梅雨あけました!あけましておめでとうございます!
夏です。夏なんです。
夏はどうしても洋菓子屋さんは商品が売れない時期。
最近は夏はヴェリーヌを前面に出したりして、夏に対応しているお店も多くなってきましたが。
そんなこともあり、7・8月は強行軍のケーキツアーはしばしお休み。
デパ地下のケーキや近所のケーキ屋さんで手近にしようかと。
ということで、行ってきました。曙橋。
四谷に引っ越してきてもう数年ですが、曙橋あんまり行ってなかったんですよ。
特に理由はないのですが。
でも、曙橋にウェンディーズがオープンしてからは、ちょくちょく行くようになりました。
そして、曙橋のケーキ屋さんといえばラ・ヴィ・ドゥース。
ラ・ヴィ・ドゥースはもう10年以上前に一度訪れたことあります。
その時は、バレンタインの義理チョコのお返しのホワイトデーギフトで
ギモーヴを買いに。
その当時はまだギモーヴなんてしゃれたお菓子、あんまり売ってなかった。
それを買いに遠路はるばる曙橋まで行ったのです。
ギモーヴ以外にももちろんケーキも買いました。
家に帰って食べてみましたが、ギモーヴはすごく美味しかった。
生ケーキは、スペシャリテのバッカスはかなりグッド。それ以外はあんまり印象に残らなかったかなー
でも、それから10年以上。多少はケーキ経験値も上がっていると思うし、当時とはまた違う感想を持つかもしれない。
どうだろうね。
四谷→四谷三丁目→曙橋と、炎天下テクテクと歩いていきます。
そして、まずは曙橋のウェンディーズへ。
そこで軽く腹ごしらえしてから、いよいよラ・ヴィ・ドゥースへ。
曙橋駅からは約5分。
大きな店です。
店内はイートインスペースもあり。
ショーケースには焼き菓子からロールケーキ、プリンといったベーシックアイテム、それにヴェリーヌもあり、一方でフォレノワールやモンブランなどもあり。
その中からケーキ4つと、表面をキャラメリゼしたシュークリームというのを売ってたので、それも。
合計5個で2000円いかなかった。まあ良心的。
そして、また炎天下を家までテクテクと歩いて帰ってきました。
まず最初は、「デリス」。
かわうい!
断面。
バニラとラズベリーのムース。ふわふわ。やさしい甘さ。
もう少しラズベリーの酸味がキリッとしたほうが個人的には好みだけど。
そして、スペシャリテの「ラ・ヴィ・バッカス」。
断面。
ご無沙汰ぶりのバッカス、やっぱり美味しい!
ミルクチョコレートとオレンジコンフィの組み合わせは、王道中の王道だけど、オレンジコンフィが苦み走っていて、なめらかなチョコレートとコントラストをなしていて。
チョコ+オレンジはともすれば子供っぽい味になりがちだけど、これは大人向けですねー。
素晴らしいです。
メルベイユ・パンプルムース。
これ、どう見てもムラングシャンティ。
ムラングシャンティなら買うしかない。
ということで買ったのですが、果たして・・・
片側の焼きメレンゲをはずしてみます。
あれ、スポンジケーキが・・・?
スポンジケーキに挟まれて、生のグレープフルーツのかけらが。
うーん?
ムラングシャンティとグレープフルーツ、正直あんまり合わない。
グレープフルーツの水分を焼きメレンゲが吸っちゃまずいからスポンジケーキが挟んであるんだろうけど、そこまでしてグレープフルーツ入れる必要が?
うーんうーん
モンブラン。
和栗と洋栗の両方をつかているそう。
断面。
こちらもスポンジケーキですね。スポンジケーキ好きですね。
中につまったカスタードクリームには栗が混ぜてあるみたいなんだけど、ちょっともっさりした食感。
マロンペーストはなかなかなんだけど、カスタードとスポンジではその重さを支えるには不十分な気がする。
最後。ドゥース(苺のシュークリーム)
これ、見かけはエーグルドゥースのカスレットそっくり。
カスレットはバナナだけど、こっちはイチゴ。
どうだろ。
切ってみました。
イチゴちょい小さい。まあ旬ではないしね。
でも、これは美味しい。表面キャラメリゼしてあるケーキ大好きだし。
カスタードもなかなか濃厚で。
シュー皮はもっとゴツゴツしててもいいような気はするけど、まあこれはこれで。
ということで、10数年ぶりのラ・ヴィ・ドゥースの再会、やっぱりバッカスは美味しい。それ以外は、ドゥース(苺のシュークリーム)はわりと美味しかった。
まあ曙橋はこれからもちょくちょく行くので、もう少し涼しくなったら、今度はフォレノワールあたり挑戦してみようかな。