今日家を出る時に、行き先に迷ってました。
東京駅に行くか、立川に行くか。
よし!中央線上りか下りか、先に来た電車に乗ることにしよう!
と、ホームに降りたら、先に来たのは中央特快高尾行き。
これは立川に行くべしという啓示ですね!
中央特快だと約40分。立川着きました。
今回の目的は、伊勢丹立川店の「パティスリーモード」で突如開催されている「ミルフィーユコレクション」というお祭りに参加しようと思って。
立川伊勢丹、時々やるんですよねーゲリラ的なケーキイベント。
この間はモンブランばっかり勢揃いさせたりしてたし。
そして今回は一流パティスリーのミルフィーユがずらりと並ぶという。
しかもこれ、4/1〜4/8までの限定。
モンブランの時は行かれなかったのですが、ミルフィーユは行きたい行きたい!と思って。
伊勢丹立川店、でかいです!
そして、駅出てすぐのところに、立川のゆるキャラがごあいさつ。
可愛い!
パティスリーモードのミルフィーユまつり、ミルフィーユばかり8種類が並んでいて壮観。
当然全部は買えないので、厳選して4つ購入。
そして、帰りにちょこっとフジウにも寄って、ちょこっとケーキ購入。
帰りは国分寺で中央特快に乗り換えて帰ってきました。
今回のミルフィーユまつりで購入したミルフィーユ!
これだけミルフィーユばっかり並ぶと、勢揃いの集合写真も撮りたくなり、お皿に並べてみました。
こうしてみると、それぞれのミルフィーユがどれも独自性がある。
さすが名パティスリーの名品揃いだけのことはありますね!
まず最初に高円寺ラブリコチエの「ミルフィーユ・オ・フレーズ」から。
これは上に網状のパイが載せてある独特の形状。持って帰って来る間に落ちちゃわないか心配でしたが大丈夫でした。
ラブリコチエさんのミルフィーユは、パイがさく、ほろほろっとした軽さで、上の網状パイなんかは手で持とうとしたらパラパラっと崩れてしまいました。
カスタード(クレーム・パティシエール)は黄色が強いもので、ポテっとした濃厚なもの。その濃いカスタードをいちごのフレッシュな水気が中和していて、全体としては軽く食べられるけど、満足感は高いです。
春のミルフィーユまつり、いきなり高得点出ました!
次に、ル・アントルメ国立の「ミルフェイユ」。
このミルフィーユも独特ですねー。パイで挟んでいるけどフレジェのような形状。どちらかというといちごとカスタードを楽しむケーキになっているようです。
上下の薄めのパイは、でもザクザクっとした無骨な食感。塩気もつよい。中のカスタードはやわらかめの軽めなので、潰れないように切るのがちょっと大変。
このミルフィーユは、見かけよりはだいぶしっかりした味でした。
次、ついに買っちゃいましたフレデリック・カッセルのミルフィーユ・ヴァニーユ。
フレデリック・カッセルのミルフィーユは銀座三越にお店出てきてから気にはなってたのですが、ちょっと高すぎるという理由でスルーしてました。
でも「世界一のミルフィーユ」も今回試金石として買ってみようと。
はてさて、他のミルフィーユの倍の値段の超高級ミルフィーユのお味は・・・
!カスタードが濃厚!濃厚というか、バニラを惜しげも無く使ってるのが分かります。
このカスタードはかなりいいですね。
でも、パイは普通かな?さっくり軽め。これでパイがもう少しカリッとしてたら大満足なんだけど、ちょっと惜しいなー。予想よりは美味しかったですが。
最後、カカオエット・パリのミルフィーユ。
これまた独特の形状。パイが横倒しになってるんですよね。
前にも書いたのですが、自分はミルフィーユ食べる時に(可能であれば)横倒しにしてナイフでザクザク切って食べるのですが、最初から横倒しになってれば切りやすいですよね。
カカオエット・パリのミルフィーユはパイが見かけに比べてややしっとりとした食感。カスタードは量少な目なので、パイがメインのミルフィーユですが、美味しいけどもうちょっとパリっと感が欲しかったかも。
ということで、ミルフィーユまつり、4つ食べてみました。
どれも美味しかった!さすが名パティスリーの高クオリティーミルフィーユでした。
ただ・・・今回はパイがザクザク・カリカリの食感のものがなかったのがちょっと残念な部分も。
ピュイサンスのミルフィーユ
エーグルドゥースのミルフゥイユ
ドゥー・パティスリー・カフェのミルフィーユ
みたいな、もうひれ伏すしかない、という鮮烈なミルフィーユがちょっと恋しかったり。
そして後半戦、夜ご飯にフジウのケーキを食べました。
フジウも春のケーキがいくつか出ていました。
このダイアリーにコメントをくださるたかねっこさんオススメのケーキもあったので、いろいろ買っちゃいました。
まずは、春ケーキ、シャルロット・ポワール。
切ってみました。
洋梨の果実は入っていないみたい。ムースに入ってるのですね。
そして、ちょっとお酒も感じられる。
どちらかというと大人びたシャルロット・ポワールです。
藤生シェフご自身の名前をつけたケーキ「フジウ」。
チョコレートが漆のよう。
断面。
濃厚なチョコムースにチェリーがごろんと。
かなり重めのケーキです。チョコ好きにはたまらない。
チェリーがもう少し酸っぱいと中和の効果が高まったような気はしましたが、
さすがシグネチャーのケーキ。
そして、たかねっこさんが以前から激推薦していた「タルト・ペイザンヌ」。ようやく買えました。
これは、見たとおりシブーストクリームがたあっぷり。上がちょっと焦がしてあります。
シブーストはやわらかめのマシュマロぐらいのふんわり軽さ。しっかり甘くて、メレンゲ好きの自分にとっては夢の様な甘々世界。その甘々をさっぱりさせているりんご。
さすが推薦してくださるだけのことはある。すごく美味しいです。
最後は焼き菓子系のカシス・ドゥ・シュクレ。
渋いですよねー。
これ、切ってびっくりしたのですが、
カシスの粒がゴロゴロはいってる。
これいいわー。これ美味しいわー。フジウらしい、じんわりとした美味しさ。
という感じで、今回の立川ミルフィーユまつりとフジウのケーキでした。
それにしても立川伊勢丹、パティスリーモードもあるし、常設店もいい店入ってるし、お昼にはテナントのお惣菜店がこぞってお弁当を販売してるんですよね。それが全部500円!
ほんとフードパラダイスです。もうちょっと立川近いといいんだけどなー。