昨日は銀座三越でマテリエル、そして今日はエチエンヌ。
今年のエチエンヌはかなり栗にこだわりをみせているらしく、栗のケーキが何種類も並んでいるのだとか。
それはもう、行くしかないでしょう。
先にクリスマスケーキの予約を終えて、マ・パティスリーのショーケースへ。
おお、あるある、栗のケーキ。
モンブランも変化球の杏入り。それに栗のミルフィーユ、栗のミルクレープ。
今回はモンブランとミルフィーユを購入。栗のケーキ2つですよ!
それと、巨大なシャルロットポワールなど、合計5個購入。
まず最初に、「アンカ」。アールグレイ紅茶のケーキです。
相変わらずエチエンヌさんはケーキのデザインが秀逸ですよねー。スタイリッシュで美しい。
このアンカ、以前からスペシャリテとして紹介されていて、かなり期待して食べました。
クリームがふんわふんわで美味しい!
紅茶の香りは思ったほどではなく、ほのかに薫る。全体としてはミルクたっぷりのロイヤルミルクティー味。すごーく美味しい!
さすがスペシャリテだけのことはあります。
次に、洋梨のシャルロットを。
衝撃のデカさ!
なんだこれ、なんだこれ!
半割の洋梨がどでん!と載っています。これ、洋梨決して小さくないですからね。
だから、下のシャルロットも必然的にかなりでかい。
そして、この洋梨を支えているのが、たっぷりの生クリーム。
もうなんか、すごいとしか言い様がない・・・
切ってみました。
中にも刻んだ洋梨が入っていて、ぬかりなし。
そして、中央のキャラメルクリームがすごく効いている。
洋梨とキャラメルって、鉄板の美味しい組み合わせなんだけど、ほんのり焦げた香ばしいキャラメル、すごく洋梨とマッチして美味しい。
それにしてもこんなにボリュームのあるシャルロット、めったにない。
大胆なあしらいに感動です。
そして、オベリスクスリーズタルトを。
これもフォルム美しいですねー。
断面。
多層的な構造になっていますが、バニラ・チョコ・チェリー入りタルト、というのが基本構造。
ちょっとフォレノワールっぽい組み合わせでもありますよね。でもタルトなのでちょっと違いますが。
これも、ミルクチョコとチェリーの甘酸っぱさがマッチして、とても美味しい。
胸キュンの味わい。チョコ+チェリーの組み合わせのケーキはいくつか食べましたが、かなり上位に来る美味しさです!
さて、ここから栗のターン。
まずはモンブランソレイユから。
トップに載った栗のでかいこと!
そして、切ってみると・・・
中にも一粒栗が。
このモンブラン、ひとつのケーキに栗2粒使ってる!
ここまでやるか?という栗たっぷりのケーキ。
そして、杏!この杏がねっとりと甘酸っぱくて、栗とマッチしてる!
杏いいですね杏。
そして、栗の渋皮煮は、甘さがほとんどない、もう栗そのものの味わいがたっぷりと楽しめる。ほっくほくです。
すごいなー。この栗へのこだわりは半端ないです。
そして栗もうひとつ、ミルフィーユマロンです。
こちらも巨大な栗が!
でも、このミルフィーユマロン、いちばん印象に残るのがパイ生地のサクサク感。かなり強く火入れしてあって、小麦粉の焦げる寸前の香ばしさが前面にたっている。これだけ大きい栗が載ってて、中にもマロンペースト入ってるんだけど、やっぱり主役はパイ、という、その本分を忘れていないところが素晴らしい。
すごく美味しい秋のミルフィーユです。
そんなわけで、エチエンヌの巨大なケーキ5つ食べて、おなかが苦しい。
栗充しましたよ!やっぱりエチエンヌさん最高です!