百貨店の催事って、けっこう重なりますよね。
春はなぜかフランスフェア。秋はイタリアフェア。とか。
今年も、銀座三越と新宿伊勢丹が1週のずれ?でフランスフェアを行います。
どちらも趣向を凝らしているのですが、三越の方はスイーツに力を入れていて、ヨシノリアサミ、エスキス、アディクト・オ・シュクル、マ・プリエール、パティシエ・シマなどが出店。
とても全部は買えないけど、先日訪れてすごくすごく美味しかったアディクト・オ・シュクルのケーキは買おうと思って。あとはショーケース見て判断ですな。
・・・ということで、銀座三越、行ってきました。
8階催し物会場はかなり狭い!
まずはヨシノリアサミさんのコーナーへ。
パウンドケーキなんかも売ってましたが、テイクアウトできるソフトクリームが目玉。
2種類ある中の、チョコのソフトを購入。
ソフトクリーム、ねっとりとした固めの食感に、ビターなチョコの味わいで、美味しいことは美味しい。けど、そんな感激するほどではないかも。値段を考えるとちょっと高いかなーという。
それからルルーさんもお店出していた。
今回は通常のCBSの他に「キャラメルピニャコラーダ」味も出していたので、それを。
これも、美味しいことは美味しいけど、そこまでトロピカルではなく。でもまあクイニーアマン自体が美味しいので、文句はありませんが。
エスキスは超高いクレームブリュレのセットに、超高い焼き菓子、そこそこ高いカヌレなどを出していたんだけど、焼き菓子ひとつに2000円とか、クレームブリュレ3個で2500円とか、ちょっと自分の許容できる価格帯をはずれていたのでスルー。
あとは、アディクト・オ・シュクルは買うとして、それ以外にシマのパンを買うか、マ・プリエールのケーキにするか、それか地下催事のレザネフォールにするか。
かなり悩みました。
ショーケースもガン見しましたよ。
で、出した結論は、「今回はアディクト・オ・シュクル&レザネフォールで!」という。
マ・プリエールのケーキも美味しそうだったのですが、パティシェリアで買えるしなーとちょっと思って。
かなり断腸の思いだったのですが。
ということで、アディクト・オ・シュクルのケーキ4つと、地下に行ってレザネフォールのケーキ4つ買って帰宅。
まずはアディクト・オ・シュクルのケーキから。
タルト・オザブリコ。あんずのタルト。
これは、いきなり美味しい!
あんずの酸味がかなり強烈なのを、しっかり焼かれたタルト生地がどっしりと支えている。
やっぱりタルトは、タルト生地がしっかりしていないと美味しくないですよね。
その意味では、このあんずタルトは、とてもとても美味しい、ステキタルトでした。
次に、ちょっと渋めにエクレール・ショコラを。
切ってみると・・・
中もチョコクリームが入っていました。
このチョコクリーム、なかなかに大人味で、チョコの酸味・苦味がしっかりしたビターな味。そして、シュー皮がやっぱりしっかり焼かれているのですごく美味しい。チョコクリームとの一体感は見事。安定の美味しさです。
モンブランも買いました。
断面。
洋栗の濃厚なペーストに、中にはマロングラッセ。かなり甘さ・濃さが強い。
下の焼きメレンゲはジャリッとした独特の食感。個人的にはもう少し焼きメレンゲ欲しいところだけど、この食感は特徴的だなあ。流行の和栗のモンブランとは異なる、フランス風モンブランの佳作です。
最後に、ババ・オ・ロムを。
見ての通り、シロップがカップの縁まで来てます。
スプーンですくうと・・・
やはりというか、シロップはしっかり甘く、お酒もガッツリ効いてます。でも、シロップをたっぷり吸ったババは、それに負けてないしっかりとした食感をキープ。ボロボロになるような食感は微塵もなく、弾力を失っていません。
なので、たっぷりのババ生地と、たっぷりのシロップを味わうことができる。これはお酒弱い人はキビシイかもですねー。自分は堪能しました。
ということで、アディクト・オ・シュクルのケーキ、前回食べなかったケーキを中心に選んだのですが、やっぱりどれも美味しい。この店は本物ですね。
小さな店なので商品のバリエーションはあまりないかもしれないけど、また時期を変えて都立大学のお店にお伺いしたい。夏のフルーツ、秋の果物をどうケーキにするのか、かなり楽しみです。