これはこれですごく美味しいと思う。ストイックなピュイダムールももちろん大好きだけど、こういうピュイダムールも、決して嫌いじゃない。
特に、キャラメリゼとオレンジって、ほんと良く合うんですよね!オレンジを組み込んだのはアイデアだと思います。
これも伝統菓子のミゼラブル。
このミゼラブルも、面白いですね!
ダクワーズ生地には当然アーモンドが入ってるけど、クリームにもアーモンドのヌガティーヌ、上にもアーモンド飴が刺さってて、アーモンド大会。シャンドワゾーのミゼラブルとは全くの別物。
でも、すごく美味しいんですねーこれが。ダクワーズはふわっとしているけど、ヌガティーヌなどのアーモンドのカリカリとした食感がすごく楽しい。これもアイデアが光ります。
チョコレートケーキ、コンツェルトです。
これはビターなチョコケーキ。
だけど、これもチョコムース、チョコガナッシュに加えてアーモンドやクッキーが入ってたりと、細かく手を入れている。カカオニブも入ってるのかな?食感の多様性があるので、ビターなチョコな一辺倒というのではなくて、飽きが来ないで食べ進められる。
美味しいですねー。
最後に、モンブラン。
でかいです!
断面。
このモンブランは、下に甘い焼きメレンゲのさっくりした食感に、むにゅっとした食感が。
これ、なんと「ぎゅうひ」が入ってるんですね。
モンブランにぎゅうひ!?そんなの合うわけねーだろー
と思ってたんですが、これがなんとも不思議に合うんですねー
さらに円周上にバターの香りのサブレが加わって、豪勢な味の組み合わせになってる。
こんなモンブラン食べたことない。
でも、美味しいですねー。
モンブランの懐の深さを思い知った次第。
そんなわけで、ラ・グリシーヌのケーキ、どれも美味しかったです!
ここのお店の特徴は、サービス精神が旺盛なところ。
定番のケーキでも、そこにアーモンドを始めとした細かいパーツを組み込むことで、オリジナリティのある美味しさを作り上げている。
そして、本来シンプルなケーキでも、お子様ランチのように賑やかな味になっているんですね。
このサービス精神、嫌いじゃないです。
目黒川周辺は、オサレカフェもいっぱいあるし、また散策がてら訪れたいですねー