8月最初のケーキは、フジウにしました。
実は自分、フジウのコンフィズリーの詰め合わせは以前楽天経由で購入したことがあって、
こんなのが届きました。
可愛いでしょ?可愛いでしょ?
確か↓で間違いないと思う。
だけど、生ケーキはまだ食べたことなかったのです。
フジウはマパテをはじめ、催事によく出てくるので、いつでも食べられるかなーなんて思ってて。
でも、このたびちょっと考えを改めて、ケーキ買いに行ってくることにしました。
マパテ、通常3つある冷蔵ショーケースのうち、2つは焼き菓子とコンフィズリーのスペースになってた。やっぱりフジウといえば多彩なコンフィズリーが有名ですものね。
でも、ケーキも7〜8種類ぐらい並んでたかな。
派手さはないけど、美味しそう。
4つ選んで買って来ました。
トランシュ・ノワゼット。
茶色です。
茶色いケーキって、いいですよね。フォトジェニックではないけれど、美味しそう。
ということで、食べてみました。
ノワゼット=ヘーゼルナッツの香ばしさがふわっと広がります。
美味しい!
バタークリームも美味しいし。
薄くはさんであるチョコの層も効いてる。
なによりも、ダックワーズのようなヘーゼルナッツの生地がシャクッシャクッという軽快な食感で、食べてて気持ちいい。
これはうまいわー。
モンブラン。
けっこう大きめ。そして上にドンとマロングラッセが載っかってます。
断面を撮ろうとナイフで切ったところ・・・
倒れちゃいました。
どうやら上のマロングラッセが重くて支えきれなかった模様。
どれどれ・・・
下の台は焼きメレンゲ。この焼きメレンゲはかなり軽くて、シュワっと溶ける。
まあそれもあって倒壊しちゃったのですが。
マロンペーストは和栗とのことなのですが、これ、なんか懐かしい味!
今風のモンブランの味にプラスして、昔の「真っ黄っ黄」の時代のモンブランの味がする。
昔のモンブランって、もうあんまり売ってないけれど、あれはあれで美味しかったと思うのです。幼少時の原体験。
はからずもそれを想い起こしました。
イスタンブール。
実物は写真よりも上の緑がきれいです。
ピスタチオとチョコのケーキ。
これも間にバタークリームはさんであって、バタークリーム大好きっ子さんとしては嬉しい限り。
お酒もちょっと効いていて、クラシカルなたたずまい。
ピスタチオはもうちょっと前面に来てもいいような気はしましたが、あえてガッツリ行かないのが矜持なのかもしれません。
最後、バスク・オ・マロン。
フジウのガトー・バスクは評判いいみたいなので、期待して食べました。
うーん。美味しい。
生地の目がみっしり詰まってる。ナイス&スムーズ。
こういう焼きっぱなし系のケーキは、えてしてパサパサしてて、口の中が乾燥したりするのですが、ここのは水なしでも食べられるんじゃないかと思うほどなめらか。
香りもとても良いです。
フジウのケーキ、クラシックの良さを感じさせました。
クラシックというと古めかしいイメージかもしれないのですが、確かな腕をもってすれば、クラシックなお菓子でもじゅうぶん今に通用するということが言いたいのです。
そして、その技術や見識をさりげなくケーキにのっけてる感じが、すごくいいですね。
今更かもしれないけれど、フジウのケーキ買ってよかったです。