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武蔵小山ケーキツアー!

自分のスマホには、行きたいケーキツアーの場所がメモってあるのですが、まだ未踏の地は曳舟、三軒茶屋、三鷹、そして武蔵小山。
ドゥ・ボン・クーフゥのパルフェ食べたーいと前から思っていて。

そして、武蔵小山行ったらぜひ寄ってみたかったのがパティスリートゥルモンド。
この2店ははずせない。
ということで、行ってきました武蔵小山!
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武蔵小山、四ツ谷からだと南北線→田園都市線直通であっという間に行かれるんですね。
だったらもっと早く行っておけばよかった。
武蔵小山駅には出口が東口と西口があるのですが、まずは東口から。
ドゥ・ボン・クーフゥ、ちょっと道に迷ってしまいました。
商店街から少しはずれたところに、一見パティスリーとはわからないようなお店構え。
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このドゥ・ボン・クーフゥ、イートインスペースは地下1階で、まず先に1階でお会計をしてからケーキやパルフェを待つシステム。
とりあえず今回はパルフェとケーキ3個を食べようかなと。
発注して地下へ降ります。

地下はものすごくシックで薄暗くてアダルティな雰囲気。
隠れ家的なスペースです。

そして、まだ開店からそんなに時間経ってないのにかなりお客さんがいる。
人気店なんですねー。

待つこと約10分。
パルフェとケーキと紅茶がやってきました!
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まずはパルフェから。
今月は「いちごミルクパルフェ」だそう。
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可愛いです!魅力的です!
中身はこんな感じ。
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ミルクのアイス、冷凍いちご、生のいちご、ピスタチオのアイス、いちごチョコのケーキ、いちごジャム、などなど、かなり凝った構成。満足感あるよね。
一つ一つのパーツはやや味の主張は弱めなんだけど、これだけ色々入ってたら、味が主張し過ぎると収拾つかなくなるので、これはこれでいいと思う。
乙女心に訴えるステキパルフェでした!

そしてケーキいただきます!
まずはゴルゴンゾーラチーズケーキから。
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このケーキなのですが・・・
塩ーーーーぱい!
すごく塩気が強いです!
チーズ臭さも半端ない。
だけど、上にオレンジが載っているので、それでかろうじて中和される感じ。
これはチーズケーキ上級者編ですねー。
すごく美味しいのですが、生半可な気持ちで食べると目が飛び出ますよ!

そして次は「黒さくらんぼとショコラブラン2層のムース」を・・・
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あれ?これ黒さくらんぼ?
一口食べてみたけど、これ、ちょっと違うよね?
ということで、1階に行って確認したら、これは「カマンベール・マスカルポーネ2層のチーズケーキ」じゃないですか!
あれまあ。
一口食べちゃたよ。
・・で、店員さんに間違ってますー言ったら正しいケーキ持ってきてくれました。
こちらが「黒さくらんぼとショコラブラン2層のムース」です!
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この2層のムースなのですが、これがかなり固い。ムースだけどがっしりした、ういろうぐらいの固さ。
黒さくらんぼは、酸味がしっかりあって、チェリーっぽくもありベリーっぽくもあり。美味しい。
ショコラブランも、しっかりチョコを感じられるムースで、味は強め。
かなり押しの強い、インパクトのあるムースのケーキでした。

そして、一口食べちゃったチーズケーキも、残り食べていいよーと言われたので食べました。
こちらも、マスカルポーネの層はふんわり軽いのですが、カマンベールの層はかなり味が濃い目。
ゴルゴンゾーラほどではないけれど、これはチーズケーキ中級者向け、といったところ。
チーズケーキ好きにとっては喜ばしい味になっています。

そして、最後にモンブランを。
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ユニークなモンブランですねー。
濃厚なマロンクリームに、土台はさくっと軽いサブレ。このサブレがほんとにさっくりしていて、まるで焼きメレンゲを髣髴とさせる。なので、焼きメレンゲを使ってなくてもクリームとの対比がとれている。むしろ焼きメレンゲにはないバターの香りがプラスされている分、こちらのほうがより風味豊かといえるかもしれない。
そして、中にはカシスのソースが一筋入っていたり、クレームダマンドが入ってたり、かなり工夫されている。
変わり種モンブランですが、味は本格派でした。


ドゥ・ボン・クーフゥのケーキ、なんとなく食べる前はイメージ的に女性的な軽めのケーキなのかな?と思っていたら、意外にもがっしりと力強い、押しの強い、夜のお菓子といった趣。お酒と合わせてチビチビと食べるといいかも。


