今日は、朝10時に新宿紀伊國屋のコミック売り場へ。
そこでファンタジウム9巻と特典のクリアファイルをゲット。
それから伊勢丹に行って開店を待ちました。
ファンタジウムについては別の記事に書きます。
今週の伊勢丹マ・パティスリーはシュクレリーナード。
シュクレリーナード、2度目です。
前回食べたスペシャリテのクグロフがあまりの美味しさに忘れられなかったので、今回も買おうと決めていました。
あとは、前回買ったものをのぞいて、定番のケーキからヴェリーヌまで、幅広く購入。
雨が降ったりやんだりだったので、傘さして帰ってきました。
シュクレリーナードのケーキ、まずはこれいきます。モンブラン。
モンブランというと秋のイメージありますが、洋栗なら別に夏でも構わないわけで。
夏に食べるモンブラン、はたしてお味の方はどうでしょう。
断面。
この夏のモンブラン、正統派の洋栗モンブランですね。
ねっとりマロンペーストにはお酒もしっかり効かせてあって。
それにマロングラッセと、生クリーム。
下にはさっくり、そしてわずかにねっちりした焼きメレンゲの台が。
典型的フランス菓子!という感じです。美味しい。
フランバナーヌ。
この茶色い部分は、バナナ入りのカスタードクリーム。
これが、バナナがものすごく濃厚に入っていて。
バナナって、熟したものはけっこうエグみがあるのですが、そのエグみも含んでのこってりカスタードクリーム。
そして、外側のパイはさくさくざくざく。
さらに、下の方にはラズベリーがたっぷりと。
これは、かなり濃ゆいですね。キャラクターが。
バナナも強いし、ラズベリーの酸味も強い。パイもしっかり。
強+強+強の組み合わせ。
なのでかなり自己主張の強いケーキになっているのですが、それでもギリギリのところでまとまっているのはさすが。
ババも買いました。
切ってみます。
これは、ババ生地が非常に良い塩梅に焼かれている。
固すぎず、しぼしぼ過ぎず。
適度にじゅわっと柑橘の香りのシロップを吸っていて、とても美味しい。
あー・・これで、シロップにお酒ががっつり効いていればなー・・
そう、このシロップ、酒不使用なのです。
なので、お酒弱い人には最高に美味しいババになってると思う。
自分はババ生地が素晴らしかっただけに、シロップお酒ガッツリだったら・・と思ってしまう。
でも、本当に素晴らしいババでした。
ヴェリーヌも買いました。ヴェリンヌリチテ。
これ、見えるかな?ハーブの下に、ライチがまるごと1個ゴロンと入ってます。
そして、スプーンですくうと・・・
紅茶のムースとライチのジュレが。
これが非常に好相性。
さっぱりと香る紅茶と、エキゾチックなライチの香り、さわやかな組み合わせ。
清涼感を感じる夏らしいヴェリーヌでした。
ここからは焼き菓子。
パンドジェーヌ。
これは、さすがに美味しいですねー!
焼き菓子を得意としているだけのことはある。
見かけは地味ですし、味わいも派手さはない。
けど、しみじみ美味しいんですよねー。
アーモンド粉のいい香りがたまりません。
甘さも、生地自体は甘さ控えめ。そこにジャムの甘さが加わってちょうどいい具合。
美味しいなー。
そしてそして、最後にクグロフ。
切ってみます。
オレンジピールたっぷりの生地、やっぱり美味しい。すごく美味しい。
でも、前回買った時とは味わいが異なる部分もあって、
前回はかなりしっとりとろけるような味わいだったのが、今年はややさっくりした食感。
お酒も効いているんだけど、やや塩気も感じられて、発酵生地の強さが感じられる。
このタイプのクグロフも好きだなー。
前回のクグロフはお酒が強めだったので、お酒弱い人には厳しい部分もあったかもだけど、今年のはお酒使ってるけど弱めなので、前回ダメだった人もぜひ食べてみて欲しい。生地の美味しさにやられます。
ということでシュクレリーナード、今回も堪能しました。
モンブランもヴェリーヌも美味しかったけど、やっぱり生地のしっかりした焼き
が印象に残りますね。
次回はクグロフもいいけどウイークエンドを食べてみたいかなー。
ウイークエンド美味しそうだった。ビスキュイ・ド・サヴォワも立派な威容を誇って美味しそうだった。ウイークエンドやビスキュイ・ド・サヴォワはカット売りしてくれないかなー・・・