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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


サロン・デュ・ショコラ2013年

今年もやってまいりましたサロショコ。
正直、もうあんまり嬉しくない。
あの混雑ぶりがもう、うんざりで。
伊勢丹の6階催し物会場は、この祭典を行うのにふさわしい会場なのか?
オペレーションに問題はないのか?
もう11回め。そろそろいろいろ考えなければいけない時ではないのか?と思います。
自分はといえば、大行列必至の有名ショコラティエのチョコレートは最初から捨てて、イートインで出来立てのお菓子を食べて、パリセヴェイユのケーキを買って帰ろう・・・と最初から決めてました。
パリセヴェイユ、アルノーさんとの師弟愛から友情出店しているのですが、去年はみんなノーマークだったみたいで、全然余裕でケーキ買えた。
昨年のサロショコの記事:

だから、多分今年もそれほど並ばずに買えるんじゃないか?
そう思って、開店前行列には加わらずに、10時10分頃会場にin。
まず最初に訪れたのがアンリ・ルルーさん。
今年の目玉は「クイニーアマン」。
なるほど。ブルターニュつながりですものね。
今までなかったのが不思議なくらい。
しかも、このクイニーアマン、中にCBSキャラメルが入っているとのこと。
これは食べないと!
ルルーさんのブースには人が数人。行列というほどのことはなく、すぐに買えました。
店内では、オーブンを持ち込んで大量のクイニーアマンを焼いてます!

これなら品切れの心配は無さそうですね。
「クイニーアマン・オ・CBS」、1個、3個入り、6個入りの3パターンで売っていました。

1個から買えるのは嬉しい。315円払って購入。


これが「クイニーアマン・オ・CBS」です。

小さい!すごく小さい!
横から見たところ。

裏はカリカリにキャラメルになってます。

食べてみました。

カッリカリのサックサク。バターの香りがただよって、すごく美味しい!
うーんさすが。
でも小さいけど。
CBSキャラメルは入ってるかな?うん、入ってる入ってる!というぐらいの量。
もう少し奮発してもらえると嬉しかったけど315円だからねえ。
でも、やっぱり出来立ては最高ですね。食べる場所ないんだけど、できればその場で食べて欲しい。


次に向かったのはテオブロマ。
テオブロマでは今年は「ショコフル」というものを実演販売していました。

「ショコフル」というのは、多分造語で、ショコラ+ゴーフル、ということだと思います。
これも1枚315円。1枚から買えます。

見かけは確かにゴーフル。けっこう大きめ。

でも、生地はサックリというよりしっとり。クレープみたいな柔らかい生地です。
出来立てで、まだ少し温かかった。
食べてみました。

中にクランチーなチョコレートが挟まっていて、そのチョコがけっこう濃厚で美味しい。


実演販売、他にもピエール・マルコリーニのショコラショーとか、青木さんの焼きマカロンとかいくつかあったのですが、今年はこのぐらいにして、いざパリセヴェイユのブースへ。時間は10時20分ぐらい。
・・・と、到着すると、行列が!
その行列、階段下まで続いてる!
あわわわわ・・・
ちょっと余裕こいてしまった。こんなことになってるとは・・・
あわてて最後尾に。
あっれー?みんなチョコ買いに来たんじゃないの?
ケーキ買ったら普通撤収しなきゃいけないから、買うとしても最後にするんじゃないの?
おっかしーなー・・・と思いながら、待つことに。
・・・・。
行列、全然動かないけど?
なんなんだ。
次第に焦りだす自分。
その後も行列は少しづつしか動かない。
牛歩戦術。
じりじりしながら、ひたすら列が動くのを待つしかない。
・・・・。
で、結局ケーキのショーケースにたどり着いたのが、11時50分。
うわあ、1時間半も待ったのか・・・
そして、その待っている間に、限定ケーキ「サントノーレ・パリ-トウキョー」はというと

マジか!!
ということは、開店と同時にドンで並び始めた人じゃないと購入できなかったということか・・・
なんでそんな人気なんだ?解せぬ。
でも、自分のお目当てのパリブレストはまだ残ってた。それが救い。
その他、ケーキ合計4つ購入して、会場を脱出。
それからアニメイトに寄ってディスコミ新装版4巻を購入して帰ってきました。


今回購入したケーキ。
まずは、今回のサロショコ限定ケーキのパリブレスト。
パリブレスト、全然チョコ関係無いじゃん!と思いつつ、大好きなケーキなので買えて嬉しい。

パリブレストのお約束としてドーナツ状のホールケーキをカットした形が一般的なんだけど、ここでは小さなシューを4つ並べた形。スタイリッシュ。
シューはやや塩気がある。これもパリブレストのお約束。
クリームのナッツ感も申し分なし。
中にはキャラメリゼしたヘーゼルナッツ入り。カリカリ。


サントノーレ・ショコラ。
「サントノーレ・パリ-トウキョー」は買えなかったけど、こっちでも別にいいかな、と強がりを。

こちらはたっぷりチョコレート。
断面。

たっぷりのチョコクリーム。タルト台の中にもチョコレートが。
これ、食べてみましたが、上にたっぷり載ったチョコが、甘さを極限に抑えてあって、チョコの苦味と酸味がすごい。チョコというよりカカオ!ですよこれ。
タルト台のチョコはもう少し甘くて、全体を一緒に食べるとちょうどよいバランスになってる。
でも濃ゆいなあ。チョコの祭典にふさわしいサントノーレです。


アンディモンシュ・ア・パリ。これも変わったフォルムの、スタイリッシュなケーキ。

外側からはどんな味のケーキなのか想像つきませんね。
切ってみました。

中に見える黄色いの、これ、実はパイナップル。
このケーキはチョコとココナッツとパイナップルのケーキでした。
ココナッツとパイナップルは組み合わせとしてよくあるけど、チョコを合わせてくるか〜〜
美味しい!
伝統と革新。クリエイティヴだけどしっかり美味しいというパリセヴェイユらしいケーキです。


ミスアナベル。これもすごい形のケーキだ。

チョコのケーキだということはわかるけど、中は一体どうなってるんだ?
ということで表面のチョコを剥いでみました。

何やら赤い部分が・・・
なんだろう、ラズベリー?
いえいえ、これ、いちごだそうです。
チョコとイチゴ!アポロチョコ!大好き!
ここではチョコはそれほど濃厚ではなく、いちごの甘みと酸味がじゅうぶんに発揮された、食べやすいイチゴチョコケーキになっています。
うまいなー


・・・ということで、パリブレストとチョコケーキ3つ。
どれもさすがの美味しさでした。
「サントノーレ・パリ-トウキョー」を買い逃したのは痛恨ですが、もう一度行列して買い直す予定はなし。
この借りは来年のサロショコで返す!
来年、もし出店してくれるのであれば、今度こそ開店同時に行列に並んでゲットします!