ボン・クーフゥを出て、そこから歩くこと約5分、次に向かった先はパティスリートゥルモンド。
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ここでは、ケーキの他にパウンドケーキを購入。
パウンドはホワイトデーのギフトとして発送をお願いしたのです。
そうしたら、なんと!今はギフト発送をすると、その送料分還元してくれるというサービスを行っているとのことで。
これはビックリ!
そんなわけで、生ケーキは4つ買ったのですが、支払った金額は2つ分。
めっちゃ得してしまいました。
すごく嬉しい!けど、採算的に大丈夫なのか・・・?ちょっといらぬ心配も。
トゥルモンドさん、店内でも食べられるのですが、今回は持ち帰りで。
家に持って帰ってきて、しばらくお仕事を頑張った後、4時のおやつで食べました。

パティスリートゥルモンドのケーキ、まずは、「“職人のとちおとめ”のタルト」から。
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すごく可愛いでしょ!
でも、食べると驚きますよこれ!
貴重なとちおとめの甘酸っぱさもさることながら、それ以外のケーキの部分が素晴らしくて。
生クリーム、カスタードクリーム、バタークリーム、クレームダマンド、タルト生地、刻んだピスタチオとナッツという、どれだけ凝ればいいんだ!というぐらいこだわっている。
だから、よくある、いちごの美味しさに頼りきった軟弱タルトではない、むしろいちごが添え物?と言ってもいいぐらいケーキとして優れている。これはすごいですねー。ビックリです。


次に、和栗のモンブランを。
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これも、めちゃめちゃ変わってる!
通常のモンブランと、生クリームとマロンクリームの順番が逆になってるんですね。
中にマロンクリーム。
そして、下にはチョコガナッシュとチョコタルト。
このチョコレートはものすごくビターで、砂糖をほとんど減らして、和栗の繊細な香りを壊さないように配慮されている。
味の方も、普通の和栗のモンブランとは一線を画す、独自の味わいになっています。
栗の香りはとても良くて、でも、これも栗の美味しさに頼っていない、ケーキとしての完成度を求めた構成なのですね。栗を活かして、さらなる美味しさを目指してのものなのですねー。
うーむ、ちょっとすごいな。

アールというケーキ。
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これは紅玉りんごとバニラのババロワーズ、クルミ入りビスキュイ・ジョコンドという構成なのですが、紅玉のタルトタタン的に味を凝縮して煮詰めたりんごの部分の美味しさも、それにピッタリのくるみの渋みも、それぞれ素晴らしいのですが、特筆すべきは、ケーキの上に載ったスペキュロス風のサブレ。これが素晴らしいのです。
このサブレ、あえて端に寄せてあるのは、まず最初はりんごとバニラとくるみの味の組み合わせを楽しんでから、スパイシーな味をプラスして更に楽しめるようにしてあるんですね。
このドラマティックな展開!
このように、ケーキの上に複数の異なる素材を載せて、味をダイナミックに変化させる手法では志木のシンフラが有名ですが、自分としてはこのトゥルモンドさんのアールのほうがより効果的に感じました。
すごく美味しいです。


そして、最後にとっておきの一品、アンパクトを。
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これ!美味しい!!
このケーキはラム酒とテキーラが使われているということで、確かにお酒は強いんだけど、鼻腔を抜けるその香りの良さったら!良質なお酒でなければこうもいい香りにはならないと思うのです。この香りには陶然となりますね。
そして、このケーキも、上に載せた素材によって味が劇的に変わる。
上にはオレンジピールと、甘納豆のようなマロングラッセが載っている。
オレンジピールと一緒に食べるとさっぱりと、マロングラッセと一緒だと濃厚な、味が大きく変化する。
これは感動的です。


トゥルモンドの坂下シェフ、これはものすごい手腕なのでは?
どのケーキも、独創的で、凝っていて、でもその凝り方にも必然性があって、そしてドラマティックで。
ちょっとビックリしました。驚愕です。


そんなわけで、武蔵小山のパティスリー2軒、どちらもかなり印象の強いケーキを食べさせてくれるお店で、がっつりいただきましたよ。
武蔵小山、簡単に行かれることも分かったし、また今度は春のケーキ食べてみたいですねー!


あ、ちなみに、パティスリートゥルモンドでは、アマイタマシイコラボ企画のコーヒーパック配布行っています。電書版アマイタマシイ4巻のあとがきを見せればOK。コーヒーめちゃ美味しいんで、ぜひもらってみてください!