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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


パクタージュの春ケーキ!

I'm Back!
関西から帰ってきて、まる2日ほとんど甘いもの食べずにいたのですが、
昨日の夕方あたりはもう「ケーキ食べたし・・・」となっていまして。
それに、来週15日からは伊勢丹マ・パティスリーでジュンウジタ、銀座三越でユウササゲ、池袋東武でアカシエ(みるこさんありがとう!)という、怒涛のラインアップ。
だらだら過ごしている場合ではない。
・・・ということで、行ってきました新宿伊勢丹。


今週のマ・パティスリーはパクタージュ。
パクタージュ、銀座三越や渋谷ヒカリエには出てたけど、伊勢丹はどうだっけ?
どちらにせよ、久しぶりのパクタージュ、どんなケーキが出てるか楽しみでした。


マパテについてショーケースを見ると、春の装い。
おっきいアニョー・パスカルや、それの倍ぐらいの巨大なアニョー・ラパンがいて、可愛かったんだけどなにせアニョー・ラパン4800円!これはさすがに買えませんでした・・・買える人いるのかなー??
生ケーキはソフィやアンバサダーといった定番も多くありましたが、春らしい新作や見たことのないケーキもいくつか。
それらを中心に5個ほどケーキ購入しました。


「マール」というケーキ。

可愛い春っぽいケーキですね。
断面。

このケーキはゲヴュルツトラミネールを使ったケーキなのだそう。
ゲヴュルツトラミネール!自分コノスルのゲヴュルツトラミネールすごく好きなんです!なんかライチの香りがするんですよねワインから。
で、このマールですが、お酒はかなりしっかり効いてる。
ゲヴュルツトラミネールかどうかはちょっとわからなかった。そこまで繊細な味覚ないので・・・でも美味しいお酒の香りはしましたよ。
それに甘酸っぱいカシスがたっぷりと。
この、見かけの可愛らしさと食べた時のがっつりとした骨太の味わい、いかにもパクタージュらしいですねー。
タルト台も美味しい、花見酒のようなケーキでした。


ショコラマント。

断面・・・は撮りそびれた。うっかりうっかり。
このショコラマント、文字通りミントチョコの味。
ミントチョコ、嫌いな人意外と多いですよね。歯磨き粉みたい!といって。
自分は、ミントチョコ好きなんですよ。なにせ子供の時から「アフターエイト」に目がなくて。
なので、自分の中ではアフターエイトがミントチョコの基準になっています。
ビターなチョコと、甘めのミントクリームという。
その基準からすると、このパクタージュのショコラマント、ミントがフレッシュで美味しい。チョコがちょっと弱いかなー。もうちょっとビターなチョコをたっぷりにしてくれたほうがよりアフターエイト感が出て美味しくなる気がしました。
でも、これも春らしい、春風のような味わいのケーキですね。


シトロンヴェール。

何層にも重なったケーキの構成が美しい・・・
でも、味わいはかなりしっかりですよ!
これ、全体をライムのバタークリームが覆ってるんですね。
だから、見かけよりもだいぶ重め。
バタクリ好きにはたまらん美味しさ。
そして、ライムの柑橘系の酸味と、ベリー系の酸味、両方を味わうことができる。
なかなかに贅沢な構成のケーキなのです。
これもパクタージュらしいですね。繊細な手仕事としっかりとした味わい。
そのギャップに惹かれます。


古典菓子、マルジョレーヌ。

このマルジョレーヌはすごく美味しいですね!すんばらしい。
チョコとナッツのハーモニー。それはまるでグリコアーモンドチョコレートのような青春の味。チョコだけど春めいた気分を味わうことができます。


最後に、「スープアングレーズ」を。

これ、スプーンですくってみると・・・

名前の通り、完全な液体のカスタード。
イタリアのズッパ・イングレーぜ、それよりもさらに「スープ」です。
上に厚く覆われたいちごのメレンゲ、そして液状のカスタード、さらに乱切りのいちご。
まさに春!
このスープアングレーズ、「お酒あり」と「お酒なし」の2種類売っていたのですが、当然自分はお酒ありで。
お酒については、最初にいちごのメレンゲ、次にカスタード、そして最後にお酒が追いかけてくる展開。
それほどきつくはない。
美味しいヴェリーヌでした。


ということで、パクタージュの今回のケーキ、どれも春を感じさせる若々しい味わいでした。
やっぱり、ケーキって、春と相性最高ですよね!
春のケーキ、これからもいっぱい楽しみたいです!